堀未央奈[イベントレポート]各界ホラーマスターの選考委員が登壇!『日本ホラー映画大賞』授賞式開催

堀未央奈[イベントレポート]各界ホラーマスターの選考委員が登壇!『日本ホラー映画大賞』授賞式開催

Pop'n'Roll 編集部

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2021.12.26
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株式会社KADOKAWAによる、ホラージャンル特化の新たなフィルムコンペティション『日本ホラー映画大賞』を開催が開催され、12月26日(日)EJアニメシアター新宿にて第1回授賞式が行なわれた。授賞式には選考委員長の清水崇、選考委員の堀未央奈、FROGMAN、Base Ball Bear小出祐介、宇野維正ら4名、そして各賞受賞者が登壇した。当日のオフィシャルレポートをお届けする。

『日本ホラー映画大賞』授賞式

“受賞者の皆様、誠におめでとうございます。年末お忙しい中、お集まりいただきましたホラー好きのエリートの皆様、ありがとうございます。本賞を立ち上げた経緯に関しましてお話しさせていただきます。KADOKAWAのホラーの歴史というと小説、というところでホラーの小説の賞は長らくやってきましたが、映像でホラーの賞を立ち上げたいということで、2年ほど準備をして参りまして、本日に漕ぎ着けました。ホラーは、人間が持つ根源的な感情、闇や未知なるものへの畏れ、そして誕生して以来持っている原初的な感覚に広く訴えかけることができるジャンルですから、あらゆる人に届けることのできる作品だと理解しております。新しい才能と出会いながら、KADOKAWAの映像部門としても共に成長していきたいという思いで立ち上げた賞であります。諸般の事情によりまして、賞の立ち上げの発表から応募の締め切りまでが短期間でありましたが、100本強の募集を頂きまして、時代のニーズが高いのだなと思いました。選りすぐりの7作品をご覧いただきますが、大きく共に育てていただければと思います”と、株式会社KADOKAWAアニメ事業局局長 工藤大丈の挨拶から始まった授賞式。

続いて、株式会社KADOKAWA エグゼクティブ・フェロー 井上伸一郎より“私は無類のホラー小説・映画好きでして、このホラー映画大賞開催をできるのを楽しみにしておりました。本当にクオリティが高く、この短期間でこんなに質の良い作品が集まったのが驚きでした。職業柄ホラー映画を観ても、怖くないように、耐性ができてきますが、今回の応募作の中には本当に驚きを与えてくれる作品が何本かありました。皆様のご活躍がこの賞の格、そして未来を決めていきます。最後に、ホラー映画大賞の2回目が決まりましたことを発表しまして、あいさつとさせていただきます”とサプライズも発表もありつつ、コンペティションの総括がなされた。

その後、選考委員5名の紹介がなされ、選考委員長を務めた清水崇より“まずは審査員の皆さん大変でしたが、お疲れ様でした。この企画に乗ってくださった企業の皆様、集まってくださった皆様、小林プロデューサーにも感謝をしております。100本を超える企画が集まったことを嬉しく思っております。この期間で集まるかなという話をしていたのですが、驚きました。また来年もあるということで、分母も上がれば、分子も上がって、すごい作品が集まる賞になってくれればなと思います。子供の頃は何で怖い映画を観る人がいるのだろう、おかしな人がいるな、と思っていたのですが、振り返ればすっかりおかしな大人になってしまいました。(笑)最初に観たホラー映画は『死霊のはらわた』という作品だったのですが、15年後にそのサム・ライミ監督に呼ばれて一緒に作品を作ったりして、そこから20年以上ホラー映画を作り続けています。ここにいる皆さんが、今後ゾッとする機会を与えてくれればと思います”と挨拶があった。

『日本ホラー映画大賞』授賞式

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