繭、高嶋香帆、野々宮ミカ、彩月貴央、官能短歌写真展<満たされず満たせずそばにいる夜に>出演決定!
Pop'n'Roll 編集部
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官能短歌写真展<満たされず満たせずそばにいる夜に>が、12月3日(土)~ 12月11日(日)にアトリエY原宿にて開催されることが決定した。
官能短歌写真展<満たされず満たせずそばにいる夜に>
今回の写真展は、脚本家・寺田御子と写真家・福島裕二による映像作品展。本展のために書き下ろした”官能短歌”をもとに、4編のラブストーリーを写真とショートフィルムで紡いでいく。
作品テーマは、”満たされない女たち”。31文字の外にあるままならない心と身体を映し出していく、ストーリー形式の新しい写真展。
等身大の女性たちの欲望と揺らぎ、細部に込められたフェティシズムを、被写体の心の奥まで写し撮る作風から“スピリチュアル・フォトグラファー”の異名を持つ福島裕二がレンズを通して余すことなく掬い取る。
出演者は、元人気ジュニアアイドルでモデルの彩月貴央、現在9社のCMに出演中の高嶋香帆、“大人ゲーマー女子”としてグラビア、バラエティ、女優とマルチに活躍する野々宮ミカ、『VOCE』美容モデルのグラビア女優・繭。
すべて福島裕二が撮影し、監督・脚本・演出を寺田御子が手掛ける。
コメント
繭「セレブ妻という新境地に挑戦だったので、ちゃんと様になっているか見てください」
――今回の撮影はいかがでしたか?
繭:
心から信頼している福島さんと御子ちゃんの最強タッグ、素敵な作品にならないわけがないとワクワクしながら撮影しました。御子ちゃんとの絡みは以前にも撮影で何回かさせてもらっているので、メイクさんにも“慣れてるね”と言っていただくほど安定感がありました♡(笑)
――今回の写真の見どころを教えてください。
繭:
御子ちゃんの生み出した短歌を、福島さんが写真、映像で表現するという新たな試み。福島さんが撮られるお写真は生きていて、お写真なのに動き出しそう……と何度も思ったことがありましたが、今回本当に動きます! 私個人の見どころとしては、セレブ妻という新境地に挑戦だったので、ちゃんと様になっているか見てください!
――短歌に興味はありますか?
繭:
今まではあまり持ったことがありませんでしたが、今回素敵な短歌の数々に触れて短歌の楽しさ、奥深さに目覚めた気がします。
――あなたのフェチを教えてください。
繭:
唇フェチです♡ 男女問わず、上唇が薄めで口角がきゅっと上がった唇にキュンとします!
高嶋香帆「個人に刺さるフェチズムが表現できていれば嬉しい」
――今回の撮影はいかがでしたか?
高嶋香帆:
カメラマンの福島裕二さんと、脚本家の寺田御子ちゃんとお仕事をさせていただくのは今回が初めてでしたので、とても楽しみにしていました。今回の作品はおふたりの持っている魅惑的な世界観に邪魔させていただいた感覚です。万人にではなく、個人に刺さるフェチズムが表現できていれば嬉しいです。
――今回の写真の見どころを教えてください。
高嶋香帆:
撮影中におふたりに褒められたことが、“悪い女の顔”でした。年下を弄んで楽しむような表現などほかでは演じたことがないキャラクターでしたので、楽しんでいただけますと幸いです。
――短歌に興味はありますか?
高嶋香帆:
綺麗な言葉の並びを見るのは好きです。御子ちゃんのように言葉を紡ぐお仕事はとても素敵だと思います。
――あなたのフェチを教えてください。
高嶋香帆:
美しいなと思うのは男女問わず屈託のない笑顔です。目が行くのは手。大きくゴツゴツした手はカッコいいなと思いますし、年齢を重ねて皺を刻んでいる手もその人の人生が垣間見れるようで好きです。
野々宮ミカ「楽しかった頃の想い出と今の感情の表情の違いを意識しました」
――今回の撮影はいかがでしたか?
