大島優子出演ドラマ『すべて忘れてしまうから』、最重要キャスト・消えた恋人“F”を演じるのは尾野真千子! 本予告映像&新ビジュアル解禁
Pop'n'Roll 編集部
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本日9月14日(水)よりディズニープラス「スター」で独占配信されるオリジナルドラマ『すべて忘れてしまうから』が、隠されてきた最重要キャストを解禁。あわせて、本予告、新ビジュアル、場面写真を公開した。
同作は、作家・燃え殻のエッセイをドラマ化。ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーを描いている。阿部寛演じる、流されるままに生きるそこそこ売れっ子のミステリー作家“M”は、消えた恋人“F”を探すことに。しかし、次第に“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく物語。
今回ラブストーリーにも関わらず、ずっと明かされてこなかった主人公“M”の突然消えた恋人“F”を尾野真千子が演じることが明らかとなった。
阿部寛と尾野真千子は2016年公開の映画『エヴェレスト 神々の山嶺』以来、6年ぶり2度目の共演に。前回も恋人役で共演しており、偶然にも今作でも恋人役という関係性だが、今作での二人の恋はどうなるのか。同作の重要な鍵を握る“F”について、尾野は“自分に似ているとは思いません。でも、謎めいていて、不思議な行動をする人と思いきや、なんだか、その気持ちがわかるような、近くにこういう人いる、もしかしたら、私も「F」に近いのかもと思えるような人なんです”と、自分とは違う部分がありつつもシンパシーを感じられるキャラクター像を語った。
また、初めて台本を読んだ際には、“ヒロインの「F」が謎めいていて、その役ができるなら楽しいだろうな、どんな風にやれるかな、とか、この役が決定する前から、わくわくして、いろんな想像をしました。あと名前が、「F」とか「M」とか、これ何?何?と興味をそそられました”と感じたと楽しみながら撮影に臨んだことを明かし、“私もとても楽しみです。「M」を演じた阿部さんやほかの役者さん達も期待を裏切らない面白さで、みなさんをふわっと楽しませてくれると思います。さー「F」は最初どんな姿で現れるかな〜???”とコメントを寄せている。
今回解禁された予告映像では、ハロウィンの日に消えた“F”を“M”が匿っていると疑う“F”の姉が「Bar 灯台」を訪れる場面から始まる。そこで、初めて“F”が多額の遺産を手にしたことを知った“M”は、まったく聞かされていなかった事実に戸惑いを隠せない。その後、周囲から促されて渋々“F”を探す中で、大島演じる謎の美女や職場の人たちなど、周囲の人達から聞かされる“F”の話から、“M”は自身が”F“について何も知らなかったという事実に気づいていく。
また、“M”はこれまでの人生を振り返り、自身が彼女だけでなく自分自身とも向き合ってこなかったことにも気づかされる。久しぶりに連絡の取れた“F”からかかってきた電話で頼まれた“M”への《お願い》とは、そして彼女が失踪した本当の理由とは。
自分自身を見つめ直し悩みながら日々を生きる“M”、水辺にしゃがみ込み物憂げな表情で遠くを見つめる“F”、満面の笑みで“M”の似顔絵を描いたコースターを見せるカオル、どこか頼もしい雰囲気を見せるフクオ、眼帯をつけて深刻な表情を見せる“F”の姉、“F”から大金を渡され戸惑う美女、「Bar 灯台」の常連に的確かつ辛辣なコメントをするミトと泉など、キャストたちの繊細な演技からキャラクターたちの奥行きを感じ取ることができる。
予告にあわせて、音源が解禁となったTENDREが初めて手掛ける劇伴と、同作のエンディング楽曲の1曲でもある七尾旅人が歌う「ドンセイグッバイ」。物語に優しく寄り添うようなそのメロディは、本作の世界観をよりエモーショナルに感じさせてくれる楽曲となっている。
“大切な人のこと、すべて知っていますか?”という問いは、楽しいことも、辛いことも、さまざまな時間を過ごしてきた大人だからこそ、より深く嚙み締めることのできるメッセージとなっている。
さらに、新たなビジュアルも解禁。
今回、解禁されたのは、阿部演じる“M”、Chara演じるカオル、宮藤演じるフクオの3人がいつものように、「Bar 灯台」のカウンターに集まって語り合う中で、店を後にする尾野演じる“F”の姿が収められており、一方は、“M”を中心に、もう一方は”F“が中心という対になったビジュアル。
“F“が店を出ることにまったく気づいていない“M”、“M”に何も言わず店を去ろうとする“F”という、同作で描かれる二人の関係性を表しているような仕上がりとなった。