≠ME［ライブレポート］躍動感のあるパフォーマンスとカラフルなシーンで彩った特別定期公演「みなさんと一緒に同じ時間を過ごせて本当に幸せです！」
Pop'n'Roll 編集部
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≠MEが、12月24日（金）に東京・Zepp Tokyoにて年末恒例となるイベント＜≠ME 特別定期公演 2021＞を開催。これまでは毎年12月30日に行なわれていた定期公演だが、3回目の開催となった今年は初のクリスマスイブイベントとなった。本記事では、オフィシャルレポートをお届けしよう。
＜≠ME 特別定期公演 2021＞Zepp Tokyo（2021年12月24日）
Overtureが流れると、会場全体に綺麗なペンライトの景色が広がり、声が出せない中でも高まった気持ちをファンが一生懸命ステージへ伝えた。
メンバーが登場するとそのペンライトが大きく振られ、1曲目の「好きだ!!!」がスタート。ファンのボルテージが一気に上昇する中で「「君の音だったんだ」」「部活中に目が合うなって思ってたんだ」「クルクルかき氷」を立て続けに披露した。
MCに入ると、自己紹介とともに“今年を漢字1文字で表すと？”というお題で年末らしいトークに。蟹沢が“知”と表し“メンバーやファンのみなさんのことをたくさん知れたからです！”とリーダーらしく答えた一方、本田は“耳”と回答し、自身のセンター曲「てゆーか、みるてんって何？」の歌詞を差し“みみみみみみ♪な年だったなと思ったんですけど、ひらがなだと怒られるかなと思って「耳」だったら連続で「み」が出てくるからいっか！って思ってこれにしました！”と笑いを誘った。
再びライブに戻ると、冨田が白い衣装に着替え、1人でステージに登場。自身のソロ楽曲「空白の花」を丁寧に歌い上げ、続けて谷崎のセンター曲「超絶ヒロイン」、鈴木のセンター曲「ポニーテール キュルン」、姉妹グループ＝LOVEの「届いてLOVE YOU♡」のカバーを届けて、キュートなステージングでファンを魅了した。
「自分賛歌」で感動的な空間に切り替わると、ステージはスクリーンの映像へ。これまでの定期公演の歴史を振り返るような、メモリアルでエモーショナルな内容が映し出された。「まほろばアスタリスク」の衣装に着替えてメンバーが再び登場すると、「P.I.C.」「手遅れcaution」とクールな楽曲が続き、本田のセンター曲「てゆーか、みるてんって何？」「ようこそ！ノイミー沼」と盛り上がる楽曲を投下して、会場との一体感を作り上げた。
今年を象徴するような≠MEのデビューミニアルバムからリード曲「秘密インシデント」、メジャー1stシングル「君はこの夏、恋をする」、ファンとの絆を歌う「君と僕の歌」、 2ndシングル「まほろばアスタリスク」とヒット曲で本編終盤を盛り上げた。
谷崎が今日の感想を“今日はみなさんのことを世界で1番幸せにしたいなと思ってパフォーマンスしたので、そんなみなさんと一緒に同じ時間を過ごせて本当に幸せです！ 今年だけじゃなくて、来年も再来年もずっとずっとその先も一緒にいてくれますか？”と、ファンと一緒にこの先も歩み続ける想いを可愛く話し、最後に「≠ME」で締めくくった。
会場が静かにペンライトと手拍子でアンコールを呼びかけると、それに応える形でメンバーが登場。クリスマスイブにちなみ、サンタクロースの衣装で「僕らの制服クリスマス」「ミラクル！」を歌唱し、会場を沸かせた。
鈴木が“本日はクリスマスイブということで、私たちからお知らせがあります！ こちらをご覧ください”と述べると、ステージのスクリーンに“特報”の文字が映し出され、2022年2月16日（水）に3rdシングルを発売することをサプライズ発表。新年初のシングルリリースの決定にこの日1番の盛り上がりを見せ、会場に集まった1,100名のファンに最高のクリスマスプレゼントを届けた。
リーダーの蟹沢は“なんとなんと！ ≠MEの3rdシングルの発売が決定しましたー！ 本当にこの1年間は、4月にデビューさせていただいてからみなさんと一緒にたくさんの想い出を作れたと思うので、こうやって1年の締めくくりのライブで素敵なお知らせができて本当に嬉しいです！ いつも≠MEを応援してくださるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます！ 楽しみにしていてください！”とコメント。楽曲タイトルは明かされなかったものの、メジャーデビュー以来“超特急”で走り続ける彼女たちの今後の活動にさらに期待が高まった。
嬉しい発表で、テンションが最高潮になる中、最後に「まほろばアスタリスク」をファンと目を合わせながら笑顔でハートフルに歌い上げ、＜≠ME 特別定期公演 2021＞の幕は閉じた。
なお、同公演は新型コロナウイルス感染拡大予防対策ガイドラインに基づき開催された。