透色ドロップ［ライブレポート］初ホール公演で届けたファンへの感謝「7人のメンバーと応援してくれるファンのみなさんが最高で大好きです！」
Pop'n'Roll 編集部
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透色ドロップが、12月4日（土）有楽町オルタナティブシアターにて単独公演＜透き通る衝動＞を開催した。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
透色ドロップ＜透き通る衝動＞有楽町オルタナティブシアター（2021年12月4日）
＜透き通る衝動＞はグループ初のホール単独公演。有観客に加え、『ミクチャ』で無料生配信された。
ステージには同公演のビジュアルイメージが垂れ幕となって掲げられ、刹那的な言葉と写真で独自の展開を続ける透色ドロップの世界観を演出。「Overture」が流れ、2020年に開催したツアー時の衣装に身を包んだメンバーが登場し、「ネバーランドじゃない」からライブがスタート。続いて、先日配信された新曲「夜明けカンパネラ」を初披露した。
曲終わりのMCでは、それぞれ今日の意気込みを紹介。成海千尋は“この公演が決まってから7人でイチから振り付けを確認し直して気合いを入れてきました！”と話すと、佐倉なぎは“みなさんの人生を豊かにする日になるようなライブにしたいです！”と気合いのコメント。見並里穂は“今日は最後まで泣かずにみなさんの記憶に残るライブにしていきたいです”と凛々しく宣言した。
ライブに戻ると、「やさしさのバトン」「ぐるぐるカタツムリ」「キュンと。」「桃郷事変」をノンストップでパフォーマンス。楽曲ごとに表情が変わるところも透色ドロップの魅力だ。4曲を終えステージを後にすると、BGMがステージに響き、インターバルを経て先日発表されたシック＆可愛らしいアシンメトリーな新衣装でメンバーが登場し、「アンサー」「孤独とタイヨウ」「ユラリソラ」を披露。新衣装で歌う姿はグループの成長をさらに感じさせた。
この日来場した観客には、メンバー全員が手作りしたお守りとサイリウムをプレゼント。お守りはメンバーが1人あたり10時間ほどかけて作成したそうで、透色ドロップとともに一緒に歩んでいってほしいという気持ちが込められているとのこと。また、この公演に向けて行なわれていた『ミクチャ』のチャレンジ企画達成で制作されるMVや月刊誌の連載決定など嬉しい報告も実施した。
後半戦は「きみは六等星」「君色クラゲ」と心が柔らかい気持ちになる曲が続いた後、ダンスブレイクから「≒」そして「君が描く未来予想図に僕がいなくても」と緩急のあるセットリストで観客の心を一瞬も離さない。本編最後には新曲「衝動」をパフォーマンス。メンバーが向かい合い、輪になって始まり、背を向けた輪になって終わる姿が印象的な1曲であった。
アンコールでは、荘厳なBGMとともに、ステージが赤、白、緑の照明に照らされる演出で会場は一瞬でクリスマスムードに。グッズTシャツを着たメンバーが登場すると、「ネバーランドじゃない〜クリスマスアレンジ〜」を披露。鈴の音が響き渡り、少し早めのクリスマスがやってきたような雰囲気の中、最後のサビ前に佐倉なぎが“これからも透色と一緒にいてね！”と観客に言葉のプレゼントを贈った。
ラストは「夜明けカンパネラ」を再びパフォーマンス。7人の新たな夜明けを予感させるステージであった。
最後にメンバーから今日の感想が伝えられ、“ペンライトがとても綺麗でアイドルやっててよかったと心の底から思ってます！”（花咲）、“1曲終わるごとにもう終わっちゃう！って寂しさを思ったライブでした”（天川）、“みんなで力をあわせてここまで走り切れたのがすごく嬉しいです”（成海）、“不安より悔しさで今日を迎えるのが怖かったんですが、みなさんを見たら自然と楽しくなりました”（瀬川）、“透色ドロップのファンのみなさんはすごく温かくて、そんな環境で活動できていることがすごく嬉しいです！”（見並）、“私はここにいる7人のメンバーと応援してくれるファンのみなさんが最高で大好きです！”（佐倉）、“この6人がすごく大切な存在です！ これからも目を離さないでください！”（橘花）と全員感無量の表情で、初のホール公演を大成功に終えた。
なお、透色ドロップは12月25日（土）、26日（日）に＜透色クリスマス2021＞を開催する。