池田エライザ主演ドラマ『DORONJO/ドロンジョ』、キャスト発表&第2弾予告映像解禁!

池田エライザ主演ドラマ『DORONJO/ドロンジョ』、キャスト発表&第2弾予告映像解禁!

Pop'n'Roll 編集部

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2022.07.27
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池田エライザ主演WOWOWドラマ『DORONJO/ドロンジョ』が、キャストを発表した。

WOWOWドラマ『DORONJO/ドロンジョ』キャスト

10月7日(金)より放送・配信される同作は、『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』の人気キャラクター・ドロンジョの過去を新しい視点からドラマ化した作品。

今回、キャストとして、ドロンジョの敵役で正義の味方『ヤッターマン』に山崎紘菜、金子大地が決定。山崎が演じるのは、“ヤッターマン2号”となる聖川愛花(ひじりかわあいか)。原作では電気屋の娘・上成愛として描かれるが、同作では貧しく過酷な環境で生きる七音とは対照的に、裕福な家庭で育ち、美貌を活かしてインフルエンサーとしても活動している役どころとなる。七音とは一時期、アマチュアボクシングの世界で日本代表をめぐってしのぎを削りあうライバルだった。真っ直ぐで純粋な愛花が“正義”の名の下に取る行動は、社会の底辺で生きる七音にとってはただの綺麗事。恵まれた者の偽善でしかない。ボクシングが物語にどのように絡んでいくのかにも注目だ。

金子が演じるのは、“ヤッターマン1号”となる高岩田ガン(たかいわだがん)。愛花の幼馴染で行動力があるガンは、原作の高田ガン同様に愛花の強力なパートナーとして登場する。そんな愛花とガンの“世の中をよくしたい”という真っ直ぐでまぶしい“正義”が、皮肉にも七音の運命を大きく狂わせていくことになる。

さらに、“ドロンボー一味”としてドロンジョの泥棒稼業を支えることになる面々には、矢本悠馬、一ノ瀬ワタルが決定。矢本が演じるのは、“ボヤッキー”と名乗ることになる、裏社会で生きる青年・飛悟(ひゅーご)。原作のボヤッキー同様にメカ造りの天才で一味の頭脳担当でもある飛悟は、ある悲劇によって左足を失い、絶望の淵にいた七音へ、自らの技術で制作した“義足”という希望を与える重要人物だ。

一ノ瀬が演じるのは、飛悟とともに行動し、“トンズラー”を名乗ることになる青年・匠苑(しょーん)。大柄で強面な見た目とは対照的に、天然で可愛いらしいキャラクターの匠苑は、一味の怪力担当であり、いざという時に七音の盾となる頼れる存在として登場する。果たして3人は“いつ、どこで、なぜ”出会い、のちのドロンボー一味へとつながる絆を育んでいくのか。そこに隠された悲しくも温かいドラマとは。

今回発表のキャスト陣の中で唯一原作には登場しない、ドラマオリジナルキャラクター・瑛磨(えーす)を演じるのは田中俊介。タツノコプロが初めて手がけたテレビアニメ『宇宙エース』からインスパイアされ、名付けられたキャラクターである。飛悟、匠苑らとともに裏社会で生きる謎多き人物・瑛磨は、絶望の淵にいる七音を拾い上げるキーパーソン。はじめは反発し合うも、根底にある“孤独”に共鳴し合う七音と瑛磨は、やがて互いにとっての“最後の希望”のような、かけがえのない存在となっていく。

強力ラインアップを加えてお届けする“令和のドロンジョ”。ほかにもドクロベエはじめ原作キャラクターは登場するのか。次のキャスト解禁をはじめ、今後の続報にも期待していただきたい。

今回、令和のドロンジョ・池田エライザのバトルシーンを収めた予告映像も初解禁となった。過去に、ボクシングの世界でライバル関係であった七音との鮮烈なバトルシーンは必見。のちのヤッターマン、ドロンボー一味の面々も登場しており、原作ファンにもチェックしてほしい内容となっている。

コメント

山崎紘菜(聖川愛花役):
日本を代表するアニメーションとして世代を超えて親しまれている『ヤッターマン』、そして多くの人々に愛されているアイちゃんというキャラクター。出演が決まり、光栄に思うと同時に身が引き締まる想いでした。正義とは、悪とは、という問いを私たちに投げかけてくるような作品ですが、アイちゃんを通して、他人を想いやること、本当に相手の立場になって物ごとを捉え考える想像力とは、とても難しいものだと改めて感じました。アイちゃんは自分の正義と受け止めきれない現実の間でもがいているのですが、みなさんもどうしたら世界はよくなるのかを一緒に探していただけたらなと思います。あ、それとこの世界ではアイちゃんはボクサーです。よろしくお願いします。

矢本悠馬(飛悟役):
小さい頃からアニメで観ていたキャラクターを演じることができ、大変光栄でした。タツノコプロの作品は再放送やVHSで楽しく拝見していましたし、ドロンジョ一味のボヤッキーは1番好きなキャラクターだったので、撮影が始まる前からワクワクしていました。今回の作品は僕たち一味にフォーカスを当てることで今まで想像の外側にあった物語が展開していきます。ヤッターマンのファンの方はもちろん、初見の方も楽しめるものになっているはずです。世の中が法律的にヴィランと呼ぶ彼らはなぜヴィランになったのか、ならなければならなかったのか。善悪とは何なのか。見て見ぬふりをしてはいけないノンフィクションがあるはずです。ぜひともご鑑賞くださいませ。

金子大地(高岩田ガン役):
僕が演じる高岩田ガンは後のヤッターマン1号になる男です。今回、オファーをいただいてとても光栄に思い、ぜひ演じてみたいと思いました。ドロンジョにフォーカスを当てた時に、ライバルのヤッターマンはどのように見えているのかもこのドラマの見どころだと思うので楽しみにしていただきたいです。また、スタッフ・キャストのみなさんと最高のチームで撮影することができ、とにかく楽しく演じさせていただきました。ぜひ!観てください!

一ノ瀬ワタル(匠苑役):
日本中から愛されている『ヤッターマン』。その中のトンズラーのオファーをいただいた時はとても光栄でした。そして今回の主役はドロンジョ様。ひとりの女の子がどうしてドロンジョ様になったのか、ボヤッキー・トンズラーと出会い、どうやって“ドロンボー一味”になっていくのか、そこにはとても過酷な物語があります。撮影中、とくに池田エライザさんは大変な役作りと撮影が続いていましたが、そんな日々をともに楽しんで乗り越えていくうちに、ドロンボー一味の“絆”が出来上がっている感じがしました。そのような中で迎えたラストシーンは、みなさんの胸にも刺さると思いますので、ぜひご覧ください!

田中俊介(瑛磨役):
タツノコプロ創立60周年という記念すべき作品に携わることができ大変光栄です。私が演じさせていただいた瑛磨という男はドラマオリジナルキャラクターです。“無戸籍”というキーワードを頼りに、監督、プロデューサーと話し合いを重ね、ともにこの世界観を生きるキャストのみなさんと言葉を交わし触れ合いながらキャラクターを作っていきました。存在を認めてもらえない。社会と繋がることすら許されない。そんな中、見つけた自分の居場所。そこを守る姿は野性味があって、獣のように思えました。その鋭さの中にある、温かさ、柔らかな一面が時折垣間見えると魅力的なキャラクターになるなと思い取り組ませていただきました。ドロンジョがドロンジョになる前のお話……。お楽しみに!

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