可憐なアイボリー[ライブレポート]感謝の気持ちを届けた1周年記念単独ライブ「アイドルでよかったと思うことができるのは、みなさんがいるからです」
Pop'n'Roll 編集部
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HoneyWorks がサウンドプロデュースを務める可憐なアイボリーが、10月23日(日)にイイノホールにて<可憐なアイボリー 1st Anniversary Live ~アイドルでよかった。~>を開催した。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
可憐なアイボリー<可憐なアイボリー 1st Anniversary Live ~アイドルでよかった。~>イイノホール(2022年10月23日)
2022年10月3日(月)にデビュー1周年を迎えた可憐なアイボリーは、結成以来今回が初の単独ライブとなった。Overtureでデビュー曲の白い衣装を身にまとい華やかに登場。リスペクトの想いを込めて、HoneyWorksが手がける女性アイドルmonaの「誇り高きアイドル」をカバー。力強いパフォーマンスでライブはスタートし、同曲センターの寺本理絵を筆頭に“みなさん、こんにちは~! 私たち、可憐なアイボリーです!”と元気よく挨拶してから“可憐なアイボリーのファンになっていただけるように全力でパフォーマンスするので、ステージにいる私たちから絶対に目を離さないでください!”と強く宣言。そして全員の自己紹介が終わり“私たちの成長が1番わかる曲です”という曲紹介のもとパフォーマンスしたのは、デビュー曲「いつだって戦っている」「ハンコウ予告」。ファンと1年の成長をかみしめるシーンとなった。永尾梨央がソロで歌唱した「ホイップクリームの賞味期限(HoneyWorks feat.永尾梨央)」では、定評のある歌声と表現力を示した堂々とした姿で観客を魅了した。
後半は新衣装でステージに現れ、新曲「僕らはきっとすごくない」を初披露。名切みあが“私たちはすごくないし、特別でもないけれど、本当に最高の10人と出会うことができて、いつも支えてくれるファンのみなさんやスタッフさんや家族がいます。だからこそ、そんな最高の仲間たちと、最高の景色を見たいです!”と熱く語り、寺本は“今まで、目標を掲げることはありませんでしたが、<TOKYO IDOL FESTIVAL 2021>のデビューステージで見たあの景色、Zepp DiveCity(TOKYO)での景色を、次は私たちのファンで埋め尽くしたいと思います! 私たちと一緒にその夢を叶えてくださると嬉しいです”と目標を語った。
ライブも佳境を迎え、「大嫌いなはずだった。」やTikTokでバズっている「推し変なんて許さない!」を披露。ファンはメンバーと一緒に振り付けを踊って盛り上がり、会場には一体感が生まれた。本編ラストの楽曲は「私、アイドル宣言」。可愛くあざとく、観客へ大きな愛を届けた。
アンコールでは、この1年間を振り返るエモーショナルな映像が流れ、今回のライブタイトルにもなっている「アイドルでよかった。」を初パフォーマンス。小田桐ななさが“アイドルでよかったと思うことができるのは、みなさんがいるからです。今、みんなと一緒に可憐なアイボリーでアイドルできて私たちは幸せです”と涙ながらに語り、会場は感動に包まれた。さらに、全国6都市で開催される<1st Live Tour~青春リベンジ!~>がサプライズ発表され、2年目の飛躍を誓った。アンコールの最後を飾ったのは、王道アイドルソング「ファンサ」。寺本が“ラスト盛り上がっていくよー!”と煽るとファンの熱は一気に上がり、全員で叫んだ“約束!!!”と同時に銀テープが会場を舞いボルテージは最高潮に。“本日は本当にありがとうございました!”という大きな感謝の声とともに、彼女たちの1周年記念ライブは幕を閉じた。