市川美織、桃月なしこ、駒形友梨、舞台<あの花>製作発表に登場! キャラクタービジュアルで意気込みを語る
Pop'n'Roll 編集部
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舞台<あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。>2023の製作発表が、6月15日(木)に博品館劇場で行なわれ、河原田巧也、市川美織、桃月なしこ、駒形友梨、須賀裕紀、脚本・演出の畑雅文、プロデューサーの片岡義朗が登壇した。
本間芽衣子役は、2022年版舞台でファンから多くの支持を得たNMB48/AKB48出身の市川が続投。さらに、安城鳴子役を桃月、鶴見知利子役を駒形、宿海仁太役を河原田、松雪集役を井阪、久川鉄道役を須賀が演じる。
本記事では、製作発表のオフィシャルレポートをお届けする。
舞台<あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。>2023製作発表
取材&文:嶋田真己
この日、キャストたちはそれぞれの役衣裳で登場。原作キャラクターの再現にもこだわっている同作だけに、それぞれのキャラクターの特徴が存分に感じられる姿を披露した。
市川は喉の不調で声が出ないため、コメントはホワイトボードに回答を記入する形で参加となったが、その回答を桃月や河原田が読み上げるなど、すでにチームワークもバッチリ。 特に市川と桃月は初演からの続投組とあって、息もぴったりの様子だ。 笑顔が溢れ、和やかなムードで進む会見から、最高の“超平和バスターズ”が出来上がる予感がした。
なお、この日の会見は欠席となった松雪集役の井阪郁巳からのコメントも到着した。
本間芽衣子(めんま)/市川美織:
2回目のめんま、とても楽しみです。なしこちゃんとは2度目の共演になりますが、“こんな美人さん存在するんだ! でも、中身はおじさん”という印象です(笑)。駒形さんもこれまた美人さんで、おっとりお姉さん。声が出るようになったらしゃべってね。この作品の魅力は……何も変わらないめんま。大人になる途中のみんな。変わっていく日々の中で、成長しつつ、何も変わらない大切さがわかった作品です! めんま可愛い。
宿海仁太(じんたん)/河原田巧也:
僕も、出演が決まる前からアニメを観ている『あの花』ファンの1人です。初めての主演で、じんたんとしてみなさまに感動をお届けしていくことにはプレッシャーもありますが、同時に役者として“やってやろう、かましてやろう”という気持ちも日に日に強くなっています。何度観ても、同じところで泣いてしまうほど素晴らしい作品です。畑さんとキャストのみなさんと一緒に濃密な稽古の時間を過ごして、不安が1ミリもないくらい自信を持ってお届けしたいと思います。ご期待ください。
安城鳴子(あなる)/桃月なしこ:
私は初演からの続投になります。初演ではプレッシャーも多かったですが、“あなるがあなるだった”と観た方に喜んでいただき、とても嬉しかったので、今回も前回以上のあなるをお見せできたらいいなと思っています。1日1日大切にして、最高の安城鳴子をお見せできるよう頑張ります。みおりん(市川)は可愛くてフレンドリーで、超いい子。めんまはみおりんにしかできないと思います。今はプライベートでも遊ぶくらい仲よしです。そして、今回、初めましての駒形さんとは趣味の話ですでに盛り上がっているので、これからのお稽古が楽しみです!
鶴見知利子(つるこ)/駒形友梨:
普段は声優として活動させていただいていまして、今回が舞台初挑戦となります。初めて大きな一歩を踏み出す機会が『あの花』という素敵な舞台で、すごい共演者の方々とご一緒させていただけることをとても嬉しく思っています。アニメの声優のみなさんが素晴らしい演技をされていらっしゃるので、それに恥じないような演技ができるよう頑張りたいと思います。ぜひ、私の勇姿を劇場で観ていただけたら嬉しいです(笑)。
久川鉄道(ぽっぽ)/須賀裕紀:
10年前から『あの花』の大ファンです。この作品の思春期の葛藤や友情、恋愛、劣等感、嫉妬心、それらを乗り越えてつまりは“バスター”していくところに惹かれました。アニメはもちろん、漫画、映画、小説、そして舞台それぞれの展開がありますので、舞台でどのように描いているのか、期待して楽しんでいただけたらと思います。この夏、最高の想い出をみなさんにお届けできるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
松雪集(ゆきあつ)/井阪郁巳(※会見は欠席):
お仕事の都合上、制作発表に参加することができず、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、6人揃った姿でみなさまの前に立てるのが『あの花』という作品をみなさまにお届けできる日(本番)までのお楽しみにできる!!というポジティブな方向に考えていただければ幸いです。 世界中の方々から愛されている作品ということでプレッシャーも少し感じていますが、これから共演者のみなさんと稽古を重ね誠意を持って素敵な作品を作り上げていきたいと思いますので、楽しみにしていただきたいと思います!
脚本・演出/畑雅文:
今回の舞台のテーマは“襷を繋ぐ”。 『あの花』は、これまで10年以上に渡ってさまざまな形で展開していますが、これから先もきっと長い年月、紡がれていくと思います。 自分もその年月の中で“繋いでいく”という役目を担ったと思っていますので、しっかりと職務を全うしていきたいと思います。 今回は、再演となりますが、初演の焼き直しではなく、新しく生まれ変わった舞台<あの花>2023をお見せしたいと思います。 作品を全体通して“これが魅力なんだ”と感じていただけると思いますので、素材そのものを受け取っていただけたら嬉しいです。 秩父が聖地となっていますが、今回は、みなさんの故郷がそこにあると感じていただける舞台を目指します。
プロデューサー/片岡義朗:
私はこれまでプロデューサーとして、漫画やアニメを原作とするミュージカルや舞台を30年以上作り続けてまいりました。 今、振り返ってみると、それら作品は“戦い”がテーマであるという共通点がありました。舞台上にただ男性と女性がいて、ラブアフェアが起こる、ボーイミーツガールが起こるという作品は少ないんです。 激しい戦いではなく、じっくり味わいながら、泣いたり、笑ったり、人生を考えたりする2.5次元舞台を作りたくて企画しました。 原作は珠玉の名作です。 観れば必ず泣き、笑い、自分の人生を振り返る作品です。 劇場をあとにした時に、清々しい空気が漂ってきたと感じていただける舞台を用意しました。