飯窪春菜、キュートなフランス人CA役を演じる舞台<ボーイング・ボーイング>開幕![初日囲み取材/ゲネプロレポート]

飯窪春菜、キュートなフランス人CA役を演じる舞台<ボーイング・ボーイング>開幕![初日囲み取材/ゲネプロレポート]

Pop'n'Roll 編集部

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2022.05.14
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飯窪春菜らが出演する舞台<ボーイング・ボーイング>が、 本日5月14日(土)より東京・自由劇場にて開幕した。

同作は、フランスの劇作家マルク・カモレッティによる戯曲で、1960年にパリで初演されて以降、世界中で幾度となく再演。2008年度トニー賞では、“リバイバル演劇作品賞”“主演男優賞”にも輝いた傑作コメディである。

本記事では、本日行なわれた初日囲み取材会とゲネプロのオフィシャルレポートをお届けする。

取材&文:中川實穗
撮影:木村直軌

開幕初日の昼公演後に行なわれた囲み取材会には、福田悠太(ふぉ~ゆ~)、室龍太、松本明子が出席。

公演を終えての感想を聞かれ、福田は“ウケました! こんなにウケちゃって大丈夫なのかっていうくらい。手応えバッチリでございます”と手応え十分。客席は大いに沸いたといい、室は“関西人の性なんでしょうね。舞台で福ちゃんさん(福田)が笑いを取っていると妙に悔しい気持ちになりました”と明かす。さらに松本は“福田さん、室さんは舞台の天才です。そして3人のCA役の彼女たちも。みなさんに囲まれて本当に幸せな空間です。私が何をやらかしても助けてくれる福田さんがいらっしゃいますし、ムードメーカーの室さんがいますし。稽古場も和気藹々としていていました。素晴らしいチームワークです”と述べた。

自身が演じるロベールについて福田は“僕のための役だなと感じています。汗だくでめちゃくちゃ頭を使いますが、自分と共通点もあって、やっていてとても楽しいです”。

室は自身が演じるベルナールに“僕とは真逆です。こんなキザな口調ではしゃべらないですしね。苦労したのは、ゲラなのですぐ笑っちゃうこと。福ちゃんさんの動きとか、明子さんの動きとか、ツボに入っちゃって(笑)”と明かす。すると福田も“稽古でも、作品を詰めていくとか、心情を探求していくというよりも、この戯曲が面白すぎるので笑わないようにするっていうのが大変でしたね”と話す。

最後に、“1960年代の名作コメディです。素晴らしい作品、素晴らしい出演者、温かいお客さまに囲まれた幸せな時間、大いに笑って、明日からの活力にしていただければ”(松本)、“暗いニュースばかりですが、ぜひ劇場に来ていただいて、明るく笑っていただければ。お待ちしています!”(室)、“浜松町の自由劇場と、京都の京都劇場でも上演されます。そこでたくさん一緒に笑いましょう!”(福田)とそれぞれコメントし、会見を締めた。

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