ベイビークレヨン[ライブレポート]チケット完売の東武動物公園単独ライブで見せた圧巻ライブと45分MCで語ったリアル「これからも両想いでいてください」

ベイビークレヨン[ライブレポート]チケット完売の東武動物公園単独ライブで見せた圧巻ライブと45分MCで語ったリアル「これからも両想いでいてください」

Pop'n'Roll 編集部

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2022.10.14
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ベイビークレヨンが、10月9日(日)に東武動物公園 イベントステージ HOLA!にて<BABY-CRAYON〜1361〜1st Anniversary Live>を開催した。本記事では、チケットが完売となった同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

ベイビークレヨン<BABY-CRAYON〜1361〜1st Anniversary Live>東武動物公園 イベントステージ HOLA!(2022年10月9日)

同公演は、ベイビークレヨンにとって初めてバックバンドを率いてのライブということもあり、多くのチャレンジが見られたライブとなった。

ライブは、お馴染みのSEでスタート。直後、バックバンドメンバーが登場し楽器を取り、バックバンドによるSE演奏に切り替わると、会場のファンからは手拍子が鳴り始めた。

いよいよライブスタートという機運が高まると、この日初お披露目となる白とゴールドの衣装に身を包んだメンバーが堂々と登場。1曲目は、桜木ことのアカペラからスタートする「Jump to the dream!!」。ベイビークレヨンのデビュー曲とも言えるこの曲からの開幕に客席のテンションも上がっていく。その後も「ケセラ・セラ・ヴィ」「パジャマパーティー」「キャンディドロップキック」と4曲続けて披露。MCで改めて活動1周年の感謝をファンに伝えると、感謝を込めた「Jump to the dream!!」のアコースティックver.を歌い上げ、客席の心を掴んだ。

その後数分間の衣装チェンジの時間があり、再登場したメンバーは先ほどと一転、黒とゴールドの衣装に変身。ダンスナンバーの「ムラサキ」、アップテンポな「ヨーソロー!」に続き、“私たちの尊敬する方の楽曲です”と紹介して「ベイビーレボリューション」をパフォーマンスすると、会場は大盛り上がり。センターの桜木ことの“何やっても文句言われる世の中、もううんざりなんだよ! みんなでかかってこいや!”という煽りで「G.G.FANTASY」がスタートすると会場のボルテージは最高潮となった。

ベイビークレヨン<BABY-CRAYON〜1361〜1st Anniversary Live>東武動物公園 イベントステージ HOLA!(2022年10月9日)

“続いての曲は撮影OKとなります!”というMCで始まったのは、「有頂天サマーラバー」。今年、ベイビークレヨン初めての夏を盛り上げた楽曲で、サインボールを客席に投げ込むなどのパフォーマンスで一体感を高めると、「夜明けBrand New Days」、「青い旅人」とそのまま3曲続けて披露すると、5人それぞれの1年間の想いを語るMCの時間へ。

早海美玖は、“デビューしてから活動行く中で、私が人間的に未熟で、アイドルに対して頑固な部分もあったので、自分の理想のアイドル像とグループのコンセプトのギャップに悩むこともあって、そこに葛藤して、私はここにいてよいのかな、この気持ちのままいてもメンバーに失礼じゃないかなと考えて、一度ベビクレを辞めたいですと口に出して伝えたことがあります。私は普段から自分の意見をあんまり主張するタイプではないんですけど、そこで初めて(プロデューサーの)日向子さんと本音で話して、ぶつかって、たくさんの方にご迷惑をおかけしたんですけど、メンバーともう一度アイドルをやらせていただきたいなという気持ちを再確認してここに残ることを決めました”とかつてグループを辞めたい時期があったことを告白。続けて、“決めたからこそ、あの時の決断をしたからこそ、今日こうして、1周年をみんなとむかえることができて、あの時残る決断をして本当によかったなと今日すごく実感しました。私たちは本気だからこそぶつかるときもあるし、大変なこともあります、けどその度に思い出すのはみんなの存在で、みんながいなかったら1周年まで来れていなかったとすごく思います。これからも2年目ももっともっと、みんなに推してよかったよと思ってもらえるように、頑張るのでこれからも両想いでいてください”と早海節でファンに愛を伝えた。

ベイビークレヨン<BABY-CRAYON〜1361〜1st Anniversary Live>東武動物公園 イベントステージ HOLA!(2022年10月9日)

また、センターに立つ桜木ことは、“私は変わることが怖いと思ってしまう性格で。変化することって今までの自分がいなくなってしまう気がして、ファンの方からも変わったねって言ってもらえる時期もあって、ファンの方はそれが誉め言葉だったのかもしれないけど、私はその言葉がすごく寂しく感じることがありました。変わった自分も、今までの自分もどこにもいない気がして、どの私を好きって言ってくれているんだろうって、すごく考えました”と葛藤を告白。“だけど、ベイビークレヨンってグループは、そんな狭い世界に生きている私のことを、独りぼっちにしないで、(東京ドームに立つという)大きい夢を堂々と言っていいんだよって。ひとりじゃないよって。ここが私の居場所なんだよって。教えてくれるグループです。変化することは私にとって怖いことだけど、私に広い世界を見せてくれるし、怖いっていう恐怖とか不安とかに向き合わせてくれる、そんなグループに1年間私はいれたんだなってすごく誇らしく思った”とグループへの感謝を述べると、続けて“自分がセンターとして引っ張るってデビューの時に言ったけど、まだまだベビクレに私は引っ張られてばっかりで。だから私はこれからもまだまだ変わらないといけないところがあって、まだセンターとしてグループを引っ張っていく存在じゃないかもしれないけど。私は絶対にいつか東京ドームっていう夢を持っているベイビークレヨンっていうグループを引っ張っていけるようになります”と力強く宣言した。

ベイビークレヨン<BABY-CRAYON〜1361〜1st Anniversary Live>東武動物公園 イベントステージ HOLA!(2022年10月9日)

こうして、メンバーの吉田菜々世、早海美玖、桜木こと、永久ハンナ、石綿日向子の1人ひとりが語ったMCは、なんと合計45分間にも渡った。それぞれのリアルが告白され、改めてグループの団結力と、2年目の道標がファンに伝えられたところで、ステージはクライマックスへ。「君と歌うボクの唄」「No Winner」と立て続けに2曲をドロップ。客席は大盛り上がりでライブ本編が終了した。

その後、客席から手拍子でのアンコールに応えて再登場したメンバーは、新曲「Life goes on!」を初披露。ベイビークレヨンのがむしゃら感や目標に真っすぐ進んでいく愚直さは踏襲しつつ、今までの明るく前向きな楽曲イメージとは一線を画すような、決意や覚悟がストレートに伝わる楽曲で、グループの2年目の勢いの感じられるステージとなった。そして、最後はベイビークレヨンの人気ナンバー「Todoke!」をファンに精一杯届け、大円団でベイビークレヨンの1周年記念ライブは幕を閉じた。

ベイビークレヨン<BABY-CRAYON〜1361〜1st Anniversary Live>東武動物公園 イベントステージ HOLA!(2022年10月9日)

■インフォメーション
・日テレプラス『ベイビークレヨン~1361~「東京ドームに立ちます」』放送中
・冠ラジオ番組放送決定!
・2023年5月16日 Zepp Shinjuku ライブ開催決定!