©️浅井蓮次・沢田 新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会

橋本環奈[イベントレポート]撮影を振り返る「前後の感覚が難しく何度も練習しました」映画『バイオレンスアクション』完成披露試写会にて

Pop'n'Roll 編集部

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2022.07.06
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映画『バイオレンスアクション』が、本日7月6日(水)に完成披露試写会を開催した。同イベントには、主演・橋本環奈をはじめ、杉野遥亮、鈴鹿央士、太田夢莉、馬場ふみか、城田優、高橋克典ら豪華キャスト陣がイベント翌日に控えた七夕にちなみ浴衣姿で登壇した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

<映画『バイオレンスアクション』完成披露試写会>(2022年7月6日)

ピンクカーペットイベントレポート

今回、TOHOシネマズ六本木ヒルズの外階段には、橋本環奈演じる主人公“菊野ケイ”のピンクボブをイメージしたド派手ピンクカーペットが出現。傍らには笹が設置され、明日の七夕をイメージした夏らしい会場に、主演の橋本をはじめ杉野遥亮、鈴鹿央士、馬場ふみか、太田夢莉、城田優、高橋克典が艶やかな浴衣姿で笑顔で登場。雨予報が心配されていた中での開催に橋本は“本当に晴れてよかったです!”、杉野は“久々のお客さんの前で嬉しいです”と笑顔でコメントし、イベントがスタートした。

同作の個性豊かなキャラクターについて、それぞれが演じた役柄を紹介。橋本は“菊野ケイ”を“ピンクボブのゆるふわで、どこにでもいるような学生にもかかわらず殺し屋をしている女の子です。1日何十人も相手にしていたので撮影期間中も毎日毎日身体が痛い中撮影をしたのを覚えています”と撮影時の様子も振り返り返った。

続いて頭脳明晰なヤクザの金庫番“テラノ”を演じた杉野は“ヤクザから抜けたいと思っている中でケイと出会い、さまざまな出来事が起き気持ちが揺れ動くキャラ”、ケイに想いを寄せる同級生“渡辺”を演じた鈴鹿は“ケイの同級生で、いろいろと巻き込まれながらもケイへの気持ちが段々と溢れる可愛い男の子です”、キレたら怖いラーメン屋の“店長”を演じた馬場は“お客さまには神対応。従業員には塩対応キャラ”と各々のキャラクターを自身が解説。

孤高の天才スナイパー“だりあ”を演じた太田は“初めて挑戦したアクションシーンが見どころ”と本作の見どころのアクションシーンをアピール。独自のルールを持つ最狂の殺し屋“みちたかくん”を演じた城田は“原作も変わっているけど、かなり特殊なキャラ”と原作でも人気キャラのみちたかくんについてコメント。

最後に野心家のヤクザ木下組の組長“木下”を演じた高橋は“名優の佐藤二朗(三代目組長役)と楽しい撮影をした”とシリアスなシーンの多かったヤクザ側のグループでも楽しい現場だったことを振り返った。

舞台挨拶イベントレポート

ピンクカーペットイベントに引き続き、キャストが浴衣で登場。キャストの浴衣姿に会場からは大きな拍手が巻き起こり、その会場の様子に橋本をはじめキャスト一同思わず嬉しそうな笑顔を見せた。

話題は同作のアクションシーンに。キャストの中でも特にアクションシーンが印象的な橋本は“大変でした。 (『バイオレンスアクション』と)タイトルについてるので”と開口一番にコメント。同作が初アクションの太田は城田とのアクションシーンを何度も撮影したようで“城田さんにたくさん助けていただいた”と感謝の気持ちをコメント。それに対して城田は“(太田は)身体能力高いからやりやすかった”と太田のポテンシャルの高さを絶賛した。

同作では、日本映画初となる“ボリュメトリック”技術を採用。橋本は“360度グリーンバックで撮影するので、前後の感覚が難しく何度も練習しました。実際に出来上がった映像を観ても「新しい!」と思いました”とボリュメトリックの映像のすごさを語った。

続いて、伝馬組の迫力ある演技を披露したヤクザの杉野、城田、高橋が、“現場での空気感は?”と聞かれると、杉野は“先輩方に引っ張ってもらいました。特に高橋さんとの「あるシーン」ではお世話になりました”と高橋との印象的なシーンを振り返った。城田は“佐藤二朗さんや瑠東監督が時に笑わせるので、シリアスさとの緩急のバランスがよく、とてもいい雰囲気でした”と瑠東組ならでは現場の様子をコメント。

一方、橋本や鈴鹿、馬場のバイト先のラーメン屋での撮影は終始和やかな雰囲気で、撮影の合間中もキャスト同士で話をして過ごしていたそう。特に鈴鹿は用意された“美味しくない”設定のラーメンが本当に美味しくなかったようで、その場でラーメンを吐き出してしまったというエピソードを披露。現場では大きな笑いが起きていたようで、キャストも笑顔で撮影時の様子を振り返った。

同作の“希望を持つのはいいことだ”というケイのセリフと明後日の七夕にちなみキャストそれぞれの“希望”を発表。

橋本は“大ヒット祈願”、杉野は“世界一周”、鈴鹿は“素敵な出会いが訪れますように”、馬場は“健康”、太田は“商売繁盛”、城田は“しゃっくりが止まりますように”、高橋は“世界平和”とそれぞれの希望を可愛らしいハートのパネルで明かした。

中でも“世界一周”と書いた杉野は、“(仕事で)世界のいろんなところに行きたい”とコメント。特にドバイに行きたいそうで、MCにその理由を問われると、“最先端な感じがしませんか?”と回答。それに対してキャストがツッコみ、会場の笑いを誘った。

一方、橋本が“大ヒット祈願”と発表すると、会場からは大きな拍手が発生。“今日この作品を観て、SNSなどでも感想を広めていただきたいです”と、座長らしく同作のヒット祈願を口にした。

最後に橋本と杉野が自身のパネルを笹に取り付け、橋本が観客に向けて“改めてやっとみなさんに作品をお届けできるのが嬉しいです。観ていただいて素敵なコメントも広めていただきたいですし、夏にぴったりで豪華な作品です。ぜひこれから楽しんでください!”と挨拶。

同作の裏話から伝わる現場の楽しさと、浴衣を着たキャストの溢れる笑顔で終始和やかな雰囲気でイベントは幕を下ろした。

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