エラバレシ[ライブレポート]今後の活動に期待を滲ませ感動と熱気に包まれた東京ツアーファイナル公演「みなさんとこの瞬間出会えていることが奇跡」

エラバレシ[ライブレポート]今後の活動に期待を滲ませ感動と熱気に包まれた東京ツアーファイナル公演「みなさんとこの瞬間出会えていることが奇跡」

Pop'n'Roll 編集部

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2021.12.10
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エラバレシが、12月4日(土)に大手町三井ホールにて<エラバレシ5周年記念東名阪ツアー2021 〜at the crossroads〜>東京ファイナル公演を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

<エラバレシ5周年記念東名阪ツアー2021 〜at the crossroads〜>大手町三井ホール(2021年12月4日)

フロアにカラフルなライトが煌めくと、朝倉ゆりが“みなさん、こんばんは! エラバレシです! 東名阪ツアーファイナル‼ 一緒に楽しむよー!! 今日は絶対に忘れられない最高の夜にしようねー‼”と挨拶し、“不安蹴とばして走れ……!!”という言葉で「テケテケ私流」がスタート。

続けて、朝倉の“クラップー!!”という掛け声で人気のアップチューン「Baby Why?」で軽やかにステージを駆け回る。

自己紹介を終え、朝倉が“エラバレシ東名阪ツアーファイナルに来てくださったみなさん、配信をご覧のみなさん、ありがとうございます! こんな大きな会場でファイナルをやらせていただけること、本当に嬉しいです! 誰よりも楽しむ気持ちでみんな最後まで楽しんでいきましょう!”とコメント。

「アイノフシギ」「ピコンでメタフィクション」とハイテンションナンバーから、白銀の雪景色の中、熱い想いを美しく歌い上げる「HAKU-GIN」「GAL的LOVE」と立て続けに披露。

「女の子たちの battlefield」では、西愛花がエラバレシ初の激しいダンスブレイク演出をアクロバットで魅せ、会場内を盛り上げる。

<エラバレシ5周年記念東名阪ツアー2021 〜at the crossroads〜>大手町三井ホール(2021年12月4日)

パフォーマンス終えると、朝倉、もえのあずき、西がステージに残り、もえのがお弁当を全種類制覇した話など、笑いを交えながら今回のツアーを振り返る。

続いて、同ツアーで好評を博しているセレクトメンバーによるカバー曲コーナーへ。

ピンクを基調とした衣装に着替えた本木瞳、真田美璃、神崎しほ、小熊めうが登場。バクステ外神田一丁目の「Oh my destiny」を可愛さ満開に届けた。

その後、本木、真田、神崎、小熊によるトークコーナーでは、昨年のツアーで好評となっていた以心伝心ゲームを実施。“クリスマスに食べたい食べ物は⁉”というお題に“ケーキ!”、“チキン!”と綺麗に2対2で揃う結果に。

さらに、舞台袖からもえのの“チキン!”という声で笑いを誘いつつ、朝倉、もえの、西の3名がステージに姿を現す。こちらもバクステ外神田一丁目のアイドルナンバー「恋のYes!No?キミ想う」をパワフルに歌い上げた。

MCでは、朝倉の卒業前の公演ということもあり、1つひとつ噛みしめて大切に駆け抜けてきたというメンバー全員の想いや、ツアーハッシュタグで投稿されているファンのツイートを見るのが楽しみだったことなど、同ツアーの想い出を振り返り、後半戦へ。

<エラバレシ5周年記念東名阪ツアー2021 〜at the crossroads〜>大手町三井ホール(2021年12月4日)

「もっと、ねぇもっと」「囚われの Mirage」と続き、「Here we go!」でペンライトの海がフロアを埋め尽くす。

《逆境なんて裏返して 何回だって生まれ変わる》と強いメッセージを伝える「リバース」を歌唱し終えると、本木が“ライブは一瞬一瞬が輝きの違う瞬間です。ツアーを通してたくさんの素敵な景色がありました。みなさんに出会えた運命……それが私たちを支えてくれています。この瞬間を私たちは忘れません。聴いてください、「Stay With」”と想いを熱く語り、曲の紹介をした。

「チェッカーフラッグ・ラブ」「キミをつくる全ての要素」と披露し、朝倉が“エラバレシ東名阪ツアーが始まって約4ヵ月、どんな時も一緒に頑張ってきたメンバー、そしていつどんな時でも応援に駆けつけてくれるみなさん、みなさんがいたから今日こうして素敵な時間が迎えられています。人生は1つひとつの点と点が繋がって成り立っていて、こうしてみなさんとこの瞬間出会えていることが奇跡だなと思います”と気持ちを伝える。

同ツアーのテーマソング「Harmony」では、《君とまた踏み出す一歩が奏でだす 私たちだけのHarmony》という今のエラバレシの心象とリンクした歌詞とともに、染み入るような歌声が会場を包み込む。

メンバー全員が、朝倉の卒業を前に想いを1つにした同ツアーを終える心境やファンへの感謝を述べ、朝倉も今回のツアーで今までにないメンバー自身のアイデアを盛り込んだステージができたこと、メンバーの成長に触れながらファンに感謝の気持ちを伝えて退場すると、鳴りやまない拍手でアンコールへ。

ステージには、新曲「Ambitious」のブルーを基調とした新衣装を着たメンバーが再登場。メンバーのこだわりが詰まった新衣装で、これからのリリースイベントや活動に期待を滲ませ、ツアーラストにふさわしい最大の熱気とパフォーマンスで涙と感動の東京ファイナル公演となった。

<エラバレシ5周年記念東名阪ツアー2021 〜at the crossroads〜>大手町三井ホール(2021年12月4日)

なお、2022年1月に放送開始のTVアニメ『賢者の弟子を名乗る賢者』のエンディングテーマを担当する新曲「Ambitious」は、2022年2月8日(火)に同曲を表題曲にしたニューシングルでリリースされる。

同アニメの公式YouTubeチャンネルでは、アニメPV第4弾で「Ambitious」の音源が初公開されている。

<エラバレシ5周年記念東名阪ツアー2021 〜at the crossroads〜>東京ファイナル公演

日程:2021年12月4日(土)
会場:大手町三井ホール

セットリスト

1 OPSE
2 テケテケ私流
3 Baby Why?
4 アイノフシギ
5 ピコンでメタフィクション
6 HAKU-GIN
7 GAL 的 LOVE
8 女の子たちの battlefield
9 Oh my destiny
10 恋の Yes!No?キミ想う
11 もっと、ねぇもっと
12 囚われの Mirage
13 Here we go!
14 リバース
15 Stay With
16 チェッカーフラッグ・ラブ
17 キミをつくる全ての要素
18 Harmony
EN Ambitious

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