SKE48［ライブレポート］Team KⅡオリジナル新公演＜時間がない＞開幕！「ここからまた新しい歴史をみんなで築いていきたい」
Pop'n'Roll 編集部
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SKE48が、12月11日（日）にSKE48劇場にて、SKE48 Team KⅡオリジナル新公演＜時間がない＞の初日公演を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
SKE48 Team KⅡ＜時間がない＞公演｜SKE48劇場（2022年12月11日）
今回の新公演は、SKE48オリジナル公演としては2009年の＜手をつなぎながら＞公演、＜制服の芽＞公演、2011年の＜ラムネの飲み方＞公演、2022年の＜愛を君に、愛を僕に＞公演に続く、第5弾のオリジナル公演。Night Tempoをはじめ、俊龍ら豪華作家陣が楽曲提供をし、タイトル曲「時間がない」をはじめとするすべての楽曲をSKE48の数々の楽曲の振り付けを手がけてきたCRE8BOYが担当した。
オープニング1曲目は「異形のダンス」。大きな黒い帽子をかぶり、無表情のパフォーマンスで今までにない演出での幕開けとなった。続いて披露されたのは、公演のタイトルにもなっている「時間がない」。
3曲目「ドント・ストップ・ミュージック」では、イントロでワンピースを脱ぎ、白色のアイドルらしい衣装で登場。岡本彩夏、中野愛理が激しく歌い出し、勢いは加速する。その後、「君は未来に試されている」の最後ではKⅡポーズで決め、鳴りやまない拍手に泣きそうになるメンバーもいながらも、江籠の曲紹介から自己紹介へ。チーム最年少の鈴木は“今日のために黒髪に戻してきました！”と話し、高校を卒業し派手髪で迷走していたが“黒髪が1番可愛いと褒めてください”と末っ子らしくおねだりをした。藤本は自己紹介で積極性を持つようにしたと話したが、“すごく緊張しているので、みんなで緊張しなくて大丈夫だよって言ってください”と呼びかけ、会場は温かい雰囲気に包まれた。
続いてはユニットブロック。1曲目は「転生しても好きでした」。羽をモチーフにした可愛らしい衣装に身を包んだ江籠裕奈、鈴木愛菜、中野愛理が登場すると、客席からは歓声が発生。続いて荒井優希、伊藤実希、北野瑠華による「Go for the Dream!!」では、3人が息の合ったパフォーマンスを魅せた。
「瞳の中にアップル」は“愛おしい”がテーマになっており、低身長である青木詩織、入内嶋涼、太田彩夏、川嶋美晴、藤本冬香が赤いパイピングが可愛らしい衣装でポップに甘い魅力をふりまいた。曲の雰囲気がガラッと変わり、岡本彩夏、日高優月、西井美桜の3名がライトに照らされデニム衣装で登場。ダイナミックなパフォーマンスで「プレシャス」を届けて、観客の視線をくぎづけにした。ユニットブロックのラストは、青木莉樺、水野愛理で「空の青さに理由はない」。圧倒的な歌唱力で魅せる水野と激しくギターをかき鳴らす青木が織りなすロックサウンドが印象的だった。
鳴り止まぬ拍手の中、MCでは青木詩織、荒井優希、北野瑠華が登場し、レッスン期間中の出来事、想い出をトーク。荒井は青木に感謝していることがあると話し、“おしりん、サブスクありがとう”と1曲ずつメンバーに送られてきていた楽曲を曲順に繋げて編集してくれたことにメンバーを代表し、感謝した。編集には2時間かかったらしく、青木は“編集せずに練習しろだよね”と笑いを誘った。
独特なイントロで始まった「ハートブレイカーズ」では、真っ赤なドレスに着替えたメンバーが妖艶にパフォーマンス。続く「MY BESTIE」では、1度ステージを後にしたメンバーがスタイルのよさを活かしたミニスカートに早替えし、ステージ前面の花道も使って、客席と一体になって盛り上げた。「Over the Top」はセンターの荒井を中心に力強く披露され、MC後は清楚なワンピースに着替えたメンバーが「We Don’t Have A Time!!」をしっとりと歌い上げて本編は幕を閉じた。
アンコールでは、派手な衣装を着てメンバーが登場。リーダーの太田、副リーダーの青木詩が歌い出し、「いいね、それいいね」を披露。続く「消えない虹を心にかけて」では積極的なアイコンタクトを取り、アイドルらしく笑顔で明るく締めくくった。
太田が代表して感謝の気持ちやこれからの覚悟を述べ、“（Team KⅡは）切っても切れない固い絆で結ばれています。まだまだ未熟な部分もありますが、まだまだ進化し続け、SKE48の武器となって前へ進み続けたいと思います”と、力強く宣言。
