髙石あかり主演映画『とおいらいめい』公開日+ポスタービジュアル解禁!
Pop'n'Roll 編集部
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髙石あかりの主演映画『とおいらいめい』の公開が決定し、ポスタービジュアルが解禁された。
東京で半年以上のロングランヒットとなった『ベイビーわるきゅーれ』で初主演し、舞台『鬼滅の刃』の竈門禰豆子役としても注目を集める髙石あかり。
『とおいらいめい』は、8月27日(土)〜9月23日(金)に池袋シネマ・ロサにて4週間のレイトショー公開となる。
髙石は、父の死をきっかけに腹違いの姉2人と初めて共同生活をすることになり、1人で抱え込みながらも、時に10代らしい天真爛漫さも見せる三女・音役を繊細に演じる。
同作はトリプル主演として、長女・絢音役で、ドラマ『半沢直樹』にも出演の吹越ともみ、次女・花音役で、日仏合作『MINORI』でフランスで話題になった田中美晴が務める。
監督は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 短編部門最優秀作品賞の受賞歴がある大橋隆行が努めている。「世界の終わり」でも大切なものを、瀬戸内を舞台に描く。
監督・脚本 大橋隆行 コメント
ロックダウンで人が消えた街、ロシアの侵攻により破壊された街、撮影当時は全く想像していなかった、まるで世界の終わりのような光景を目撃する日々が続くなか、『とおいらいめい』は公開を迎えることになりました。彗星の衝突による人類の滅亡まで残り数ヶ月という世界を描く本作は、2004年に上演された同名舞台が原作です。作・演出を手がけた長谷川朋史さんから映画化の相談を受け企画が動き始めたのが2018年。原作の空気を残しつつ、映画として魅力的な作品にするには?と考えながら撮影が始まる直前の2020年2月まで脚本執筆が続きました。
主演の髙石あかりさんは『かぞくあわせ』(ルネシネマ製作のオムニバス映画)の試写会でお会いして、感想をお伺いする中で17歳とは思えない落ち着いた雰囲気と声のトーンに魅力を感じて出演をお願いしました。吹越ともみさん・田中美晴さんはまだ作品のあらすじ程度しか脚本が進んでいなかった際に開催したオーディションでお会いした瞬間に絢音と花音だ!という不思議な確信がありました。それぞれに個性的な三人によってキャラクターに命が吹き込まれ、彼女たちが過ごす時間がとても愛おしいものになってくれたと思います。
いまの現実の厳しさと比べてしまうと劇中流れる時間は世界の終わりというには穏やかすぎるかもしれません。しかし、だからこそ掛け替えのない穏やかな日常への祈りや願いのようなものを感じていただけるのではないかと思います。
三姉妹が過ごす世界の終わりと瀬戸内の美しい景色を、ぜひ劇場の大画面で見守ってください。