【ライブレポート】中川翔子、夢と決意で彩ったバースデイライブ「想いを歌に乗せて子どもたちに夢の扉を開きたい」
Pop'n'Roll 編集部
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Shoko Nakagawa Birthday LIVE 2019 〜Dream Notes〜|チームスマイル豊洲PIT(2019年5月5日)
中川翔子が、2019年5月5日(日・祝)にチームスマイル豊洲PITにて、バースデイライブ<Shoko Nakagawa Birthday LIVE 2019 〜Dream Notes〜>を開催した。
チケットが即完売した本公演には、彼女のバースデイを祝うべく、2公演合計2,600名ものファンが集結。さらに、この日は“子どもの日”ということで、昼夜合わせて40組80名の子どもたちを招待するなど、子どもから大人まで幅広い人気を誇る、まさに“しょこたん”ならではの公演となった。
ライブはデビューシングル「Brilliant Dream」からスタート。お馴染みのバンドメンバー“ギザレンジャー”とダンサー“マミタスターズ”を従えて中川がステージに登場すると、待ちわびた会場のファンからは大歓声が上がった。
続く「つよがり」終わりのMCでは、“今回のライブのタイトル「Dream Note」にはいろんな意味が込められています”と語ると、“夢は、叫ぶ、歌う、想うことできっと叶う”と、これまで叶えてきた自身の幼少期からの夢を振り返り、“私の大人になってからの夢は、想いを歌に乗せて子どもたちに夢の扉を開きたい”と、令和の時代を担う子どもたちに夢をつなぐ決意をにじませた。さらに“昭和生まれ! 平成生まれ! 令和を貪欲に生きてる人!”と投げかけると、会場は大人も子どももまさに一体となって盛り上がった。
9曲目は「Heavy Girl」。作詞も務めた人気劇作家の根本宗子演出によるMVでは、衝撃的なメンヘラ女子を熱演し話題となった楽曲だ。タイトルコールをするや否や歓声が上がると、重厚なバンドサウンドに乗せてMVさながらのパフォーマンスを見せた。
「TYRANT too young」まで立て続けにロックナンバーを歌い上げると、衣装替え後は“しょこたん”らしいポップでキュートな楽曲のオンパレードに。「pretty please chocolate on top」では、中川がデザインしたキャラクター“スカシカシパンマン”も登場すると、一緒にダンスを踊って盛り上げた。
18曲目の「空色デイズ」まで怒涛の本編が終わると、アンコールに応える形でステージに再び登場。アンコール1曲目に、小林幸子との強力タッグでCDリリースも決定した『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』(2019年7月12日(金)公開)の主題歌「風といっしょに」を歌唱するにあたり、“21年前、ポケモン映画『ミュウツーの逆襲』を観に、おじいちゃんが銀座の映画館に連れていってくれた日のことをまだ覚えています”と振り返ると、そんな思い出の映画の主題歌を歌うことができる喜びを“まだ本当に信じられない”と語った。
さらには“今日はあばれる君も来てくれてるんだよ”とサプライズ。客席でライブを観ていたあばれる君もその場で“ポケんちわー!”と挨拶し、子どもたちを喜ばせる場面も。そんな子どもたちに向けて“みんなには、夢を語って夢を叫んで生きていってほしいなと、お姉さんは……お姉さんは思います!”と、ステージから優しく微笑みかけ「風といっしょに」を披露した。
「ドリドリ」では、この日招待された子どもたちがステージ上に登場。この日のために練習してきた“ドリドリダンス”を一緒に踊って、子どもから大人まで夢いっぱいのこの日のライブを締めくくった。
2006年に歌手デビューして12回目のバースデイライブ。“ポケモン”をはじめとした数々のアニメ作品に携わり、多くの夢を叶え、与え続けてきた中川翔子。2019年7月には小林幸子とのコラボで、今夏のポケモン映画の主題歌「風といっしょに」を届けてくれる“しょこたん”の今後の活動に、ますます注目が集まりそうだ。
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