【ライブレポート】田村芽実、“第2章”の幕開けとなった渋谷の夜「1人の歌手としてこんなに大勢の方の前に立てて嬉しい」 田村芽実2ndワンマンライブ<ワタシノアカシ♡>|渋谷WWW X(2019年6月30日)
Pop'n'Roll 編集部
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田村芽実が、6月30日(日)に渋谷WWW Xにて2ndワンマンライブ<ワタシノアカシ♡>を開催した。
田村芽実2ndワンマンライブ<ワタシノアカシ♡>|渋谷WWW X(2019年6月30日)
撮影:原田京子
今年1月に行なった初のワンマンライブに続いて、今回もソールドアウト。着実に成長を続ける、田村芽実“第2章”の幕開けとなるに相応しいプレミアムなステージとなった。
この日は、3月にリリースしたミニアルバム『Sprout』の収録曲を中心に、彼女が大好きな曲をカバーするYouTube企画「田村芽実 COVERS」で歌唱した名曲などを取り入れたセットリストに。
中盤には、この日1番のサプライズとして、新曲「舞台」を初披露。本作はシンガーソングライター吉澤嘉代子が田村芽実のために書き下ろしてくれた楽曲で、タイトルが「舞台」であることが発表されると、会場からは大きなどよめきが起こった。もともと田村が吉澤嘉代子のファンであったことがきっかけで、田村が楽曲のオファーをし、吉澤による書き下ろしたが実現。“舞台において、役と1つになる苦しみと喜び”をテーマにした楽曲となった。
“大好きな吉澤嘉代子さんの曲の世界の住人に、いつかなりたいと思っていたので、とても嬉しいです。吉澤さんとお話しをしたり、私が出演した作品をDVDで観て書いてくださったので、私にぴったりの作品になったと思っています”
YouTube でも大評判となった「お祭りマンボ」(オリジナル:美空ひばり)は、原曲よりテンポを速めた田村芽実バージョンで、その超絶な歌唱力をライブでも発揮。客席からも“ワッショイ、ワッショイ” の掛け声が起こり、最高潮の盛り上がりを見せた。
場内の興奮冷めやらぬ中、2ndシングル「魔法をあげるよ ~Magic In The Air~」、続いてアルバムのラストを飾った「歌が咲く」。田村自身のストーリーが投影され、これからも歌っていくという決意が込められた楽曲で、場内を感動で包み込み、歌の花を咲かせた。
鳴り止まぬ“めいめい”コールに応えて、ソロデビュー曲「輝いて ~My dream goes on~」を力強く披露。新曲「舞台」をもう1度歌唱し、2回目のワンマンライブは、幕が閉じた。
“歌手としての私はまだ未熟ですが、今日はこうして、1人の歌手として、こんなに大勢の方の前に立てて嬉しいですし、この<ワタシノアカシ♡>は、初の東名阪ツアーになったことが本当に嬉しいです。これから新曲のイベントなどもあるので、またみなさんとどこかでお会いできることを楽しみにしています”
新曲「舞台」は、8月21日にリリースが決定。そのほかの収録曲の詳細は、後日発表となる。初回限定盤Bには、本公演<ワタシノアカシ♡>のライブ音源の一部を収録したCDを付属。
なお、多くの要望に応えて、追加公演として自身初の名・阪ワンマンライブが決定。日程は、9月7日(土)大阪・ESAKA MUSE、9月8日(日)愛知・Rad Hall。
女優・田村芽実は、ミュージカル<ラヴズ・レイバーズ・ロスト -恋の骨折り損 ->(2019年10月から)、ミュージカル<ヘアスプレー>(主演:渡辺直美/2020年6月から)に出演が決定。<ヘアスプレー>では、主人公のライバル役を演じる。
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