いぎなり東北産、<スタプラアイドルフェスティバル>でシンデレラグループに決定!

いぎなり東北産、<スタプラアイドルフェスティバル>でシンデレラグループに決定!

Pop'n'Roll 編集部

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2023.01.15
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ニッポン放送とスターダストプロモーションのアイドルセクション『スターダストプラネット』がコラボレーションしてお届けするイベント<スタプラアイドルフェスティバル〜今宵、シンデレラグループが決まる〜powered by スタプラアイドルラジオ>が、1月14日(土)に横浜アリーナにて開催された。

ももいろクローバーZをはじめとするスターダストプラネット所属アイドル全11組56名が出演し、同イベントでしか観ることができない夢のコラボステージを次々と披露。

本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

<スタプラアイドルフェスティバル〜今宵、シンデレラグループが決まる〜powered by スタプラアイドルラジオ>横浜アリーナ(2023年1月14日)

過去2度行なった同イベントでは全アイドルグループの中からたった1人の“シンデレラ”を決定していたが、今回は“シンデレラグループ”を決めることに。

私立恵比寿中学、TEAM SHACHI、超ときめき♡宣伝部、ばってん少女隊、AMEFURASSHI、いぎなり東北産、ukka、CROWN POP、B.O.L.T、播磨かながライブステージをくり広げたほか、さまざまな企画に挑戦し、最終的に獲得ポイントが1番高いグループが“シンデレラグループ”となる。

イベントは、前回のシンデレラ・橘花怜(いぎなり東北産)のソロステージで幕開け。グループの楽曲「線の物語」を元気いっぱいに歌い上げる。その勢いを続かせるように、アイドルたちのコラボステージへ。「真っ白片想い」(CROWN POP×いぎなり東北産)、「服を着て、恋をしたい」(いぎなり東北産×TEAM SHACHI)、「解凍ガール」(TEAM SHACHI×私立恵比寿中学)、「青春ゾンビィィズ」(私立恵比寿中学×B.O.L.T)、「夜を抜け出して」(B.O.L.T×ukka)、「Killer Lips」(ukka×AMEFURASSHI)、「Lucky Number」(AMEFURASSHI×ばってん少女隊)、「さがしもの」(ばってん少女隊×ももいろクローバーZ)、「白い風-ZZver.」(ももいろクローバーZ ×CROWN POP)と歌い繋ぎ、ファンはペンライトの色を次々と変え、それを大きく振ってエールを送る。最後は全員で超ときめき♡宣伝部の「すきっ!〜超ver〜」を歌い、オープニングを飾った豪華メドレーを締めくくった。

オープニングから、このイベントならではのコラボステージで会場のファンを総立ちさせたあとは、シンデレラグループを目指して10種目の企画で戦うことに。最初に行なうのは、「フリースローチャレンジ」。ステージに設置されたバスケットボールのゴールに、15秒の間で何本シュートを決められるかを競う。高城れにが欠席のため、この日の参加者の中で最年長となった百田夏菜子によるデモンスト レーションでひと盛り上がりしたあとは、各アイドルたちが本気でフリースローに挑戦。見事シュートを4本決めた、CROWN POPの藤田愛理にポイントが与えられた。

企画と企画の間には各グループによるライブステージを展開。登場順はくじ引きで決められ、その様子は会場内に映像で映し出され、1番を引き当てた私立恵比寿中学のメンバーは驚きの声を上げる。私立恵比寿中学は「ボイジャー」「イヤフォン・ライオット」「HOT UP!!」の3曲を、髪を振り乱すほどの全力パフォーマンスで披露。2番手のばってん少女隊は、ロックナンバーでステージを終えた私立恵比寿中学の雰囲気をガラッと変えて、祭囃子のリズムが特徴の「OiSa」から始まり、軽快なステップが心地よい「さがしもの」「御祭sawagi」を歌って独自の世界観をアピールした。

企画に戻り、続いては「モノボケチャレンジ」へ。テーブルにある小道具を使って、3人の審査員から得たポイントが1番高い者が優勝となる。玉井詩織がデモンストレーションで26点という高得点を出し、若干ハードルを上げてしまったが、後輩アイドルたちも奮闘。白衣と双眼鏡、スイカの被り物を使って独特すぎるボケを披露したいぎなり東北産の律月ひかると、箱とボトルを使って秀逸なボケを見せたTEAM SHACHIの秋本帆華が満点の30点を獲得。2人の所属グループには、1ポイントずつ加算された。

ライブパートに戻り、B.O.L.Tの出番へ。「One Life」「Make Up」「New Day Rising」「Please Together」と勢いのあるナンバーを、センターステージや花道などを駆け巡りながら元気と笑顔で届けた。続く、いぎなり東北産も、キラーチューンの「天下一品〜みちのく革命〜」を皮切りに、クールなダンスが魅力の「メタハンマー」、ファンを巻き込んで楽しめる「うぢらとおめだづ」という雰囲気の違う3曲で会場を盛り上げた。

再び企画のコーナーに。10秒ピッタリでトークを収められるのかに挑戦する「10秒CMチャレンジ」、同時に流れたスターダスト関連の5曲それぞれが何の曲かを当てる「5曲ミックス♪曲当てクイズ」にチャレンジした。

ライブパートの5番目に登場したのは、AMEFURASSHI。「Fly Out」「MICHI」「DROP DROP」で洗練されたダンスと歌声を見せて、ファンを魅了した。そんなクールな雰囲気を一気にキュートなものに変えたのは、CROWN POP。ダンスが楽しい「たけのこにょっき」、「夏キラリ ☆」「僕らの証」で元気いっぱいの歌声を会場に響かせた。

