AKB48[ライブレポート]メンバーの絆の強さと成⻑を示した17期研究⽣<ただいま 恋愛中>公演
Pop'n'Roll 編集部
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AKB48が、本日9月4日(日)にAKB48劇場にて、17期研究生の劇場公演<ただいま 恋愛中>の初日公演を開催。17期研究生初の劇場公演となる同公演では、10月19日(水)発売の新曲「久しぶりのリップグロス」で初選抜入りした佐藤綺星ら8名が初々しくも堂々としたパフォーマンスで公演デビューを飾った。また、ラストに17期研究生10名全員が勢揃いするという初日限定のサプライズも実施。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
AKB48 17期研究⽣<ただいま 恋愛中>公演|AKB48劇場(2022年9月4日)
公演のタイトルにもなっている「ただいま 恋愛中」で元気いっぱいに幕を開け、「くまのぬいぐるみ」「Only today」と続けて披露。弾ける笑顔でオープニングを飾った。
冒頭のMCでは、少したどたどしくもキラキラと輝く瞳で自己紹介。佐藤綺星は“AKB48劇場は私の人生を変えてくれた場所で、昔公演を観に来ていた私が、今ここに立っているのが信じられないです。たくさん練習してきたので、ぜひ私のパフォーマンスを観ていただきたいです!”とコメントし、正鋳真優は“たくさんの先輩方が数々の公演を行なってきた歴史のあるステージに立つことができて幸せな気持ちでいっぱいです!”と喜びを噛みしめた。また、AKB48の最年少・14歳の畠山希美が“私が生まれる前からあるAKB48劇場に立てて嬉しいです!”と話すと、場内では思わず笑いが起きた。
続くパートでは、5曲のユニット曲をパフォーマンス。佐藤・正鋳・橋本恵理⼦・布袋百椛・⼭﨑空が「7時12分の初恋」をキュートに届けると、17期研究⽣の最年少&最年⻑コンビである畠⼭・平⽥は「春が来るまで」をしっとりと歌い上げ、⽔島美結・正鋳・⼭﨑は「純愛のクレッシェンド」を⼤⼈びた表情としなやかなダンスで魅せた。
続いて、佐藤・畠⼭・平⽥はクールなダンスナンバー「Faint」をアクト。地⽅出⾝メンバーである橋本・布袋・⽔島は、故郷に想いを馳せるかのように「帰郷」を歌唱し、各メンバーの多彩な表現⼒で場内を沸かせた。
終盤には、「ダルイカンジ」「BINGO!」など4曲をノンストップで披露。布袋と橋本がパフォーマンスを振り返り、“そらら(⼭﨑)は可愛らしい⾒た⽬なのに、歌声はカッコよくてギャップ萌えしますよね!”と観客に問いかけると、観客から⼤きな拍⼿が起こる⼀幕も。⼭﨑は“ありがとう〜!”と照れた笑顔を⾒せ、仲睦まじいトークをくり広げた。最後は「軽蔑していた愛情」を儚げな表情で歌い上げ、本編を全⼒で駆け抜けた。
アンコールは、本編の勢いそのままに「LOVE CHASE」「制服が邪魔をする」をパフォーマンス。最後まで熱のこもったステージングで場内を盛り上げる。
佐藤は“私たちはこのような世界情勢の中で、当たり前だった学校⽣活や⽇常⽣活を送ることが難しくなってしまいましたが、AKB48の先輩⽅の活動にエネルギーをもらって、今こうしてこの場所に⽴つことができています。この公演を通して、応援してくださるみなさまに光に満ちた素敵な世界を届けることができたら嬉しいです!”と語り、溢れる想いを乗せて「なんて素敵な世界に⽣まれたのだろう」を歌い上げた。
ここで⽔島が“17期研究⽣としての初⽇公演ということで、どうしても全員揃ってみなさんの前で楽曲を披露したい”とコメントし、太⽥有紀・⼩濱⼼⾳がサプライズで登場。お披露⽬で鮮烈な印象を残した「⼤声ダイヤモンド」を17期研究⽣10名全員で届けた。
すべてのパフォーマンスを終えると、佐藤は“これからもAKB48と17期研究⽣の応援をよろしくお願いします!”と満⾯の笑顔で挨拶。場内の⼤きな拍⼿に包まれ、確かな⼿応えを掴んだ10名は充実の表情でステージを後にした。今の17期研究⽣ならではの⾊で魅せた<ただいま 恋愛中>公演は、息の合ったパフォーマンスでメンバー間の絆と成⻑を⽰し、⼤盛況のうちに幕を閉じた。
コメント
佐藤綺星:
スタッフや関係者のみなさまに⽀えられたからこそ、初⽇を迎えることができたので感謝の気持ちでいっぱいです! まだスタートラインに⽴てたばかりなので、よりよい公演を⽬指して、みんなで頑張っていきます! 私はこの公演のセットリストの流れがすごく好きで、最初は明るい曲から始まって段々と⼤⼈っぽい曲やダークな曲が出てくるところがストーリー性があるなと思っていて、この公演をしっかりと表現できるようにみんなで練習しました。パフォーマンスの中でみんなとたくさん⽬線を合わせているので、普段の仲のよさが伝わったんじゃないかなと思います。
今後は、曲の意味もしっかりと理解しながら、みなさんにより想いが伝わるパフォーマンスをしていきたいです。(AKB48 60thシングル「久しぶりのリップグロス」の初選抜に選ばれて)先輩⽅と練習したりお仕事をしたりする機会も増えているので、その経験を17期研究⽣のみんなに⾔葉で伝えていくだけでなく、選抜に選んでいただいたことに⽢えずひたむきに頑張っていく姿勢を⾒せていきたいです。
⽔島美結:
先輩⽅がキラキラと踊っているこの憧れのステージに⽴てることが幸せでした。(60thシングルの初選抜に佐藤が選ばれたことに対して)私⾃⾝はとても嬉しくて、あいちゃん(佐藤)の次に続けるように⾃分ももっと頑張りたいと思います。あいちゃんが選ばれたことで17期研究⽣の意欲も⾼まったので、すごく感謝しています!
⼭﨑空:
最初は不安な気持ちもあったのですが、10⼈全員で初⽇のステージに⽴つことができて、笑顔を届けることができたのですごくよかったです。
⼩さい頃からAKB48が⼤好きだったので、このステージに⽴たせていただいて本当に嬉しいです! 私は⾒た⽬的には明るい曲が似合うと思うのですが、歌声的にはカッコいい系の曲の⽅が得意なので、そこのギャップを⾒ていただきたいです。