西野七瀬、濡れ衣を着せられる女性行員役に挑む「芯の部分を大切にしていけたら」『連続ドラマW シャイロックの子供たち』出演決定

西野七瀬、濡れ衣を着せられる女性行員役に挑む「芯の部分を大切にしていけたら」『連続ドラマW シャイロックの子供たち』出演決定

Pop'n'Roll 編集部

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2022.07.28
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西野七瀬が、『連続ドラマW シャイロックの子供たち』に出演することが決定した。

同作の原作は、ベストセラー作家・池井戸潤による累計発行部数50万部突破の『シャイロックの子供たち』(文春文庫)。

井ノ原快彦が演じる主人公・西木雅博は、出世コースを外れるが部下からの信頼が厚い銀行員。ある日、東京第一銀行長原支店内で100万円の現金紛失事件が発生する。西木は自らの部下である女性行員が疑われると、真犯人を密かに追い始める。しかし、事件を追っていたはずの西木が突然失踪してしまう。現金紛失事件と西木の失踪。2つの謎と長原支店の行員たちの物語が交錯していく。やがて現金紛失事件の裏に隠された“不正”が明らかに。果たして、西木が失踪した驚きの真相とは。

池井戸潤が、“僕の小説の書き方を決定づけた記念碑的な1冊”と明言し、作家人生の転機として位置付けてきた『シャイロックの子供たち』。タイトルの“シャイロック”とは、シェイクスピアの戯曲『ヴェニスの商人』に登場する、強欲な金貸しのこと。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さを鮮烈に描いた傑作群像劇となる。

監督は鈴木浩介、脚本は前川洋一が務め、『連続ドラマW アキラとあきら』『連続ドラマW 鉄の骨』に続いて、再び池井戸作品でタッグを組む。

今回、メインキャストとビジュアルを解禁。

西木の部下で、長原支店内の現金100万円紛失事件で濡れ衣を着せられてしまう真面目な女性行員・北川愛理役に、西野七瀬。常に営業成績トップで、支店内でエースと目される滝野真役に、加藤シゲアキ。過去の出来事から西木同様に出世コースを外れた後輩・竹本直樹役に、三浦貴大。エリートで策略家の面を持つ支店長・九条馨役に、前川泰之。業績のためならパワハラも辞さない副支店長・古川一夫役に、萩原聖人。そして、東京第一銀行本部の人事部調査役で、長原支店内で起きた事件を追い始める坂井寛役に、玉山鉄二。

また、episode0の放送・配信も決定。登場人物たちのバックボーンを知ることができ、ドラマ本編をより楽しめる内容となっている。

ドラマは全5話(episode0含む)で、10月9日(日)22:00放送/配信スタート。初回となるepisode0は無料放送。WOWOWオンデマンドでは、無料トライアル実施中。

コメント

西野七瀬(北川愛理役):
今回、初めて池井戸潤さんの原作に出演させていただけることになり、素直に嬉しく思いました。私が演じる北川愛理は、家計を支える真面目なしっかりもので、真っ直ぐなイメージのある役になりますので、その芯の部分を大切にしていけたらなと思っています。同じ職場の中であっても、立場やそれぞれが抱える事情がさまざまなので、登場人物たちがどういう風に描かれていくのか、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

加藤シゲアキ(滝野真役):
池井戸潤さんの原作小説を読み、スリリングな展開に夢中になりました。この映像作品には原作の持つ魅力が忠実に再現されており、そのような作品に参加できること、大変光栄に思います。私演じる滝野は、同僚から羨望の眼差しで見られる東京第一銀行長原支店業務課のエースです。そんな滝野をどのようにして表現しようか、わくわくしながら撮影に臨んでいます。『シャイロックの子供たち』はキャラクターの際立った物語で、そんな面々の1人として滝野も存在しています。そんな彼らが織りなす展開と撮影現場の緊張感は見ものです。先の読めないストーリーに、少しでも多くの方に熱中していただきたいと思います。

三浦貴大(竹本直樹役):
銀行員の竹本を演じさせていただきます。日々当たり前に利用している銀行ですが、その中で働いているのもまた人間であり、多くの葛藤、苦悩があるということに気づかされます。“銀行”というお金にまつわる仕事の中で、奮闘する1人の人間をリアルに演じられたらと思います。この物語の登場人物は、銀行という枠組みにいますが、みなさまにどこか共感していただけるような魅力的なキャラクターがたくさんいます。人間が働く上で必ずある悲哀を、感じていただければと思います。

前川泰之(九条馨役):
池井戸潤先生の世界観は、いち個人としても大好きなこともあり、そこに出演者として参加させていただくことをとても光栄に感じています。演じさせていただく九条という男は、相手によって自分を演じ分けられる非常にクレバーな男。そんな九条が見せるいろいろな顔を、見ていただく方に楽しんでいただけるよう演じ分けていけたらと思いますし、たまに出す狂気的な一面にも期待していただきたいです。この作品はミステリー性が高く、エンタテインメントとして間違いなく楽しんでいただけると思います。また、作中に登場する“東京第一銀行”という特殊な世界で必死に生きている登場人物たちから、人として大切なものは何なのか、が見えてくる作品でもあると思います。ぜひご期待ください!!

萩原聖人(古川一夫役):
池井戸さん原作の作品に出演するのは、2009年の『連続ドラマW 空飛ぶタイヤ』以来になります。本当にあの作品は、いつ観ても色褪せません。原作と前川さんによる脚本の力に加えて、現場の力というものを強く感じる作品でしたので、本作にもそれがしっかりと反映されてほしいという想いが強くあります。

私が演じる古川は、どこか中間管理職のような男ですが、いろいろなものをむき出しに必死に生きている印象です。昔に比べて、会社という社会での人間関係はだいぶ変わってきましたが、人の本質は不変だと思います。

池井戸さん原作のドラマは、WOWOWの視聴者のみなさんにとっては、否が応でも期待されるコンテンツだと思います。そして、『シャイロックの子供たち』は池井戸さんにとっても思い入れのある作品だと伺っているので、WOWOWドラマWの“老舗チーム”ならではの“シャイロック”をお届けできたら、きっと楽しんでくださるのではないかなと思っております。

玉山鉄二(坂井寛役):
本作は銀行内部の葛藤がとても生々しく、出世のためには何かが欠落し、破綻してゆく……。組織とは、仕事とは、家族とは何なのか、深く考えさせられました。決して善良ではない人々の群像がリアルに描かれていると感じました。池井戸潤先生の作品に出られることに大きな責任と喜びを感じながら役と向き合っていきます。チーム全員で暑さの中、頑張ります。

『連続ドラマW シャイロックの子供たち』ぜひ、楽しみにしてください。

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