乃木坂46[ライブレポート]2期生・寺田蘭世、ラストライブ<28thSG アンダーライブ>で届けた感謝の気持ち「今は清々しい気持ちでいっぱいです」
Pop'n'Roll 編集部
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乃木坂46が、本日10月28日(木)にTACHIKAWA STAGE GARDENにてアンダーメンバーによる<28thSG アンダーライブ>を有観客で開催(生配信も実施)。同公演は、グループからの卒業を発表している2期生・寺田蘭世にとってラストライブとなった。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
乃木坂46<28thSG アンダーライブ>TACHIKAWA STAGE GARDEN(2021年10月28日)
オープニング曲は最新シングル「君に叱られた」のカップリングに収録されたアンダー楽曲「マシンガンレイン」。同曲のセンターは寺田蘭世が務め、1曲目からオーディエンスとともにメンバーも躍動する。
その後、「ここにいる理由」や「13日の金曜日」など、この10年間の歴史を彩るアンダー楽曲を中心にパフォーマンスした。
中盤はユニットコーナーに。「海流の島よ」は向井葉月のギター弾き語りから始まり、4期生メンバーでアンダーライブ初出演となる佐藤璃果・矢久保美緒もともに歌唱。28thシングルから4期生メンバーも選抜・アンダーに分かれて合流したことによって、アンダーメンバーの人数も増えて豪華な布陣となった。
終盤はアンダー楽曲を中心に立て続けにアクト。寺田蘭世がアンダー楽曲で初めてセンターを飾った2016年リリースの「ブランコ」は、5年を経た現在でも色褪せない、むしろ進化を感じさせるものとなった。
アンコールに入る前に寺田蘭世は、“3日間開催したアンダーライブが、もう少しで終わろうとしています。この約9年間、本当に悔いはなく、今は清々しい気持ちでいっぱいです。そしてファンのみなさん、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。ここからは私のいろいろな思い入れがある曲を選曲させていただきましたので、ぜひお聴きください”と語り、アンコール1曲目にデビューシングル「ぐるぐるカーテン」のアンダー楽曲「左胸の勇気」を見せた。
「気づいたら片想い」「何もできずにそばにいる」「心の薬」を経て、アンコールのラストを飾ったのは「ボーダー」。同曲は、2015年にリリースした11thシングル「命は美しい」収録のユニット楽曲。このリリースの1ヵ月前に西武ドームで開催した<3rd YEAR BIRTHDAY LIVE>にて、当時2期生で寺田蘭世を含む研究生だったメンバーが正規メンバーへと昇格。その昇格したメンバーによるユニット曲であり、今回のアンダーライブのラストに相応しい楽曲となった。
グループ結成10周年を迎えた乃木坂46。
アンダーメンバーによるアンダーライブは数多くの歴史とドラマを生んできたが、寺田蘭世のように離れていくメンバーもいれば、4期生メンバーのように新たに加わるメンバーもいる。
アンダーメンバーによる名曲たちを何年先も受け継いでいってほしいという気持ちでいっぱいになった公演となった。