次の企画「大声チャレンジ」では、それぞれが大声で願望を叫ぶことに。大声自慢のグループ代表者たちは“パワー!”“ヤー!”など思い思いの掛け声を叫び、播磨かなが116dBという驚異の数字を叩き出した。

企画「スタプラオリジナル キャラクターをつくろう!アートチャレンジ」では、事前に各グループがオリジナルキャラクターを考案。その絵を“誰が描いたのかを伏せた状態”で開場時にスクリーンに映し出し、開演までにファン投票を実施。イベント開始前から、会場は予想合戦で盛り上がっていたが、最も票を獲得したのは、ばってん少女隊の瀬田さくらの作品。アイドルたちの間でも“可愛い!”と話題になっており、瀬田は“選んでくれてありがとうございます!”とファンに感謝を伝えた。

7番目の出番ということで、楽曲「トリプルセブン」でスタートしたTEAM SHACHI。曲中にファンクラブ入会を宣伝したり、彼女たちが拠点とする名古屋までの距離を伝えて、次の曲「東海コンプライアンス」へ進んだり、プログレ歌謡ロックナンバー「江戸女」を歌ったりと、TEAM SHACHIらしいステージをくり広げた。

ukkaは、体調不良で茜空と葵るりが欠席のため、この日は4人でパフォーマンス。2月から開始となる全国6都市を回るツアーは“6人で頑張ります!”とファンにしっかり伝え、4人でできる最高のパフォーマンスで「エビ・バディ・ワナ・ビー」「アフタヌーン・グラフィティ」「ukkaスタプラフェス2023メドレー」「ラブパレード」の4曲を披露した。

審査員に振付師のラッキィ池田を招いて送る「オリジナルダンスチャレンジ」では、事前に渡したオリジナル楽曲に合うように考えた20秒のオリジナルダンスをステージで披露。この審査のためだけに横浜アリーナへ来た池田の審査は、かなり“ガチ”。1人ひとりのダンスを見て、何かを一生懸命メモしていた池田が評価したのは、最後のキメポーズで強烈な変顔をくり出したAMEFURASSHIの愛来。ダンス自体の評価はもちろんだが、“違う意味でキラキラしていた”と評価ポイントを語っていた。

この日、後輩チームのサポートに徹底していたももクロ。フリースローやモノボケで大いに身体を張っていたが、ライブでは満を持してアイドルらしさを発揮。落語をふんだんに取り入れた楽曲「ニッポン笑顔百景〜ZZver.〜」ではセンスを活かしたパフォーマンスでファンを魅了し、話題の『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』とのコラボ楽曲「Majoram Therapie」では息の合ったダンスを披露。「走れ!-ZZver.-」では花道を練り歩く彼女らに、ファンはコロナで欠席となってしまった高城れにのメンバーカラー・紫にペンライトを染めて応援。

これまで獲得してきたポイントで優勝グループに目星がついてきたかと思いきや、「けん玉チャレンジ」では意外にも成功者が続出。さらに、運次第の「1/10をつかめ!くじ引きチャレンジ」では、TEAM SHACHIの秋本帆華が当たりを引いて2ポイントを獲得するなど、結果がわからない展開となった。

超ときめき♡宣伝部は、「ラヴなのっ♡」や「わがままプリンセス」「トゥモロー最強説!!」でのキュートなダンスで、パステルカラーにフリルのついたお姫さまのような衣装がヒラヒラと揺れた。トリを飾る播磨かなは、企画で着ていたピンクのジャージから着替えて、ブルーを基調としたワンピース姿で3B juniorの楽曲「勇気のシルエット」を感極まって涙を流しながらも、力強く歌い切った。その後、浪江女子発組合のメンバーも呼び込んで「ミライイロの花」を歌唱したあとは、いよいよ一気に3ポイントが得られる最後の企画 「全力ダッシュチャレンジ」に突入。エンドステージからメインステージの外周をダッシュし、そのタイムを競い合った結果、私立恵比寿中学の風見和香が13秒台という圧倒的な速さを見せ、4ポイントでこれまで首位を走っていたいぎなり東北産と同点で1位に躍り出た。

最終的に勝敗はじゃんけんで決めることに。2回のあいこを挟んで緊張感で会場が息を飲む中、シンデレラグループはいぎなり東北産に決定。その瞬間、いぎなり東北産のメンバーは全員で集まり涙を流しながら、喜びの声を上げた。

シンデレラグループに選ばれたいぎなり東北産には、ステージ上でもう1曲披露する機会が与えられ、全員で「シャチョサン」をパフォーマンス。シンデレラグループ誕生を祝う、会場の声に応えていた。

前回単独でシンデレラとなった同グループの橘花怜は、引き続きシンデレラグループの称号を手に入れて“前回シンデレラになったのも、メンバーの力があってこそだった。今回は胸を張って、いぎなり東北産がシンデレラですと言えるのが嬉しいです”と涙を流しながら喜びを語った。

最後は、出演アイドル全員で「We Are“STAR”」を歌い、5時間30分にも及んだ同イベントは幕を閉じた。

シンデレラグループに選ばれたいぎなり東北産は、本日1月15日(日)深夜3:00から『いぎなり東北産のオールナイ トニッポン0(ZERO)』の生放送を担当する。