吉岡里帆、鞘師里保 出演舞台<スルメが丘は花の匂い>、開幕!【コメントあり】
Pop'n'Roll 編集部
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吉岡里帆と鞘師里保が出演する舞台<スルメが丘は花の匂い>が、本日7月22日(金)に紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて開幕した。
作・演出を手がけるのは、岩崎う大(かもめんたる)。岩崎がプロデュース公演の作・演出を手掛けるのは今回が初となる。
同作では、会社員の縁緑(吉岡里帆)がシンデレラや浦島太郎など童話の登場人物が生まれる不思議な世界に迷い込む。緑は『スルメ姫』という物語の主人公として生まれた少女クロエと出会い、緑の登場により『スルメ姫』の物語は混乱していく。物語を成立させようと必死な登場人物たち。物語は一体どんな結末を迎えるのか? 果たして緑はもとの世界へ戻ることができるのか?
劇団かもめんたるの過去公演では宇宙人、未来人、ヒューマノイドと、現代人の“外”からの視点で“人間”が描かれてきた。童話の世界を舞台に、少女たちの交流が描かれる唯一無二の“岩崎う大流”ファンタジーコメディとなっている。
クロエの幼馴染であるトム役には伊藤あさひ、ある物語の主人公として生まれてきた少女クロエ役には鞘師里保、クロエの父ハンス役は岩崎う大、クロエの幼馴染でトムの姉・ジーノを演じるのは牧野莉佳、クロエの母・レベッカ役にはもりももこ、旅人役に小椋大輔、スルメが丘に住む預言者・ノバ役にはふせえりを迎えた。
コメント
岩崎う大:
本日、無事に幕が開いてくれてホッとしています。面白いものができたと確信していますので、最後まで上演できたらと今は厳かな気持ちです。緑は、実は僕を投影しているので、とても難しい役だと思います。(吉岡)里帆ちゃんは緑と一緒に地図を見て、時に道に迷いながらたどり着いた役作りだったと思いますが、たどり着いた場所はもう迷わないと思います。初日に間に合わせるプロフェッショナルさを感じました。
吉岡里帆:
<スルメが丘は花の匂い>は、何の変哲もないOLが物語の生まれる世界へ迷い込んでしまったところから始まりますが、個人的にはストーリーに夏休みっぽさを感じています。劇場に来ていただいて、私が演じる縁と一緒に別世界へ迷いこんでいく楽しさや緊張感を感じていただけたら嬉しいです。ぜひ観に来てください。待っています。
伊藤あさひ:
稽古中は“トムがかわいそうに見えるように”という文字を台本にたくさん書いた記憶があります。う大さんから“ナチュラルな面白さを崩さないように、あさひはあさひのままで修正をしていった”と伺ったので、僕自身にもすでにかわいそうな要素があるのかな……と思っています(笑)。今日劇場で初めて通し稽古を行なって、やっとスタートを切れたような気持ちと、何ごともなくキャスト・スタッフ一同、そしてお客さまも健康で千穐楽まで公演が行なえるようにいろんなところで努力したいと思います!
鞘師里保:
う大さんが演出をしていただく時に、実際にやって見せてくださって、セリフのトーンなど細かいところまで演出をしてくださいました。そのおかげで、今作はストレートプレイなんですが、シーンを重ねていくうちに1曲の曲ができたような感覚になる稽古でした。劇場に来てくださるお客さまも慎重に来てくださると思うので、みなさんの気持ちをほぐせるよう、頑張っていきたいです。
ふせえり:
とても努力してこの日を迎えられて、みんなが“初日を迎えられて本当によかった”と、とても幸せな気持ちです。稽古中はずっとマスクをしていたので、今日初めてマスクを外して、あさひくんのカッコよさや、鞘師ちゃんの可愛さなど気づいて新鮮な気持ちでした。健康に気をつけて最後まで走り続けたいと思います。