AKB48 大西桃香、「期待値爆上げで楽しみにしていただけたら嬉しい」ヒロイン出演作<梅棒 14th WONDER『おどんろ』>への想いを語る
Pop'n'Roll 編集部
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AKB48の大西桃香が、<梅棒 14th WONDER『おどんろ』>のオンライン合同取材会に登場した。
4月8日(金)から5月8日(日)まで、東京・サンシャイン劇場を皮切りに三重・大阪・高知・愛知の5都市にて上演される<梅棒 14th WONDER『おどんろ』>。
今回のオンライン合同取材会には、大西とともに、出演者の梅澤裕介と小越勇輝が参加した。
新型コロナウィルスの影響を受けて全公演が中止となった昨夏の公演からの続投となる小越は、前回の悔しさを滲ませながら、今回のリベンジに向けて“最初お話を聞いた時から、この作品、この梅棒というチームにまた自分が入って届けるために、イチから作り上げることにワクワクしています”とコメント。
梅澤は“梅棒は、記録をいつも残さない、舞台でしか観ることができない団体なので、(夏の全公演中止を経て)こういう早いタイミングでできなかったことができるっていうのは本当に嬉しいですし、今度こそちゃんとみなさまにきちんとお届けしたいなと思っています”と語った。
一方、新たにヒロインに抜擢された大西は、“(伊藤)今人さんにAKB48で2度お世話になったことがありまして、今人さんを知って梅棒さんを知ったんですけど、めちゃめちゃ踊る、本当にすごい方々という印象があります。私はダンスが苦手な方ではあるので(笑)、自分がまさか梅棒さんの舞台に出られるなんて、しかもヒロインで呼んでいただけるなんて思っていなかったので、本当にびっくりしました。夏に中止になってしまった公演は、私と同じ役を務めていたのが、AKB48の大先輩である梅田彩佳さんで、その大先輩の後が私でいいのかな?って。すごく緊張していたり、ちょっと不安もあったりするんですけど、今稽古も少しずつ始まっていて、みなさんの熱量が本当にすごいしキラキラしていて、見ていてすごく楽しいしワクワクするので、私もどんどん稽古していってこの世界に入っていけたらいいなって思っています”と、 意気込みを述べた。
梅澤が演じるのは、うだつの上がらないサラリーマン・萬代(ばんだい)。同作の主人公であり、街でイタズラをする“NEO妖怪”と接触し、生活が一変するという役どころ。“激しいアクトで表現をすることが多い梅棒の中でも1番エネルギー消費量が少ない(笑)”と笑いを誘いつつ、“今まで梅棒を観ていた人にとって新しい一面かなと思います”と見どころを分析。
大西は“一生懸命頑張っている女の子ではあるんですけど、頑張りすぎて空回りしちゃうところもある。素直な女の子だなって私自身は思っています”という新米の女子警官を演じる。
小越はNEO妖怪のリーダー格。“妖怪ですけど、心のひだみたいなものを持っていて、素直に感情を出さないというか、ちょっとひねくれている感じもある”と語りながら、稽古数日で前回との違いを感じているそうで“今回キャストが変わったことで、前回と関係性が変わってきたりとかもすると思うし、作品のストーリー的な部分も変わってくるというか。自分が演じる役も、前回と全然違うものになるだろうなっていうのは感じているので、すごく楽しみですね”と、今後の展開に期待を寄せた。
1ヵ月先に迫った公演ヘの来場者に向けて、 梅澤からは“いつもの梅棒らしく、ドタバタあり、不思議なキャラクターあり、面白いところもありつつも、少し変えて大人っぽい情緒あふれる素敵な舞台になっているので、新しい一面が見れると思って楽しみに観に来ていただければと思います”、 大西は“私は梅棒さんの舞台に参加させていただくのは初めてなんですけど、私自身も初めての地方公演をすごく楽しみにしていて、今のご時世あまり地方に行くことができなかったりするので、地方のファンの方にも梅棒さんの作品を観てもらいたいなと思いますし、あらすじを読ませていただいた時に泣いてしまって。みなさんの心に残る作品になると思うので、期待値爆上げで楽しみにしていただけたら嬉しいです”、小越は“僕が初めて梅棒さんの作品を見た時に、すごく輝いているな、自分もこんなステージに立ちたいなと思って、そこから何年も時が経ち自分が関われるなんて、夢のようだなって前回から思っていて。もちろん言葉で説明したり、物語がこうですよっていうのもそうなんですけど、実際に観てもらうパワーがすごい作品というか、すごい演劇集団だなって僕は思っているので。形に残らないですし、観に来ていただいて、実際にみなさんの想い出、記憶の中に残していただけたら嬉しいなと思います”と、メッセージを届けた。
<梅棒 14th WONDER『おどんろ』>のチケットは現在発売中。詳細はオフィシャルサイトにて。