アプガ(仮)[ライブレポート]新体制1年目の成長を魅せつけたワンマンライブ「もっともっと突っ走っていきたい」

アプガ(仮)[ライブレポート]新体制1年目の成長を魅せつけたワンマンライブ「もっともっと突っ走っていきたい」

Pop'n'Roll 編集部

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2021.12.20
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アップアップガールズ(仮)が、12月19日(日)に川崎CLUB CITTA'にて<アップアップガールズ(仮)2021 End of the Year>を開催した。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

<アップアップガールズ(仮)2021 End of the Year>川崎CLUB CITTA'(2021年12月19日)

同公演は、今年8人の新体制となったアプガ(仮)にとって、最大規模となる川崎CLUB CITTA'でのワンマンライブ。新体制の1年目の集大成を見せるべく、新衣装に身を包んだメンバー8人は、「イチバンガールズ!2021」から勢いたっぷりにライブをスタート。続く「UPPER ROCK」でパワフルな歌とダンスを炸裂させ、彼女たちはライブ冒頭から観客をアップアップガールズ(仮)ワールドに引き込んでいく。

自己紹介を挟み、8人体制の初シングル曲「宣戦 Brand New World!」を披露すると、和風なメロディと勇ましいステージで観客を魅了。「リスペクトーキョー」「バレバレI LOVE YOU」「キラキラミライ」を立て続けにパフォーマンスし、会場を楽しい空気に包み込む。

MCタイムでは、夏に行なわれた<アプガのヤバイ楽曲コンテスト>について語る。DJイベントで何度も共演しているダイノジとアップアップガールズ(仮)がタッグを組み、楽曲募集のコンテストを新人アーティスト支援プラットフォーム『Eggs』で開催。多数の応募の中から6曲が入賞し、それらの楽曲と新曲「僕らのVoyage」を含む7曲が収録されるミニアルバム『アプガヤバイ』を、2022年1月25日(火)に発売することを発表した。

加えて、彼女たちは入賞曲の「Up!Up!Up!」と新曲「僕らのvoyage」を初披露。「Up!Up!Up!」は、諦めない夢への想いを明るいメロディで歌う爽快なナンバー。「僕らのvoyage」は、環みちるが作詞、fu_mouが作曲/編曲を手掛けており、個々の光を輝かせていく想いを歌うクールさとエモさを併せ持つ楽曲となっている。

<アップアップガールズ(仮)2021 End of the Year>川崎CLUB CITTA'(2021年12月19日)

同公演でのソロ歌唱を懸けたバトルを制した鈴木あゆのソロコーナーへ。DJブースに入った鈴木は“この時間、精いっぱい私が責任を持って盛り上げたいと思いますので、みなさんついて来てください!”と声を上げてCDJをプレイ。ステージのセンターに立ち、「Shout!!!!!!!!」をソロで熱唱。その後メンバーを交えて「アッパーディスコ」「虹色モザイク」「アッパーレー」とくり広げ、観客は鈴木の初挑戦に熱烈な拍手を送った。

ライブ後半戦に入ると、コンテスト入賞曲のロックチューン「今日も私が冴え渡る」を届けた。新体制の始まりを表現する「一歩目のYES!」をはじめ、「ソラハレルヤッ!!」「FOREVER YOUNG」をアクトし、ライブのボルテージをさらに高めた。

リーダーの関根梓は、“最後1曲、私たちから愛を込めて届けます。最後の1音まで心で聴いてください”と語り、コンテスト入賞曲の「アルストロメリア」を歌い上げた。明日への1歩を踏み出す決意を綴った疾走感たっぷりのロックチューンで、会場を突き抜けるような高揚感に満たし、ライブ本編を締めくくった。

<アップアップガールズ(仮)2021 End of the Year>川崎CLUB CITTA'(2021年12月19日)