野々宮ミカ:
どんな感じの撮影になるかドキドキしていたのですが、始まったら楽しくてあっという間でした☺
――今回の写真の見どころを教えてください。
野々宮ミカ:
楽しかった頃の想い出と今の感情の表情の違いを意識したので、そこを見てもらえたら嬉しいです!
――短歌に興味はありますか?
野々宮ミカ:
今まであまり触れてこなかったジャンルなのですが、今回の取り組みでとっても興味を持ちました!
――あなたのフェチを教えてください。
野々宮ミカ:
今までは首筋ーとか指ーとかだったのですが、最近は迷走してます!(笑) オススメなフェチあったら教えてほしいです!
彩月貴央「みなさま自身の感性で受け止めながら見ていただける作品かと思います」
――今回の撮影はいかがでしたか?
彩月貴央:
脚本・演出すべてが女性の作品に参加するのは今回が初めてでした。シナリオを読んだ時にとても心に沁みる感覚があり、撮影がとても楽しみでした。当日は、みなさんにベタ褒めされながらの撮影を初めて経験して、照れるのを我慢しながらお芝居しました(笑)。
――今回の写真の見どころを教えてください。
彩月貴央:
1つひとつの短歌のエピソードやコンテキストをじっくり味わえる映像と写真になっていたらいいなと思っています。みなさま自身の感性で受け止めながら見ていただける作品かと思いますので、そこを楽しんでいただきたいです。
――短歌に興味はありますか?
彩月貴央:
私自身小さいことから文章を書いたり読むのは好きで、短編を書いたり詩集なども読み漁っていました。ですが短歌は、より少ない定められた文字数の中で情景や感情を表現・連想させなければいけないので難しいですよね。今のところは読んで、妄想する専門家です(笑)。
――あなたのフェチを教えてください。
彩月貴央:
口角や歯並び、顎のラインを見てしまいがちです。特に口角フェチです。どちらかというと下がり気味の口角が好きです。変わっていますよね……(笑)。
寺田御子「作品を通して、あなたも、あなたの人生も美しいと謳っていけたらと思います」
言葉にならないものを心の底に沈めた時、私たちは歌を聴いたり、詩を読んだりするのでしょう。私にとってはそれが、物語を作ることでした。
脚本ではなく短歌を作るのは初めての試みですが、私は想像の余白がある短歌が好きです。手探りで作った31文字はなんだかさみしそうで、両手ですくえば指の隙間からこぼれ落ちそうでしたので、一首一首に寄り添うような写真とショートフィルムを作りました。短歌を添えることで写真に文脈が生まれ、ショートフィルムによって短歌の外の世界を体現できるのではないかというのが、本展の企画の出発点でした。
どうして“官能短歌”なのかというと、ロマンポルノが好きだからというのが1つの理由です。ロマンポルノでは10分に1回の濡れ場という制約が物語の推進力になっていて、情事の前と後とでは嫌が応でも関係性が変わってしまいます。その不甲斐なさがたまらなく愛おしく、本展のテーマを“満たされず満たせずそばにいる夜に”としました。私たちはままならない心と身体を抱えて生きていますが、作品を通して、あなたも、あなたの人生も美しいと謳っていけたらと思います。
開催にあたり、繊細な写真と映像で官能短歌の世界を作ってくださった福島裕二さんには大変お世話になりました。レンズを通してなにもかも見透かされているのではないかと思うほど、福島さんの撮った作品には心が溶け出していました。厚くお礼申し上げます。
そして、快くご出演いただいた彩月貴央ちゃん、高嶋香帆ちゃん、野々宮ミカちゃん、“あざといのにピュア”なヘアメイクでお世話になったmonmoさん、撮影をお手伝いいただいた湯澤祐紀さん、ギャラリー展示でお世話になった上野翔太さん、関係者のみなさまに心から感謝を申し上げます。
最後になりましたが、企画から長らく本展を支えてくださった繭ちゃん。私の創作活動は、美しい友人である彼女を撮りたいというのが発端だったりします。彼女の存在が私を誘惑し、突き動かし、導いてくれました。彼女がいなければこの写真展は成立しなかったでしょう。心から感謝を申し上げるとともに、引き続きラブコールを送らせていただきたいです。