BiSH[イベントレポート]初のオムニバス主演映画への熱い想いを語る「心して観てください!」<『BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLL』公開記念舞台挨拶>にて

BiSH[イベントレポート]初のオムニバス主演映画への熱い想いを語る「心して観てください!」<『BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLL』公開記念舞台挨拶>にて

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2022.06.10
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

BiSHが主演するオムニバス映画『BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLL』が、6月10日(金)に新宿ピカデリーで<公開記念舞台挨拶>を開催。

同イベントには、BiSHメンバー6人が揃って登壇した。

本記事では、オフィシャルレポートをお届けしよう。

<『BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLL』公開記念舞台挨拶>新宿ピカデリー(2022年6月10日)

6人は、上映前舞台挨拶ということで、挨拶とともに公開を迎えた喜びの気持ちを語った。

アイナ・ジ・エンド(以下、アイナ):
私たちは、この日をとても待ち望んでいました。2020年ころに撮影したものだったりするので、コロナ禍などを経て公開できるということが幸せでたまらないです。

ハシヤスメ・アツコ(以下、ハシヤスメ):
BiSH6人が主演をやらせていただき、6作品とも感情の喜怒哀楽があり、すごくいろんな感情になっていただけると思います。全身全霊捧げて映画に挑みましたので、ぜひ楽しんでください。

アユニ・D(以下、アユニ):
本当に6人6色、顔の違う6つの物語なので、観終わったあと息切れしてしまうかもしれませんが、今日は楽しんでってください!

リンリン:
この作品は3年ほど前から計画が進んでいて、撮ったのもだいぶ前ではあるのですが、今日やっとみなさんの前にお見せすることができてすごく嬉しいです。

モモコグミカンパニー(以下、モモコ):
けっこう前からこの企画は進んでいて、“撮ったけど、やっぱり公開しません”みたいなことも、もしかしたらあるんじゃないかと、自分の作品についてはカオスすぎて思ってたんですけど(笑)、やっと公開されたので、みなさんぜひ今日の舞台挨拶も含め楽しんでいただけたらと思います。

セントチヒロ・チッチ(以下、チッチ):
このオムニバス映画を作るにあたって、初めてみんなでお芝居というものに向き合って、それぞれがそれぞれの監督とタッグを組んで本当に飛び込む気持ちで挑んだ大切な時間でした。私も観ていろんな気持ちになり、笑いあり涙あり……本当に“PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLL!!”という気持ちになりました!(笑) このBiSH6人の個性があったからこそできた作品だと思いますので、心して観てください!

それぞれの組み合わせを聞かれると“監督によるくじびきだった”と明かし、それぞれの作品についてクロストークで盛り上がった。

アイナは役柄と重なる部分を聞かれ、“自分自身ダンスがずっと好きで、BiSHでも振り付けをやらせてもらい、本当に生活の一部と言っても過言じゃない”と告白し、ハシヤスメは、ループしているというお話にちなみずっと続けられることを聞かれると、“こうやってしゃべることは大好きなのでいっぱいしゃべりたいですし、BiSHではコントを担当していて、コントはやり続けられるな。でも、つき合ってくれる人がいないとできないな……”と、メンバーにラブコールを送るもアユニに完全拒否される場面も。

そんなアユニは役作りについて聞かれると、“本来の私が練りこまれているというか、役作りというよりかは、自分自身を見つめ直すような感じでした。実際でも妹ですし、生意気なんでダメですね(笑)”と笑いを誘った。

リンリンは、同作でコンテンポラリーダンスに挑戦しており“ついていただいたseishiro先生に、コンテンポラリーダンスには正解がない、ということを何回も言っていただき心が軽くなりました”と感想を述べ、タイトル『VOMiT』(=吐き出す)にちなんでストレス発散方法を聞かれると、“お家で枕にうずくまってすごく大きな声を出します。1ヵ月に1回くらい……”と明かした。

モモコは“渡辺さんが監督に決まったことで覚悟はしていたんですが、とにかくタイトルにもあるようにカオスで。この作品にはWACK事務所のメンバーがたくさん出ていて、そこも見どころの1つです。本当に個性のある子たちばっかりで、元EMPiREのメンバーは、オシャレでクラスの1軍って感じがして怖かったです(笑)”と口にして、笑いを起こした。

チッチは役への向き合い方を聞かれ、“行定監督が脚本を送ってくれた時に、私に「こういう一歩を踏み出しなさい」という気持ちを込めて書いてくれたのかなって思って、私もここで覚悟を決めた物語でした。人間の醜い部分と美しい部分を、モノクロの世界で描いているので、それぞれみなさんがいろんな気持ちが湧き出てくるような物語だと思うので、真っ直ぐに受け取ってもらえたら”と述べた。

最後に同作のオープニングを飾る「リノベーション」主演のアイナより、“私たちは、この日をすごく楽しみにしていました。ここに来てくれたり、映画を楽しみにしてくれている人がきっといると思います。本当にゆっくり楽しんでもらえたら嬉しいです。最後までトイレに行かずに! よろしくお願いします(笑)”という独特なお願いを語り、終始なごやかな舞台挨拶は幕を閉じた。

次ページ