FES☆TIVE[インタビュー前編]“微笑ノ国”での衝撃エピソードを告白!「夜、ホテルで口の大きい女の子が、私の指を……」 FES☆TIVE 14thシングル「微笑ノ国」インタビュー前編
鈴木 健也
Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)
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FES☆TIVEが、本日5月25日(水)に14thシングル「微笑ノ国」をリリースした。“微笑みの国”タイをテーマにした同作の表題曲は、BPM200オーバーの超高速ビートにキャッチーなメロディが炸裂する彼女たちらしい中毒性あふれるサマーソング。タイ本国でも話題となっているMVは、再生回数をグングン伸ばしており、彼女たちへの注目度はこれまで以上に高まっている。今回、そんな強力作をひっさげて、今夏さらなる快進撃を見せようとしているFES☆TIVEのロングインタビューを前後編に渡ってお届けする。本日の前編では、5月8日(日)に開催した豊洲PITワンマンライブや「微笑ノ国」MV撮影を中心に語ってもらった……が、最後には予想もしなかったメンバーの戦慄エピソードが飛び出す展開に。
撮影:西槇太一
編集協力:竹内伸一
みんなで楽しめる曲と観て楽しめる曲があれば、FES☆TIVEは最強かなって(青葉)
――5月8日(日)に単独公演としては最大キャパとなる豊洲PIT公演(<FES☆TIVE超ワンマンライブ『THE・ULTRA FESTIVE-in 豊洲PIT->)を開催しました。ライブを終えて、感想はいかがですか?
土光:
ステージにセットを組んでやらせてもらったんですけど、(特効の)火を初めて使ったんですよ! ステージ上がすっごく熱くて。ホントは、もうちょっと大きな会場で使うものだったらしいんですけど(笑)。ファンの方も“すっごい熱かった”って言ってました。でも、そのくらい特別なことをやらせてもらえたワンマンライブだったなと思います。ワンマンライブということで、すごく緊張してたんです。正直、“お客さんが来てくれるのかな”って心配もしましたし。でも、当日はたくさんの人に来ていただけて、本当に嬉しかったです。
――そんな心配があったんですね。でも、本当によいライブでした。
全員:
(口々に)ありがとうございます!
――MCで青葉さんが、“最近はアイドルグループの解散や卒業が多い中で、FES☆TIVEを観ると安心するという声をいただくことが多い”とおっしゃっていましたが、FES☆TIVEは“お祭り系アイドルユニット”を名乗っているだけあって、数あるアイドルグループの中でも、実は最もコロナ禍の影響を受けたんじゃないかと思うんですよ。
土光:
ボコボコにやられました(笑)。
青葉:
ぶちのめされました(笑)。
――特に、フェスではファンと一体になって“横移動”しているイメージが強いので、コロナ禍ではそういうこともできにくいし、いろいろと影響は大きいんだろうなと思っていました。でも、結果的には、大会場のワンマンも成功させたし、グループとしての強さをすごく感じています。自分たちの強さについては、どう考えていますか?
青葉:
この数年間、FES☆TIVEの1番のよさである“横移動”だったり、みんなで踊るっていうことだったりが、ほぼ規制されてしまって。いろいろなグループさんがいる中で、よさをすべて封印されてしまったのが私たちだと思います(苦笑)。最初はホントに厳しくて、それまでの私たちを知っているお客さんは、やっぱりどこかつまらなそうな雰囲気に見えて。それは自分たちでも感じていたし、わかっていたことなんですけど……。でも、最近のFES☆TIVEは“みんなで楽しむ”というイメージがあると思いますけど、もともとは、みんなで揃えたパフォーマンスが中心で、騒ぐというよりもフォーメーションで魅せる曲もあったんです。そういう観て楽しめる部分、しっかりとしたパフォーマンスで表現するという部分を、コロナ禍になってからは伸ばしていこうっていう気持ちで取り組んでいました。みんなで楽しめる曲だけじゃなくて、観て楽しめる曲もあれば、FES☆TIVEは最強かなって思います。
――メンバーの間で、そういう話し合いはしたんですか?
土光:
セトリとかはけっこう話し合いました。
青葉:
“このイベントは「座り」だから、こういう曲を入れよう”とかね。
土光:
あとは、まわりの演者さんとの兼ね合いを考えてセットリストを決めたりしていました。
髙木:
私は、コロナ禍になってから加入したんで、声なしのFES☆TIVEしか知らなくて。それまではお客さんとして大好きで、ずっと観てきたんで、ファンの方がお祭り騒ぎしていることは知っているんですけど、ステージからは、その光景を見られていないんです。今までを知っているメンバーからすると、物足りないのかなと思いますね。今は今で楽しくやれていると思うし、ファンの方も楽しく観てくれているとは思うんですけど。
八木:
私もコロナの感染が広がり始めたくらいに加入したんです。ファンの方がライブに行きにくくなっている状況での加入だったので、ファンの方の気分も下がってしまっているし、メンバーも(コロナ禍になるまでは)すごく盛り上がってきていた状況だったと思うので、けっこう厳しかったと思うんです。そんな中で、私も一緒になって落ち込んでちゃダメだなって思っていました。メンバーもお祭り騒ぎじゃない曲を挟んだセトリを作ったりして、工夫していて。シングルでも「心拍白昼夢(シンパクデイドリーム)」とか、お祭り騒ぎじゃない曲をリリースしたり。今回、「微笑ノ国」はまたお祭りソング……じゃないのかな(笑)。でも、FES☆TIVEらしい曲だと思うんで、そういう曲をリリースできることになって嬉しいなって思います。
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