STU48 瀬戸内PR部隊 Season2［ライブレポート］全国ツアー開幕！「STU48の魅力を広めていけるように頑張りたい」

全国ツアーの開催地もファンの投票によって選ばれた5県で行なわれる予定で、初日は投票で3位だった神奈川県で2公演行なわれた。

1公演目は、6thシングル「独り言で語るくらいなら」に収録された、初代の“STU48瀬戸内PR部隊”の楽曲である「僕はこの海を眺めてる」で開幕。その後はデビューシングル「暗闇」から7thシングル「ヘタレたちよ」まで、STU48楽曲をリリース順に披露し、STU48の歴史を感じさせる構成となった。

今回の全国ツアーも含めた瀬戸内PR部隊の活動では、メンバーも一緒に盛り上げたいとの想いからメンバーそれぞれが担当を決めており、公演中盤のユニット曲コーナーは、セットリスト担当の中村舞が考えたセットリストが組まれている。この公演では石田千穂・福田朱里による「君について」、沖侑果・中村舞による「タブーの色」、尾崎世里花・高雄さやか・吉崎凜子による「君のc/w」をパフォーマンス。このセットリストを決めた想いを聞かれた中村は“昼と夜で変わるんですが、みんながやりたい曲を叶えたいなと思って、みんなにたくさんアンケートして考えて決めました！”とコメント。そして公演ごとに変わるソロコーナーでは、石田が「私は私」を歌い上げ、“峯岸みなみさんのソロ曲で、本当に大好きな曲なのでいつか絶対やりたいと思っていました！”と声を弾ませた。

MCでは、裏話担当の高雄がトレンチコートを着て探偵風に登場し、メンバーの裏話を暴露。グルメ担当の尾崎が選んだケータリングの小籠包をメンバーたちが肉汁をこぼしながら食べていたことなど、独特なキャラクターを演じながら舞台裏をファンに報告して会場の笑いを誘った。ほかにも、「PR部隊ならPRできるよね？　なんでもPRコーナー」と題した、メンバーがランダムに選ばれた商品を観客へPRする企画など、ファンが楽しめるコーナーも盛りだくさんとなった。

後半には、石田が“私たちSTU48は4月13日に8thシングル「花は誰のもの？」を発売させていただきました。この曲を聴いたみなさんにも平和について考えるきっかけになればいいなと思っています”と、USENロングヒットで話題の「花は誰のもの？」と坂道AKBの楽曲「国境のない時代」の2曲を、平和への願いを全国ツアーで届けたいという想いを込めて歌唱した。アンコールの日替わり曲では、10月にちなんでAKB48の「ハロウィン・ナイト」を可愛らしさ全開でパフォーマンスした。

ツアー初日の感想を聞かれた沖は、“瀬戸内PR部隊 Season2は、投票期間も含めて長かったですが、全国ツアーをようやく開催することができました。今日は初日なんですけど、私たちは本当にたくさん今まで準備をしてきたので、準備した努力の成果を全国で、STU48の魅力を広めていけるように頑張りたいと思います！”と、今後の全国ツアーへさらに意気込んだ。石田は“今回はSTU48の楽曲がたくさんありつつ、ユニット曲で新しい一面を見ていただけたり、魅力をたくさん見せられると思うので、5県回って盛り上げていけたらなと思います！”と語り、ラストはSTU48の人気楽曲「夢力」を力いっぱい披露した。

最後に中村から、本日10月10日（月）～10月16日（日）まで、STU48が井の頭線渋谷駅の改札をジャックし、改札付近に設置されている58面のサイネージで「花は誰のもの？」のダンスリリックビデオの縦型バージョンが流れていることを報告し、“なんと放映時間は、始発から終電までずーっとSTU48らしいので、ぜひみなさん観に行ってみてください！”と呼びかけると、会場では驚きとともに拍手が起きた。

また、PR部隊広報担当の沖からは、本日20:00より「STU48 瀬戸内PR部隊 Season2」の特設ページが開設し、PR部隊のフォトメモリーコーナーや最新情報を発信していくことを報告。

多彩な姿を見せたツアー初回公演は、今後の期待への高まる内容となった。