【ライブレポート】天晴れ!原宿、3周年記念ワンマンで見せた決意「もっと7人で上に行きたいと思います」
Pop'n'Roll 編集部
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天晴れ!原宿が、2019年7月2日に渋谷CLUB QUATTROで<3周年記念ワンマンライブ~この先へ~>を開催した。
天晴れ!原宿<3周年記念ワンマンライブ~この先へ~>|渋谷CLUB QUATTRO(2019年7月2日)
2016年7月2日のお披露目からちょうど3周年の記念すべき日となったこの日。
天晴れ!原宿は、9月18日にキングレコードから「あっぱれサマーっ!!」をリリースし、3回目のメジャーデビューを果たすことも決定しており、会場には彼女たちの3周年と新たな展開を祝うため、多数のファンが詰めかけていた。
SEが流れると、ファンの大歓声の中、巨大な招き猫の置かれたステージにメンバーが登場。ステージには、誕生日パーティを模した飾りつけも施されていた。
3周年ライブは、“虹をかけろ!”とファンの激しいコールで幕を開けた。2016年から歌われてきた「アッパレルヤ!!」や「アイネクライネ幼き恋だね」のイントロが流れると、ファンの歓声は限りなく雄叫びに近いものとなった。
MCを挟んで、天晴れ!原宿が最初期から歌ってきた「ハジマリのアイズ」へ。「超絶スーパーLOVE!」「Our Music」「幽玄テリトリー」と、初期の楽曲が立て続けに披露された。
そしてサプライズで、村カワ基成の作詞作曲による新曲「えいりあん・えいりあん」を初披露。村カワ基成は、BABYMETALの「ド・キ・ド・キ☆モーニング」の作編曲でも知られている作家だ。「えいりあん・えいりあん」は、「あっぱれサマーっ!!」のカップリングとして収録される。
藍井すずの“もっと熱くなりたい!”という煽りから、2019年5月に日本コロムビアからリリースされた2回目のメジャーデビューシングル「アッパライナ」へ。「カラフルミラクルディスカバリー」に続く「キミだけのワンダーランド」では、天晴れ!原宿のステージ上の動きに合わせて、ファンも一斉にフロアを右に左に動いた。そして「汽水ガール」、2017年にOTODAMA RECORDSからリリースされた1回目のメジャーデビューシングル「君の眼球ごし救いたまえアイドルよ」では、しっかりとした歌声も響かせた。
MCでは、結成時からのオリジナルメンバーの朝比奈れいが“天晴れ!原宿が3年間も存在しているのも、みなさんのおかげです。ありがとうございます。足を運んでくれて嬉しいです。いろんなことがあったのねー”と言うと、同じくオリジナルメンバーの成実みくが“言葉では言い切れない。楽しいんですけど、つらいこともあって。3年前にデビューしたメンバーはれいとみくしかいなくて、みんなを何回も悲しませてしまったと思うし。メンバーが1人、2人と卒業するにつれて、天晴れ!原宿というグループがなくなってしまうんじゃないかと思ったけど、オーディションで入りたいと言ってくれる子がいて、今こうして可愛い可愛い5人がいて、7人でステージに立てています”と述べ、2018年3月にお披露目された藤宮めい、永堀ゆめ、七瀬れあ、2018年12月にお披露目された工藤のか、藍井すずの顔を眺めた。すると、朝比奈が冷やかすように“みく、ママみたいだね”と一言。その朝比奈も、“本当にいい5人をもらっちゃったなと思うんです”と涙ぐんだ。成実は“加わってくれた仲間の「入って良かった」という言葉が嬉しくて。天晴れ!原宿がなかったら出会ってなかったし、れいちゃんが残ってくれて良かった”と涙ながらに語った。朝比奈は“もっと7人で上に行きたいと思います”と抱負を語り、成実は“感謝の気持ちを込めて歌います”と述べ、本編最後に「この先へ!」が歌われた。
アンコールを受けて天晴れ!原宿が再びステージに登場すると、「パレリラパレリラ」がスタート。そしてMCでは、「あっぱれサマーっ!!」のMV公開、ラフォーレ原宿でのポップアップストアのオープン(7月30日~8月12日)が発表された。
また、8月19日の主催イベント<エンドレスサマー>の第1弾出演者として、天晴れ!原宿、Pimm's、アキシブproject、煌めき☆アンフォレント、真っ白なキャンバス、ナナランド、Benjamin Jasmine、まねきケチャが発表されると、フロアからは歓声が起きた。さらに、<天晴れ!原宿 あっぱれサマーっ!! 夏!!! 延長!!!! ツアー2019>の10月からの開催も発表され、話題に満ちたアンコールとなった。
その勢いのまま、メンバーもファンもタオルを振る「あっぱれサマーっ!!」へ。現在の天晴れ!原宿のフロアの熱さを体感させながら3周年ライブは、幕を閉じた。
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