フィロのス[イベントレポート]サプライズで「サンフラワー」熱唱!前田佳織里、陶山恵実里ら出演 映画『フラ・フラダンス』公開直前イベント
Pop'n'Roll 編集部
Pop'n'Roll 編集部
-
ポスト
-
シェア
-
ブックマーク
フィロソフィーのダンスが主題歌を担当しているオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』が 12月3日(金)に公開となる。公開に先駆け、11月22日(月) に有楽町朝日ホールにて公開直前イベントが開催された。イベントには声優を務めた前田佳織里、陶山恵実里、そして総監督の水島精二が登壇。さらにフィロソフィーのダンスもサプライズで登壇し主題歌「サンフラワー」を披露した。到着したオフィシャルレポートをお届けしよう。
前田が“みなさん、アロ〜ハ〜!電車に乗っていると、広告をたくさん見かけたり、Twitterで感想を見たりして、フラの輪が広がっているのを感じています。公開までもっと盛り上げられるように頑張っていきます!”と、陶山が“みなさん、アロ〜ハ〜!色々なところでCMを拝見して、公開されるんだ、と感慨深い気持です。今日は生憎の雨ですが、この作品を見た後には心に太陽が宿ると思いますので、楽しんでいただければと思います!”と、水島総監督が“みなさん、アロ〜ハ〜!私まで付き合っていただきありがとうございます(笑)完成してから公開までがこんなに長いのは初めてで、、あと2週間で皆さんに見て頂けるということで本当にドキドキしています。この作品は、いわき市を舞台にしたお仕事青春ストーリーです。自画自賛ですが、よくできたと思っています!楽しんで頂けたら、温かい気持ちになって頂けたらと思います。”とそれぞれアロハポーズで話し、イベントはスタートした。
ハワイ出身でフラガールにあこがれて来日したオハナ、ダンスの腕は確かなのに笑顔が苦手なしおん、それぞれの役柄と自身との似ているところを尋ねられると、“オハナちゃんは思い切りが良くて、いい意味でマイペースなところがあって、周りからオハナにぴったりと仰っていただきましたね。総監督からも、オハナのグイグイ行くような、思い切りの良さが似ているって言って頂きました。オーディションのときに“オハナの外国育ちの伸び伸びとしたところを大切に”と言われて、自分の中で最初に思い描いていたキャラクター像とは違ったのですが、自分の中の最大限の自由さを全部ぶつけました!”と話す前田。
“プロフィールには“おっとりした”と書いてあるのですが、それほどでもなかったね(笑)”と水島総監督も振り返ると、“おっとりというパッションですよね!“と自身のキャラクターを分析する。水島監督も“オーディション時からパッションが強かったよね!”と太鼓判の前田の役づくりを明かした。
陶山も“私も完全に一致でした。台本を読んだり、キャラクターを見させていただいた時から、鏡を見ているような印象のキャラクターでした。(しおん と)同じことに共感したり、私も人前でお話しすることが苦手なのですが、昔はもっと苦手で、本当に大変だったんですよね。(笑)”と話す。
そんな陶山に、水島総監督は“陶山さんはずっと前から知っているので、しおんに向いていると最初から思っていました。頑張っているところも、しおんっぽいなって思っています。演じてもらってぴったりだし、これからも楽しみな役者さんです!”と大絶賛。
“演じている本人とキャラクターが似ていると思っていたのですが、この2人は特に似ていますね。お芝居に関しては皆さんにお任せして、リラックスしてやってもらえればいい芝居ができる方達だったので、サクサク録れましたね。”とスムーズな舞台裏を明かす総監督。
“私も収録のときに学んだ、台本に書いてあるメモを大変な仕事の前に見返して、今でも勇気もらっています。成長させて頂けた場でした。”と前田が話すと、“僕としてもやった甲斐がありますね。”と水島総監督。抜群のチームワークをのぞかせた。
ハワイアンズやいわき市に実施に取材した水島総監督は“ご当地ものでもある作品だったので、実際に行ったことがある人が“ここ!ここ!“と思ってくれる部分が無いと、意味が無いと思っていたので、写真もたくさん撮りましたし、個人でもロケハンに行って、きちんと再現しました。”とロケハンを振り返る。
ハワイアンズで実際にやってみたいことを尋ねられると、前田が“ファイヤーダンスの写真を見て、“熱くないかな?”と思っています(笑)直接見たいですね!“と、陶山が“ショーはもちろん見たいですし、プールやサウナやビックアロハというスライダーに乗ってみたいなとも思っています。自分の中で色々考えたら、1週間くらい滞在したいなと思いました(笑)”とそれぞれ答えると、“1週間も!でもホテルもあるのでいいですよ!ウロウロしているだけでも楽しいですよ。ショーやっているところが常夏で暑くて、冷たいドリンクも美味しいし、最高ですよ!“とハワイアンズ広報のように合いの手を入れる監督に会場からは笑いが起きた。
また、劇中に登場するアイドルグループ「いついろディライト!!」が歌う挿入歌「ありがとFOR YOU」を福原、美山、富田とともに歌い上げた感想を尋ねられると、前田が“オハナを演じる前に、いついろディライト!!のレコーディングをやらせていただいて、仮歌をずっと聞きながら仕事に行ったりしていましたね。“と、陶山が“すごい元気が出る楽曲だなと思って、デモテープをたくさん聞きました。玉屋100%さんが作曲した楽曲を自分が歌えたことが嬉しかったです。ステージのモーションキャプチャーを私が所属していた虹のコンキスタドールというアイドルグループのメンバーが担当してくれて、離れたのに、こうして一緒にやれて、“声と体で融合できた”のが個人的にとても嬉しかったですし、色々な思いが詰まった楽曲となっています。”と話した。
さらに水島総監督も“虹コンの子達、Yumiko先生、玉屋2060%さん、と自分が信頼しているスタッフがやってくれて、期待通りのものをあげてくれたので、“俺得”以外の何ものでもないです!(笑)ロゴとかキャラクターの造形もアイドル好きには色々刺さるものになっています!”とシーンを力説。
また、失敗続きで「残念な新人」と言われてしまった5人が自分たちだけにしかできないフラを目指して奮闘する物語であることから、最近した大きな失敗を聞かれると、“Twitterにも今日投稿したのですが、いつも持ち歩いている消毒液を今朝詰め替えたんですが、取り出そうとしたら鞄からマキロン出てきて(笑)間違ってはないんですが、近からず遠からず、頼もしい気持ちにはなりました。(笑)“と前田が、“オニキスの指輪が好きなのですが、買ったのに失くしてしまったんですね。探して買ったんですが、また失くししてしまって、また買ったんですが、それも失くしてしまって、その指輪がピンポイントでなくなっちゃうんですよね。(笑)”と陶山が、“手が乾燥する時期にハンドクリームを買うんですが、いつもは安いやつを買うのに、お高いやつを買いまして、鞄に入れて放置していたら、クリームがぶちまけられていて、色々なものについてしまっていました。1回しか使ってなかったんですけどね。”と水島総監督がそれぞれ答え、会場を盛り上げた。
最後に“楽しんでもらえたらと心から思っています!108分お楽しみください!”と水島総監督が観客に話し、上映前のトークは終了した。
次ページ