≠ME[ライブレポート]躍動感あふれるパフォーマンスで6,000人を魅了!「もっともっと大きいところへ行けるんじゃないかな」
Pop'n'Roll 編集部
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≠MEが、本日10月15日(土)に幕張メッセ イベントホールにて<≠ME全国ツアー2022「もしこれが恋ならば君しか無理なんだよ」>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
<≠ME全国ツアー2022「もしこれが恋ならば君しか無理なんだよ」>幕張メッセ イベントホール(2022年10月15日)
会場に集まった6,000人のファンの期待が高まる中、「まほろばアスタリスク」で開幕。今ツアー用に作られた水色の新衣装を身にまとったメンバー1人ひとりがフィー チャーされる演出で、“推しメン”の登場に会場が一気に熱を帯びた。
「秘密インシデント」「クルクルかき氷」「ポニーテール キュルン」「好きだ!!!」と5曲続けて披露し、MCに入ると、落合が“気持ちは12人で頑張ります!”と意気込みを話し、河口から“会場をアツアツにするダジャレをお願いします”と振られた川中子は“幕張メッセで、時間を巻く……Harry!”と渾身のダジャレを披露した。
衣装を着替えたメンバーが登場すると、ユニット曲のコーナーに。あざと可愛い楽曲「#おふしょるにっと」、≠MEの歌唱力を存分に魅せる「薄明光線」、映画の挿入歌に起用された「誰もいない森の奥で一本の木が倒れたら音はするか?」を歌唱。さらに冨田菜々風のソロ楽曲である「空白の花」を、蟹沢と川中子が加わる形の3名でしっとり歌い上げ、会場を魅了した。
河口のセンター曲である「こちらハッピー探検隊」では、客席通路にメンバーが登場し、楽曲のテーマである“ハッピー”の掛け声とともに敬礼ポーズで会場と一体感を作り上げ、続く「サマーチョコレート」では鈴木・谷崎がたくさんの“可愛い”で会場を埋め尽くした。さらに≠MEの魅力を最大限に引き出す“ダンスパート”に入ると、ダンスを得意とする落合がそれぞれのメンバーとの掛け合いを見せた。「チョコレートメランコリー」「P.I.C.」ではステージ上に炎が上がる演出で、その迫力に思わず息を飲むほどのパフォーマ ンスを見せつけた。
メンバーが去ったステージ上に、お笑い要素のある映像が流れると、そこには“イコラブの楽曲をカバーしろ!?”という指示が。楽曲が「CAMEO」と発表されると、会場からは思わず歓声が上がり、鈴木と谷崎のダブルセンターで渾身のパフォーマンスを行なった。ここからはラストスパートと言わんばかりに、「す、好きじゃない!」「てゆーか、みるてんって何?」「君はこの夏、恋をする」「「君と僕の歌」」「自分賛歌」「君はスパークル」「僕たちのイマージュ」と、≠MEらしく一気にパフォーマンス。
本編最後のMCに入ると、本日の感想を冨田が“今日こんなにも大きなステージに≠MEだけで立たせていただけて、いつも応援してくださるみなさんのおかげだと思います。本当にありがとうございます。もっと大きいステージに立ちたい!って、さらに、さらにさらに強い気持ちが増したので、そんな夢のステージにいつか立てるようにこれからもみなさんと一緒に頑張っていきたいと思っています。だから、≠MEについてきてください!”と話し、最後は「虹が架かる瞬間」で“12人の≠ME”としての絆を感じさせる、感動的な終演を迎えた。
会場からアンコールが響き渡ると、ステージスクリーンに映像が。 10月8日に行なった全国ツアー・松戸公演の様子から時をさかのぼり10月1日の映像へ移ると、そこには冨田菜々風が美容室でヘアカットする様子が。続けて11月23日(水)に発売する5thシングルの楽曲タイトルが「はにかみショート」と発表されると、会場からは悲鳴にも似た歓声が響き渡った。
さらに、サプライズでMVの初解禁が行なわれると、MVの中にはばっさりショートカットにイメチェンした冨田の姿が映し出され、驚きを隠せないファンの目の前にその姿の冨田が登場。「はにかみショート」を初パフォーマンスし、ビッグサプライズをプレゼントした。
同日昼に行なっていた<イコノイジョイ大運動会 2022>と、直前まで行なっていたコンサート本編まではロングヘアーだった冨田は、自身のショートカット姿を披露し、これまでプロデューサーの指原莉乃と3年以上も髪の毛を切る相談をくり返してきた背景もあり、第一声に“勝ちましたー!”と叫び、“シャンプーが楽です!”とショートカットならではのエピソードで笑わせた。
アンコール2曲目の「「君の音だったんだ」」ではトロッコで会場を練り歩き、ラストの「≠ME」ではステージ上からファンに手を振り、1人ひとりと目を合わせながらファンとの時間を楽しんで終幕した。
最後のMCで、明日から休養に入る川中子が“明日から休養させていただくことになりました。そんな中でも温かく見守ってくださって、優しい言葉をかけてくださって、本当にありがとうございます。私はノイミーで歌って踊ることが本当に大好きなので、今日こうして少しでも素敵なステージに立たせていただいて、パフォーマンスさせていただけたことがとっても嬉しいです。また、みなさんと一緒にいろんなステージに行くためにしっかりと治して帰って来たいので、待っていてくださると嬉しいです”とコメントした。
鈴木は“こんなにたくさんのみなさんに実際にお会いすると、もっと好きになっちゃうなって思いました! こんなに愛されているなら、もっともっと大きいところへ行けるんじゃないかなって思いました!”と今後にさらに意気込んだ。
谷崎は“私は人生で初めてコンサートに行った会場が幕張メッセで、だからこうしてアイドルとしてこのステージに立たせていただいて、一歩一歩前に進んでいける日々が大切だなと思いました!”と日々成⻑している実感を嚙み締めた。
なお、同公演は新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインに基づき開催された。