公演最後の曲は「僕らを繋ぐもの」。感極まったメンバーたちは涙を流しながらも歌い切り、大きな拍手の中、終幕した。
この公演の模様は、SKE48 LIVE!! ON DEMANDにてアーカイブ配信がスタート。
また、＜時間がない＞公演の楽曲を集めたアルバムが、12月21日（水）に発売。Night Tempoが楽曲提供した「異形のダンス」、「時間がない」、「ハートブレイカーズ」、「MY BESTIE」の4曲は、12月12日（月）より先行配信をスタート（アルバムの配信は12月21日）。
＜時間がない＞公演に対する自信と覚悟、そして本気度を示すアクションとして、12月25日（日）の公演では＜SKE48 支払い価格一任公演＞を開催することを発表。12月12日（月）より応募受付開始となり、公演に対するチケット料金を最低価格1円、上限価格を1万円として、観客に一任するという48グループにとって初めての試みとなる。また、この試みを告知する広告も掲示する。
コメント
Team KⅡ リーダー・太田彩夏：
たくさんの方々の支えがあり初日を16人全員で迎えることができました。本当にありがとうございます。
Team KⅡ＜時間がない＞公演は、特徴的なパフォーマンスや衣装、楽器を使用するなどの新しい挑戦やチームとして魅せる楽曲が多く、全員の気持ちを1つにして表現するのが課題ではありましたが、何度壁にぶつかってもみんなと一緒に乗り越えてきました。
誰がなんと言おうと今いるTeam KⅡは最強ですし、ここからまた新しい歴史をみんなで築いていきたいと思います。そして何より私たちは切っても切れない固い絆で結ばれているなと感じました。まだまだ未熟な部分はありますが、Team KⅡは進化し続けSKE48の武器となって前に進みつづけたいと思います！ そして、これからも私たちから目を離さないで、温かく見守ってくださると嬉しいです。ぜひ、SKE48劇場に足を運んでください！
Team KⅡ 副リーダー・青木詩織：
＜時間がない＞公演、ついに初日を迎えることができました！ 新公演のお話をいただく前から“大丈夫か”“心配だ”と、たくさん言われ続けたTeam KⅡですが、このレッスン期間にお互いの心の内をさらけ出し、“SKE48の武器になる”という目標を掲げることで、みんなで1つになることができました。真面目で控えめな子ばかりですが、みんな熱い気持ちを持つ最高のメンバーばかりです！ そして楽曲や振り付け、衣装、照明など、どれを取っても1番だと胸を張れる公演が出来上がりました。ぜひ私たちTeam KⅡと＜時間がない＞公演を観に来てください！
青木莉樺：
＜時間がない＞公演初日、Team KⅡ16人でステージに立つことができ、とても幸せです。悔しいことも悲しいこともありましたが、それ以上に嬉しいことだったり、メンバー全員の絆が深まったり、ダンスや歌はもちろん、ほかにもたくさん学ぶことがありました。この公演は今までにない挑戦をメンバーそれぞれがしていたり、今までにないような楽曲も多くジャンルも幅広いので、たくさんの方に楽しんでいただける公演じゃないかなと思います。初日で終わりではなくまだまだ可能性のある公演だと思っているので、ぜひこの先もずっと見守っていただけたら嬉しいです。長く愛されるような公演にします！
江籠裕奈：
たくさんの方の支えと協力があって今日の初日を迎えることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。16人全員でこんなにも長い時間を過ごしたのは今回の練習期間が初めてでした。きっと今までの私たちにはその時間が足りてなかったんだと思います。始めはウマくいかないことも多かったけど、お互いに認め合って みんなのいいところを積極的に口にできるTeam KⅡは最強だと思うし、私の自慢です！ 初日という1つのゴールは迎えましたが、長く愛される公演にできるようにこれからもみんなで究め続けていくので、ぜひ劇場に観に来てください！
日高優月：
新公演をさせていただけると決まった日から今日まで、さまざまな壁もみんなでぶつかりながら乗り越えてきました。それぞれの今のすべてを出し、16人全員が1つとなって今日という日を迎えることができました。みなさんの目にはどのように映ったのか反応が楽しみです。
今回の新公演に携わってくださったすべての方に感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました。いつも私たちの力となり、そばで応援してくださるファンのみなさま、これからのTeam KⅡにもぜひ期待していてください。
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