NGT48[ライブレポート]1stライブツアー千秋楽で小熊倫実の卒業発表+新潟民放4局合同ドラマ&本間日陽センターの8thシングル決定
Pop'n'Roll 編集部
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NGT48が、10月30日(日)新潟県民会館・大ホールにて初めてのライブツアー<未完成の未来>の千秋楽公演を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
<NGT48 1stライブツアー「未完成の未来」>新潟県民会館・大ホール(2022年10月30日)
1stアルバム『未完成の未来』を引っさげて挑んだ、グループにとって初めてのライブツアー。7月に新潟を出発し、東京、埼玉、千葉を巡って、初日公演と同じく地元・新潟で千秋楽を迎えた。キャプテンの藤崎未夢が“ただいま、新潟!”と挨拶するなど、メンバーみんなでホーム凱旋を喜んだ。
新潟の四季をイメージにしたパートやアルバム収録楽曲のパートなど、このツアーではお馴染みとなった構成に続いて、これまでになかった千秋楽限定の特別パートも。観光応援公式サポーターを務める佐渡がタイトルにもなっている「佐渡へ渡る」、NGT48らーめん部の冠番組テーマソング「ラーメンワンダーランド」、Bリーグプロバスケットボールチーム・新潟アルビレックスBBの応援ソング「踵を鳴らせ!」、新潟の特撮ヒーロー・トチオンガーセブンのアクションも炸裂した「僕らのトチオンガー」と、新潟カラーを強く打ち出したパートに、会場は一際盛り上がりを見せた。
また、3期生は、北村優羽が“先輩たちが大切にしてきた曲を私たちも大切に歌い続けていきます”と誓って、「今日は負けでもいい」「下の名で呼べたのは…」と先輩たちが研究生時代に提供された楽曲を11名で披露。ツアー初日にステージデビューをした3期生たちが、ツアーを通して成長した姿を、ホームの新潟で披露した。
ほかにも、ツアーで部活動紹介を受けてきた3期生の入部希望部活動の発表、中井りかプロデュースのユニットCloudyCloudy(愛称:くらくら)の新展開を予感させる予告、農業プロジェクトで収穫されたお米「とちむすめ」の販売企画、今後予定されている新潟での番組やイベントへの出演の情報も次々発表されるなど、盛りだくさんの公演となった。
アンコール明けには、西潟茉莉奈の配信で名物となっている被り物をメンバーみんなが被って登場。萬代橋、佐渡金山、Max とき(新幹線)、おむすび、タレカツ、レインボータワー、ばんにゃいくんなど、新潟の名所・名物・ご当地キャラの被り物姿で「NGT48」をパフォーマンスし、最後まで新潟色に染まったステージを届けた。
昼公演の最後に、小熊倫実がグループからの卒業を発表。今年12月15日に誕生日を迎えて二十歳になる小熊。1期生として7年前に加入した際は最年少の12歳だったが、大人になった姿をファンやメンバー・スタッフにきちんと見届けてもらって卒業したいという思いから、以前から今年いっぱいでの卒業を決意しており、本日、大好きなメンバーたちとファンの前での発表となった。
小熊倫実 卒業発表コメント(※一部抜粋)
中学1年生の12歳の頃に、NGT48の最年少として1期生として加入させていただいて、すごく毎日がキラキラしていて、ここでさせていただいた経験やここで出会えたみんながすごくキラキラしていて、その中に自分がこうしていれることが本当に奇跡みたいでした。でも、ふと卒業のことについて考えた時に最年少の12歳として入った私が20歳になって大人になった姿をファンの皆さん、メンバー、マネージャーさんに見せてから卒業したいなという願望があって、ずっと20歳のタイミングを意識しながら活動させていただきました。大好きなこの場所を離れていくことはすごく寂しいですし、不安な気持ちでいっぱいですけど、これからはまた別のかたちで、新潟とNGT48に少しでも貢献できるような人になれるように頑張ります。
また、公演の最後には、48グループでも前例のない特別企画が発表された。新潟の民放4局(BSN新潟放送、NST新潟総合テレビ、TeNYテレビ新潟放送網、UX新潟テレビ21)にて、それぞれで短編ドラマの放送が12月に放送されることが決定。各局で週末に放送されている人気情報番組内で、特別コーナーとして放送される。
ドラマは各局同一ではなく、新潟を舞台にした同じ世界観の中で、異なる4つの物語がそれぞれ繰り広げられるオムニバスドラマ。4つの物語に共通して登場する主演を務めるのは、本間日陽。また、各局のヒロインを務めるメンバーは、ドラマプロデューサーと監督による全メンバーの面談で選ばれた。同ドラマの脇を固めるのは、板尾創路、櫻井淳子、内藤秀一郎、松本大輝といったベテラン・若手の俳優。プロデューサーは『全裸監督』のたちばなかずひと、監督・脚本は若手ながら映画・CM・MVなどさまざまなジャンルでの映像制作経験豊富な道本咲希がそれぞれ務め、短編ながら見応えのある本格的な作品となる。
なお、同じく本日発表された12月にリリースされるNGT48 8thシングルの表題曲は、本間日陽がセンターを務め、その楽曲が4局ドラマ共通のテーマ曲となる。ドラマと8thシングルの情報については、特設サイトが近日オープンする。
キャプテン・藤崎未夢(ドラフト3期生)コメント
3期生が加入してからのNGT48にとって新しい挑戦となったツアーでしたが、目標をしっかり持って頑張って、それぞれが成長できたツアーだった手応えがあります。ファンのみなさんをはじめ、たくさんの方の力があって実現したツアーでしたので、みなさんからいただいた応援や期待を背負って、またみんなで次に向かって頑張っていきます。引き続き、NGT48をよろしくお願い致します。
小越春花(2期生)コメント
ファンのみなさんとメンバーみんなで、NGT48、そして新潟の魅力の再発見できたツアーだったと思います。4局合同のドラマ企画は、新潟だからこそ実現できたと思いますし、本当にありがたいです。演技のお仕事をやりたいと今年の目標のひとつに掲げていたので、このチャンスを活かして、ドラマと新曲を通して表現方法を磨けいていければと思います。地元に寄り添うNGT48でありたいとあらためて感じたツアー、そしてドラマ企画の発表となりました。ありがとうございました。
新潟民放4局合同ドラマ
出演:本間日陽(4作品共通主演)
古舘葵(BSN新潟放送ヒロイン) / 小越春花(NST新潟総合テレビヒロイン) / 中井りか(TeNYテレビ新潟ヒロイン) / 真下華穂・佐藤海里(UX新潟テレビ21ヒロイン)
内藤秀一郎 / 松本大輝 / 櫻井淳子 / 板尾創路
スタッフ
プロデューサー:たちばなかずひと(「全裸監督」)
脚本・監督:道本咲希(「なっちゃんの家族」)
テーマ曲:NGT48 8th シングル表題曲(12月リリース、センター:本間日陽)
放送:12月に新潟民放4局の各情報番組内で放送