工藤了(元ベビレ渡邊璃生)原作の朗読劇『遥か隣りで/遥か隣りでⅡ』が開催!

工藤了(元ベビレ渡邊璃生)原作の朗読劇『遥か隣りで/遥か隣りでⅡ』が開催!

Pop'n'Roll 編集部

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2019.06.29
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元ベイビーレイズ JAPAN・渡邊璃生が「工藤了」名義で創作したチャット小説『遥か隣りで/遥か隣りでⅡ』の2作品が、朗読劇として本日6月29日(土)に銀座九劇アカデミアで開催された。

朗読劇『遥か隣りで/遥か隣りでⅡ』|銀座九劇アカデミア(2019年6月29日)

今回の朗読劇では、工藤了本人の監修のもと、5月にキャストオーディションを実施。戦時中の地球の国プリンシピオに住むミト役に山崎果倫、地球から遠く離れた宇宙船に住むよかぜ役に佐野舞香、その同寮のあまね役に寄川未結が選ばれた。

上演後には、工藤了およびキャストによるスペシャルトークショーも実施。『遥か隣りで』作者の工藤了、ミト役の山崎果倫、よかぜ役佐野舞香、あまね役の寄川未結が登壇した。

朗読劇を演じるのは初めてという3人。演じてみた感想を問われると、山崎が「声だけでお芝居をするのが初めてだったのですが、声だけで気持ちや表情を伝えられるように、ひとつひとつの台詞に対してすごく考えました。工藤さんの言葉がとても素敵で、ここはこういう意味なんだと気づかされる部分が多く、感情移入しながらとても楽しく演じることができました」と語る。

原作者の工藤は、登場人物のよかぜとあまねが目の前に現れたらどちらを選ぶかと問われると、真剣に悩んだ結果、あまね派と答え、「誰かのために、何かをできる人って素敵ですよね」と理由を述べた。

ファンからの質疑応答では、作者・工藤了さんとして、演じてもらうキャストの方に指示をしたりしたのですか?」という質問も。

キャスト選びのオーディションから参加していた工藤は、イメージ通りのキャスティングが出来ましたと前置きした上で「私も朗読劇をやったことは無いのですが、一応演者として表に出ることがあったので、それぞれのキャラクターのイメージを伝えた上で、キャストさんの読みやすさ優先で演じてもらいました。」と自らのスタンスを語った。

ベイビーレイズJAPANが昨年9月に解散してから、初めて個人の活動として表舞台に登場した工藤了こと渡邊璃生。作家として新たな道を歩み始めた渡邊の今後に期待したい。

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