アンコールでは、観客の鳴り止まない拍手の中、メンバー8人がステージに再登場。ライブの感想を述べていく。

青柳佑芽は、“私は約1年前にアイドルになりました。みなさん!ペンライトを(青柳のメンバーカラーの)紫にしてください! ありがとうございます! 私はこの景色がすっごく見たかったんです。まさか1年で見れると思ってなかったので、ホントに嬉しいです。多分、1年前の自分に言っても信じないと思います(笑)。今日、このステージに立てているのはみなさんのおかげです。でも、これからは私たちがもっともーっと大きなステージに連れていきたいです。武道館を超えて横浜アリーナを超えて世界に羽ばたきたいです! その時まで、ぜひみなさんついて来てください!”とテンション高く述べた。

関根は、“みなさん、アプガが10年目にガラッと体制が変わっても、ついて来ていただいてありがとうございました。そして、出会っていただいたみなさんありがとうございました。そしてそして、メンバーのみんな、こんな頼りないリーダーについて来てくれてありがとう。まだまだアプガ(仮)は模索中なところはあるんですが、この8人とアプガファミリーのみなさんの力を合わせてぐんぐん力強く前に上に進んでいきたい、もっともっとアプガ(仮)らしい夢をみなさんと一緒に描いていきたいと思った1年でした。今日も、みんなの愛だったり拍手だったり笑顔だったりが、ホントにアイドルの関根梓としての支えだなと思いました!”と変化と進化を遂げたアプガ(仮)の1年を振り返り、ファンへの感謝を口にした。

工藤菫は、“1年走ってきて、こうして大きな舞台に立てていることをホントに嬉しく思います。でも、ここからの2年目、ホントに大きな壁にぶつかるのはこれからだと思ってます。だから、ここからはみんなでもっと気を引き締めていきたいです。そして、メンバーのみんな、みなさんともっともっと突っ走っていきたいです。私はステージが大好きです。だから、これからもステージに立ち続けます。これから2年目3年目、どうなってるかなんて誰にもわからないけど、今、私はすっごく楽しいです。だから、これからもみなさん、私たちについて来てください!”と想いの丈を熱く語った。

アンコールの楽曲は、RAM RIDERが手掛けたアプガ(仮)のクラシックチューン「End Of The Season」。メンバー8人は、後悔なく想いを伝えたいという歌詞を温かいメロディで届け、会場をハートウォームな空気に包んでライブをフィニッシュ。

<アップアップガールズ(仮)2021 End of the Year>川崎CLUB CITTA'(2021年12月19日)

すると、関根が“ここでサプライズなお知らせがあります! 2022年1月25日に発売するミニアルバム『アプガヤバイ』のリリースに向けて、『アプガのヤバイ1か月』企画が始動します!”とサプライズ発表。

ざわつくメンバーたちに対して、関根は“2022年1月1日(土)から1月31日(月)までの1ヵ月間、毎日、大きいネタから小さいネタまで、さまざまなヤバイ企画にメンバーが挑戦したり、動画を公開したりしていきます。メンバーのヤバイ表情が見れたり、ヤバイライブなんかをするかも知れないです。なのでみなさん、今のうちにアプガ(仮)のTwitterやYouTubeをフォローしていただき、2022年1月は私たちの挑戦を毎日逃さずチェックしてください! どんな企画があるかと言うと!まだ内緒です!”と怪しげな笑顔でアナウンスした。

工藤は、“まだ何をやるか全然わからないですけど、とりあえずヤバそうなので、アイドルらしい顔は保てるように頑張りたいと思います!”と意気込みを語った。

新曲やソロパフォーマンスとバラエティに富んだライブをくり広げ、新体制1年目の成長をしっかりと魅せた同公演は、幕を下ろした。

なお、アップアップガールズ(仮)は、2022年1月1日(土)からチャレンジ企画『アプガのヤバイ1か月』がスタートし、1月8日(土)からは新体制初の東名阪ツアー<アップアップガールズ(仮)2022年WE ARE イチバンガールズ!>を開催。1月25日(火)には、ミニアルバム『アプガヤバイ』を発売する。

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