イケてるハーツ[ライブレポート]グループの進化を証明した東京ファイナル公演
Pop'n'Roll 編集部
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イケてるハーツが、3月27日(日)に日本橋三井ホールにて初の全国6大都市ツアー<日・SING・月・歩>の東京ファイナル公演を開催した。本記事では、その夜公演のオフィシャルレポートをお届けする。
イケてるハーツ<日・SING・月・歩>東京ファイナル公演(日本橋三井ホール/2022年3月27日)
ライトが瞬き、ライトブルーを基調とした新衣装に身を包んだメンバーが立ち位置につく。
幕開けを飾ったのは、ツアー初披露の新曲「陽だまり」。《あなたがいるから ここが陽だまり》と、1人ひとりソロで歌声を響かせる。
自己紹介を行ない、“<日・SING・月・歩>ツアーファイナル! 始まってしまいました……! 1曲目に披露した曲はツアー初披露の新曲でした。このツアーでは懐かしい曲も、最新曲もたくさん用意しているのでみなさん最高に楽しんでいってください!”と小泉、南が挨拶すると、次の曲へ。
「Believe In My Dreams」で希望を背負い前へ進もう、と凛と輝くパフォーマンスを披露すると、アップテンポなダンスチューン「GIRL,Me」、人気曲「オトメゴコロ」と続き、オーディエンスのクラップでフロアの熱量が上がる。
“ありがとうございます! 昼公演ではツアー前半、大阪、名古屋公演の想い出をお話ししたんですが、夜公演ではツアー後半の福岡公演の想い出を話していこうと思います”と、小泉が話を振ると、福岡出身の城木が地元に帰れて嬉しかった想いや、みんなでラーメンを食べたことなど、メンバーそれぞれ思い思いに笑いを交えて想い出を語り、ツアー恒例となっていた南のご当地“好きだよ♡”で観客が盛り上がる。
今回のツアーでのスペシャルな演出となっているダンスブレイクを激しいパフォーマンスで魅せると、“みなさん、東京ファイナル! 楽しんでいきましょう~!”という橘のシャウトでPlayStation4対応ソフト『閃乱忍忍忍者大戦ネプテューヌ -少女達の響艶-』EDの「SING・LA・BANG・SHOW!」へ。忍者の舞でステージを駆けまわり、ダンスブレイクで「Distance Love」へとつなげると、ラップとクラップを響かせ、「Happy Day = Beautiful Day」ではキラキラとした笑顔でステージを駆け回る。
次のステージへと力強く踏み出していくメンバーの想いが詰まった「In the name of love~愛という名のもとに」、人気ナンバー「Never stop love」、「KAKERA」と続き、新メンバー3名も表情豊かにパフォーマンスを魅せ、ツアーを通してステージを重ねて強まったメンバーの絆と成長を感じさせる。
“東京ファイナルも中盤戦ですが、みなさん盛り上がってますかー!?”と、柚木が観客とクラップの掛け合いを見せると、“今回のツアーで披露した新曲6曲が入ったCDの発売が決定しました! そして、9月10日にイケてるハーツ8周年記念ライブの開催が決定しました! イケてるハーツの大事な大事な記念日なので、みなさんぜひ予定を開けておいてください!”とアナウンスした。
橘が真っ直ぐな瞳で、“私たちの進化した姿、観てください……。無限の空へ……! 想像の向こうへ……! このツアー最後の新曲「∞(Infinity)」”と語ると、《put your hands up!》《光が弾け、無限の空へ 翼広げ羽ばたいて》と、これまでのイケてるハーツにはないセクシーさやカッコ良さを感じさせ、進化する姿を魅せた。
“このツアー最後の新曲、「∞(Infinity)」を披露させていただきました! このツアー最初の新曲、「Endless Evolution」で見せた「進化」から無限に進化していくぞ……!という気持ちを込めて歌わせていただきました”と、橘が想いを口にした。
「好きだよSunshine」では《君は僕の太陽だ 曇り空も晴れになる》と爽やかなユニゾンを響かせ、「罪証のルシファー」、「NOIR STEP」と続き、熱く歌い上げる。「ルミカジェーン」でキラキラのメンバーカラーペンライトとオレンジのサイリウムがフロアいっぱいに広がると、初期から愛される人気ナンバー「希望の地図」で会場が一体となりフロアの熱は最高潮に。
小泉の“ツアーファイナル最後の曲です。聴いてください、「Endless Evolution」”という掛け声から、ツアー初日に初披露となった“進化の年“を象徴する新曲「Endless Evolution」を投下。ツアー初日からの成長を見せ、イケてるハーツの進化を証明した東京ファイナル公演となった。
藤咲雫 コメント
ーーツアーを終えての感想や、ツアーに込めた想いを教えてください。
藤咲雫:
イケてるハーツの進化を見せよう!と意識したのは、初披露の「∞(Infinity)」を披露する時だけでした。
ツアー期間中、目の前の課題に追われて、ツアーのテーマでもあるグループの進化をどう見せるか、ということを意識せずに盲目的に頑張ってきました。
結果としてわかったことは、どうやったら進化しているように見えるのか、成長したように見せられるか、と考えて工夫するよりも、日々目の前の目標に向かって走り続けることこそ、振り返ってみると進化し続けているように見えるのだな、ということです。この1ヵ月間、本当に内容の濃い期間でした。
誰も諦めることなく、メンバー1人ひとりが本気で取り組んできたからこそ、一丸となって進化できたのだと思います。
これは当然のことではなくて、9人が同じ方向を向いて頑張れたことは大きな財産だと思います。
ツアーで得たこの財産を無駄にせず、これからも同じ方向を向いて頑張っていけるように、仲間を大切にしていきたいと思います。