SKE48 古畑奈和[ライブレポート]かっこいいも可愛いも見せつけた最後のソロライブ「今一緒にいられて楽しいよ」
Pop'n'Roll 編集部
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SKE48の古畑奈和が、6月22日(水)新宿ReNYにて<古畑奈和 LIVE かえるぴょこぴょこ3ぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ6ぴょこぴょきょ>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
<古畑奈和 LIVE かえるぴょこぴょこ3ぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ6ぴょこぴょきょ>新宿ReNY(2022年6月22日)
ステージには、梅雨のこの季節らしく傘をさしたカッパ姿の古畑が登場。「スコールの間に」「少女は真夏に何をする?」「僕らの風」を続けて披露後、タイトルコールをつい客席に求めてしまうというミスをしてしまい、会場はなごやかな笑いに包まれた。
「となりのバナナ」では、日頃から古畑を特に慕っている松本慈子と伊藤実希がゲストメンバーとして順に登場し、古畑とともにパフォーマンス。曲終わり、青いジャージ姿でゲーム機のコントローラーを持った古畑が現れると、「積み木の時間」ではスクリーンにゲーム画面が映し出され、古畑がゲームをしながら歌うという演出で、部屋を覗いているような感覚に。その画面のゲームの世界「NAO KINGDOM」で、狼のチカガオ(松本)とウサギのミキウサ(伊藤)が悪蛙デビゲロに倒されてしまい、魔法少女なおぴょん(古畑)がチカガオとミキウサを救うというストーリーで楽しませる。「キミが思ってるより…」では、サイリウムを振るとラブゲージが上がっていくという映像に合わせて、古畑のメンバーカラーの水色とグリーンのサイリウムの波で客席からパワーが送られた。
「雨のピアニスト」では美声を響かせ、「今夜はShake it!」「恋愛サーカス」では、キレのあるダンスパフォーマンスで惹きつける。一転、「エンドロール」「消せない炎」「How come?」では、白のパンツルックの古畑が黒いワンピースの松本と伊藤をバックダンサーに従え、クールで息の合ったダンスで魅了した。「放課後レース」「渚のイメージ」ではグッズTシャツをアレンジした青いギンガムチェックのフリルワンピースで、アイドルらしいキュートなパフォーマンス。客席からの大きなクラップに“ありがとうございます!”と笑顔を見せる。本編は、古畑のソロミニアルバム『Dear 君とボク。』に収録の曲「観覧車」で締めくくった。
アンコールでは「口移しのチョコレート」と(「わるきー」改め)「わるちゃん」のどちらが観たいか、ステージ上からアンケート。「わるちゃん」の人気が上回り、角と尻尾をつけたセクシー&キュートな姿に客席からは大きな拍手が送られる。“最後、悔いが残らないようにしっかりとこの時間を楽しんでいってください! みんなの気持ちが晴れるように、そして雨も楽しめるように! 雨の後、しっかりとみんなが成長できるように心を込めて歌いたいと思います。明日天気になりますよーに!”と「After rain」でソロライブの幕を閉じた。
全21曲でさまざまな表情を披露した古畑は、“ファンの皆さんに楽しんでもらえるように参加型のライブを意識した”と話す。今年9月末での卒業を発表しており、9月24日(土)に日本ガイシホールで<古畑奈和卒業コンサート>の開催が決定している。夏には、<SKE48 Summer Zepp Tour 2022> <第4回 AKB48グループ歌唱力No1決定戦 『ファイナリストLIVE』>などへの出演も控えている。
古畑奈和 コメント
おそらくSKE48では最後のソロライブになるということで、ファンの皆さんに楽しみ尽くしてほしいなと思って、好きな曲を集めて、いろんな色を見せることで、楽しかったっていう気持ちを膨らませていきたいと思いました。
松本慈子ちゃんと伊藤実希ちゃんが出てくれたので2人の良さが出たらいいなと思いつつ、あとはこの仲良しなメンバーとだからこそできるライブにしたいなっていうことで、物語を作ったりとか映像を作ったりとか、映像と融合したり、ファンの皆さんに楽しんでもらえるように参加型のライブを意識して遊び尽くせたのではないかなと思っています。コールできない分、すごく拍手してもらったりとか、私だけじゃなく、ファンの皆さんと作れた特別なライブになったのではないかなと思います。ダンスブロックでも激しく、本当に倒れるくらいの熱量で歌ったり踊ったりしたんですけど、ファンの方も同じ熱量で、どんどんサイリウムを振る熱量が上がってきたのも伝わってきたので、負けずにステージに立てたことがすごい嬉しくて楽しかったです。
「観覧車」は『Dear 君とボク。』というミニアルバムに入っていて。これは卒業を見越して作られた曲ではなかったんですけど、今のタイミングにピッタリな曲だなと思って選びました。でも、しんみりしたいわけではなかったので、優しい気持ちというか、今一緒にいられて楽しいよっていうのと、これからも一緒に歩んでいこうねっていうことが伝わったらいいなと思って。
アンコールが来ることは当然ではないんですけど、今回はファンの方に最後までワクワク・ドキドキと、そんなことやっちゃうの!?っていうのを感じてもらいたいなと思って、選択してもらうっていうのをやってみました。今の私とファンの方だからこそできたことなんじゃないかなと思っています。
今回は可愛い衣装もあって、やっぱりアイドルっていう部分もしっかり見てもらいたかったし、いろんな私を、かっこいいのも可愛いのも全部が私なんだよっていうのを見てもらえたらいいなって思って、こんなライブになりました! ありがとうございます!