武田玲奈[イベントレポート]撮影の裏側を告白「品川ヒロシ監督がチョイスするスイーツがどれも大好きなメニューばかりで……」『WOWOWオリジナルドラマ 異世界居酒屋「のぶ」Season2〜魔女と大司教編〜』完成報告会にて
Pop'n'Roll 編集部
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5月27日(金)23:00から放送・配信がスタートする『WOWOWオリジナルドラマ 異世界居酒屋「のぶ」Season2〜魔女と大司教編〜』の完成報告会が、5月23日(月)に東京国際フォーラムにて開催された。
会見には、居酒屋「のぶ」を切り盛りする、食に一途な職人かたぎの料理人、大将こと矢澤信之役の大谷亮平、居酒屋「のぶ」の看板娘として常連客に愛される千家しのぶ役の武田玲奈、前作から監督&脚本を務めた品川ヒロシ、ゲストとしてスペシャルショートドラマ「しのぶとエーファの秘密の極上 スイーツ編」に出演するエーファ役の新谷ゆづみ、Season2からの追加キャストの三原羽衣が登壇。Season2への想いや撮影エピソード、ドラマの見どころについて語った。
本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
ステージに登壇した大谷は“Season1の完成報告会は、コロナ禍で3人別々の場所からリモートで実施したんです。Season2でこうしてみんな揃って挨拶できることを心より嬉しく思います。腕がいい料理人の役ということで、決して簡単な役ではなかったですが、やりがいを持って演じさせていただきました。本日はよろしくお願いします”、武田は“今日という日を迎えることができて本当に嬉しい。今日はよろしくお願いいたします”、品川監督は“Season2の制作ができただけでも幸せなのに、こうやって華やかな席でご挨拶ができることが本当に楽しくありがたいです。最後まで楽しんでいってください”と、それぞれ挨拶した。
Season2の制作が決まったことについて大谷は“続編ができるということは本当に嬉しい。周りからもよい反響をいただきました。Season1を撮り終えてセットを崩す時、とても寂しかったので、またあのセットと出会えたことが嬉しいです”、武田は“Season1を撮影中に、キャストのみんなでSeason2できたらいいね、と話していたので夢が叶いました”とコメント。品川監督は“シリーズになるって中々ないことで、僕自身も初めて。Season2になればいいなと思っていたので、狙い通りです(笑)”と話し、笑いを誘った。
Season2について大谷は“料理の部分はもちろんなんですが、タイトルにもあるように魔女が出てきます。この物語がミステリーなのか、それとも明るいストーリーなのか、最後まで観ていただけると魔女が出てくる真相がわかるので、ぜひ最後まで観ていただきたいです”と今作の魅力を述べた。
新キャストとして、酒と甘味を愛する“魔女のような風貌の謎の女性”イングリド役を水野美紀、枢機卿の座を狙う大司教ロドリーゴ役を松尾諭、酔眼のアルヌの異名を持つアルヌ役を浅香航大、食の吟遊詩人として大きな影響力を持つクローヴィンケル役を武田鉄矢、異世界の帝都で名君と名高い先帝陛下役を大和田伸也さんらが演じる。この豪華な新メンバーについて武田は“豪華なキャストの方々とご一緒できて、Season1とは違った新しい『のぶ』になりました”と作品の感想を伝え、品川監督は“新メンバーの方々のキャラがとにかく濃い。Season1は若めのキャストでやっていたけれど、Season2で武田(鉄矢)さん、大和田さん、(Season1からのレギュラーキャスト)田山(涼成)さんという大御所3人が揃った時に、監督なのに緊張してしまいました。そして絵力がすごい。大御所の方々の演技を間近で見れたのは本当に嬉しいし、見応えがあります。若いキャストにベテランが加わったことがSeason2の魅力の1つだと思います”と話した。
撮影現場の雰囲気について武田は“(大谷演じる)大将も大谷さんも一見真面目なんですけど、大将は天然の節があって。大谷さんも天然というかユーモアがありますよね”と述べ、品川監督が“関⻄人だよね。けっこうふざける方なんだなと。公の場ではあまり見せない姿だけれど、撮影中は違うんですよ”と続けると、それに対し大谷さんは“否定できないです(笑)。ビシッとしたイメージ持たれがちですが、和やかな現場だったからこそ、ふざけてしまいました。女性陣が100発100中で笑ってくれたので、大阪人の血が騒いで調子に乗ってはしゃいでしまいました”と現場の仲のよさをアピールした。
本編第1話の放送終了直後(5月27日(金)23:25)には、スペシャルショートドラマ「しのぶとエーファの秘密の極上スイーツ編」をWOWOWオンデマンドで全2話一挙配信する。その配信を記念して、スペシャルショートドラマに出演する新谷ゆづみと三原羽衣さんがゲストとして登場。2人が姿を現すと大谷が“学校じゃないの? なんで来たの?”とユーモアたっぷりにツッコむと“スペシャルショートドラマの方も混ぜていただきたいなと思って来ちゃいました!”と新谷。同世代の2人を見て品川監督は“新谷さんの成⻑を見れたのが感慨深い。Season1の時は現場で勉強していたのに、Season2では卒業間近で。新谷さんと三原さんが仲よく話していたことで現場は和んだし、成⻑を間近で見れて嬉しかったです。娘を見ているかのような感覚でした”と語り、新谷は“本編では料理をさせてもらえず洗い物ばかりなので、スペシャルショートドラマでは一緒に(お菓子)を作れたので、エーファの成⻑を感じる特別な作品になりました”と話すと、三原は“本編は基本的にお客さんでショートドラマでは厨房に入るので、また違った景色を見れました”と本編との違いを伝えた。さらに武田は“監督がチョイスするスイーツがどれも大好きなメニューばかりで、迷うけど苺大福が特に美味しかったです。全部食べなくてもいいのに美味しすぎて全部食べてしまいました”と撮影の裏側を明かした。
このスペシャルショートドラマは、Twitterがきっかけで誕生。その経緯について品川監督は“Twitterでおやつの方も映像化してほしいというコメントがあり、みんなでつぶやいて盛り上げてくれたらもしかしたら実現するかも、と言ったらトレンド1位に。それをプロデューサーの方に伝えたら実現したんです”と誕生秘話を口にした。
最後のコメントを求められた大谷は“蝉川夏哉先生の独特な世界観をもとに、品川監督ならではの「笑い」の要素も入れていただき、非常に楽しい作品に仕上がっています。肩肘張らずに気楽に観れる作品になっているので、自分の好きなつまみやお酒を飲みながら、この作品とともに素敵な豊かな時間を過ごしてほしいです”とメッセージを送った。