キングサリ[@JAM EXPO 2022ライブレポート]デビュー4ヵ月で魅せつけた堂々たるステージ「たくさんの方に観ていただけて本当に嬉しい!」
Pop'n'Roll 編集部
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<@JAM EXPO 2022>が、8月26日(金)、27日(土)、28日(日)に横浜アリーナにて開催。メインアリーナをはじめ、ロビーやホールなどに設置されたさまざまなステージで、アイドルたちが熱く、楽しく、華やかなパフォーマンスをくり広げた。本記事では、同イベントの中から8月28日のブルーベリーステージに登場したキングサリのライブレポートをお届けしよう。
キングサリ<@JAM EXPO 2022>横浜アリーナ(2022年8月28日)
取材&文:赤木一之
前日の同じステージに立ったアンスリュームのライバルグループとして今年4月にデビューしたキングサリ。オープニングでは、足音、鎖のジャラジャラ音、“グサリ”と刺す音から始まる世界観のあるSEに合わせ、薄暗い照明の中、元アンスリュームの天神・大天使・閻魔を筆頭に、あやさ、蝶羽れい、ネ兎ねう、村咲ちい、栗原えみるの6人がクラップしながら登場。
村咲の“私たちとグサリと生きろ! 「spell」”の曲フリから、メロディアスなロックが鳴り響く。出だしの閻魔の深みも厚みもある歌唱力もさることながら、この後の曲も含め、ソロまたはペアで入れ替わりながらセンターに出てきたり、見せ場のある5人の歌声も力強く際立っている。1曲目が終わり、会場の拍手が鳴り止むと、自己紹介からMCへ。閻魔が“初の<@JAM>どうですか?”とメンバーに聞くと、あやさが“楽しい! まだ1曲しかやってないけど(笑)”と無邪気に即答。
次の曲について、“クラップで始まる曲。この会場を夏の野外フェス会場にしたいからちょっと両手を上に挙げて”と、閻魔から観客にお願い。そこから、観客とクラップしながらキャッチーでアッパーな夏ソング「誘惑サマーマジック」、アンスリュームからもらった楽曲をアレンジした「ハイアンドシーク!」へ。
会場がヒートアップしたところで、ラストは、アーバンギャルド・松永天馬が作詞&作曲の中毒性のあるポップソング「生生(せいせい)しろよ」。イントロが流れると、ねうが“まだまだみんな踊れますよね? キングサリと一緒に生生しろよ”とクールに決めて立ち位置へ。ピコピコ音に合わせて真顔で踊るメンバーの姿も可愛らしいこの1曲。観客も一緒に、《生(せい)生(せい)》の声に合わせて腕を斜めに振りながら会場を盛り上げた。
歌い終わると息も切れ切れに、栗原がデビュー4ヵ月での初の<@JAM>に、“こんなにもたくさんの方に観ていただけて本当に嬉しかったです!”と喜ぶと、全員で“ありがとうございます!”と、感謝の気持ちを伝えて初ステージを後にした。