透色ドロップ[ライブレポート]初の秋ツアー完走「今が最強だっていつだって証明します!」
Pop'n'Roll 編集部
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透色ドロップが、11月19日(土)にStudio Mixaにて<透色の秋 全国ツアー2022>ファイナル公演を開催した。グループ初の秋ツアーは、9月3日に東京でスタート。新潟、福岡、愛知、大阪、宮城を巡り、再び東京に戻ってきた。ファイナル公演は、新衣装お披露目と、11月16日にリリースした新曲「僕らの轍」初披露を含む持ち曲全20曲披露を事前告知して話題に。また、YouTubeで無料生配信も行なわれた。本記事では、そんな同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
透色ドロップ<透色の秋 全国ツアー2022>Studio Mixa(2022年11月19日)
ステージの背景にツアーロゴと一輪花が吊るされた華やかな装飾で観客を迎え、Overtureとともにメンバーが登場。ライブは「きみは六等星」でスタート。続く「ネバーランドじゃない」とハッピーな曲で盛り上げる。
今日の意気込みでは“最高な思い出を作りたいです!”(瀬川奏音)、“緊張を吹き飛ばすように頑張ります!”(橘花みなみ)、“20曲、最後まで全力で戦いたいです!”(見並里穂)、“ツアー中に成長した姿を見せたいです!”(天川美空)、“いい想い出を作っていただきたいです!”(花咲りんか)、“すごい長いライブになるので一緒に盛り上がってほしいです!”(梅野心春)、“会場と配信全員で1つのライブを作っていきたいと思います!”(佐倉なぎ)と、それぞれ気合い十分に語り、ツアーファイナルを迎えたことへの感謝とともに次のブロックへ。
“それでは聴いてください、「ぐるぐる〜カタツムリ」!”と天川美空の曲振りで「ぐるぐるカタツムリ」へ。「恋の予感!?」「キュンと」「君色クラゲ」と可愛いが止まらない透色的王道ソングで会場を優しく温めていったかと思えば、“ファイナル、盛り上がれんのかー! バカになれー!”と見並里穂の煽りからの「桃郷事変」「りちりち」の2曲で一気にヒートアップし、メンバーも汗だくに。
秋ツアー前半で訪れた各地の感想では、東京については“初日からソールドアウトでいいスタートが切れた”(梅野)、新潟については“出身地で凱旋ライブができてみんな温かかった”(佐倉)、福岡については“誕生日に福岡公演、滞在が長かったのでメンバーと人生で1番濃い、忘れられない誕生日に”(天川)、“地元が近くて九州でライブができるなんてありがたい”(見並)と、想い出を語った。
ライブは新体制後初披露の「戻ることないこの瞬間」から「孤独とタイヨウ」「衝動」へ。今この時間を共有している全員に送るメッセージソングで7人の絆を証明。続いて「ユラリソラ」「君が描く未来予想図に僕が居なくても」で切ない感情を歌い、心情の緩急が激しいセットリストで会場も配信も完全に透色の虜に。
引き続き秋ツアー後半の感想では、名古屋については“1番成長が見られたのが名古屋だったと思います”(瀬川)、大阪については“初期から行っていて、今や第二の故郷です”(橘花)、仙台については“初の東北で不安だったけど、「連れてきてありがとう」という声が嬉しかったです”(花咲)と、素直な気持ちを語った。
次の曲は、秋ツアー初日に初披露した「自分嫌いな日々にサヨナラを」。この曲が持つポジティブさに後押しされながら、この2ヵ月半成長してきたという。透色ドロップの始まりの曲「やさしさのバトン」という始まり繋がりの流れに心が奪われ、そのまま「≒」「アンサー」という強靭な2曲のあと、今回初披露の新曲「僕らの轍」へ。過去は振り返らずに前進していこうと誓う希望の歌を全力でパフォーマンスし、ここまで18曲を披露した。
ここでツアーの感想を1人ずつ伝えていった。
花咲:
このツアーはいろんなことがあって、人生で2022年は1番濃い1年になったなと思っています。
天川:
すごい成長できた秋ツアー。ファンの方とも距離が縮まったり、メンバーも前よりいろんなこと言えるようになったり成長できた期間だったと思います。
瀬川:
今回のファイナルは想像がつかなくて、何を言っていいのかわからなくなったんです。みなさんは私たちと一緒に想い出を作りたいなと思って観に来てくれている。これからも一緒にみなさんと歩んでいけたらなと思っています。
橘花:
秋ツアーは2年ぶり。いろんな想いで挑んだツアー、”ちばなちゃんなら大丈夫だよ”という声が嬉しかった。まだまだ成長途中だと思うので、これからも末長く見守ってくれたら嬉しいです。
梅野:
全曲披露でやっと透色の一員になれたような気がしています。メンバーやみなさんに支えられてやってこれたツアーだなと感じています。
佐倉:
今日、この景色は2度と見れない。アイドルをやりきったと思える時まで一緒に歩幅を合わせて歩んでいってほしいなと思いました。
見並:
ステージに立てていることにほっとしています。これからもみなさんがいる限りアイドルでいようと思うので、これからもついて来てくれると嬉しいです。
残り2曲。少ししんみりした雰囲気の中、次の曲のSEが流れると橘花が“今目の前にいる君を笑顔にしたい! その想いで私たちはやっています。私たちは今が最強だっていつだって証明します! 私たちと一緒にいろんな景色を見ていきましょう!”と会場中を鼓舞し、今年の夏の勝負曲「だけど夏なんて嫌いで」から「夜明けカンパネラ」へと透色最大の沸き曲で本編が終了した。
アンコールでは持ち曲にはない壮大なSEが鳴り響く中、純白に金のアクセントが特徴のクリスマス衣装に着替えたメンバーが登場し「きみは六等星」と「ネバーランドじゃない」をクリスマスバージョンの特別仕様で、ファンへ一足早いクリスマスプレゼント。
“絶対ツアーT着て出てくると思ったでしょー!”とまさかの衣装チェンジへの反応を読み取って、勢いそのまま12月25日(日)に<すきいろクリスマス2022>の開催を発表し、メンバー全員が“ぜっったい来た方がいいです!”と力を込めて念押し。
9月からスタートした初の秋ツアーは“収穫”の2文字とともに無事に幕を閉じた。なお、同公演の模様はYouTubeでアーカイブ配信中。
「【無料生配信】『透色の秋 全国ツアー2022』」