矢島舞美、石田千穂(STU48)、舞台<パレード>出演決定!
Pop'n'Roll 編集部
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矢島舞美と石田千穂(STU48)が出演する舞台<パレード>が、7月16日(土)~24日(日)に新国立劇場 小劇場にて上演されることが決定した。
2002年初版の吉田修一による小説『パレード』。発売直後から絶賛を浴び、第15回山本周五郎賞を受賞。2010年には映画化され、第60回ベルリン国際映画祭で、国際批評家連盟賞を受賞し、2012年には初めて舞台化された。
今回、脚本・演出に平塚直隆を迎えて、2022年版の新たな作品として舞台版を上演する。
物語では、5人の若者たちのルームシェアを舞台に、彼らの共同生活の経過と、そこから生じた歪みの結末が描かれる。全5章から成る同作は、良介、琴美、未来、サトル、直輝の5人それぞれの視点から、時系列順に物語を展開。さらに、今回の舞台では、5人の視点に加え、観客の視点を取り入れる。
インディペンデント系映画配給会社に勤務する伊原直輝役は仲田博喜、イラストレーター兼雑貨屋の店長・相馬未来役は矢島舞美が、自称“夜のお仕事”に勤務しているという18歳の男娼・小窪サトル役は曽田陵介、現役大学生・杉本良介役は眞嶋秀斗、無職で若手人気俳優の元恋人からの電話を待ち続ける女性・大垣内琴美役はSTU48の石田千穂が演じる。
コメント
相馬未来役・矢島舞美:
相馬未来役の矢島舞美です。
近年、インターネットで顔や本名、素性すら知らない人とでも“友達”や“恋人”になれてしまうのが珍しくない時代になってきました。少し異常な感じはするものの、その違和感さえもが当たり前な世の中になっていると思います。なぜ、そんな世の中になったのか、この作品に触れると見えてくるような気がします。若者がそれぞれに抱えている自分の中の淀んだ部分、そこに踏み込まない距離感への居心地のよさと虚しさ。
みんないないようで、みんないるような。
孤独なのか、温かいのか、訳がわからなくなってくる感覚。繊細で絶妙で際どくて……そんな複雑な人間模様をみなさまにお届けできたら!と思います。
大垣内琴美役・石田千穂(STU48):
大垣内琴美役の石田千穂です。
普段はSTU48という瀬戸内を拠点としたアイドルグループで活動しています。
まだ演技経験が少ない中での挑戦ということもあり、楽しみですが、とても緊張しています。
私が演じる琴ちゃんは、同じ広島県出身で台本を読んでいても共感できる場面が多々あり、お家でのんびりしている時の姿が自分と少し似ているように感じました。
逆に、琴ちゃんの初対面の人とすぐに打ち解けられる性格が、人見知りをしてしまう性格の私と違ってすごいなと思いました。リスペクトの気持ちを持って演じていきたいです!
素敵な共演者の方たちから本番までの期間たくさんのことを学び吸収させていただき、劇場にお越しいただいたお客さまに舞台<パレード>を存分に楽しんでいただけるよう一生懸命頑張ります!
どうぞよろしくお願いします。