<SKE48 Summer Zepp TOUR 2021>Zepp Nagoya(2021年10月7日)© 2021 Zest, Inc.

SKE48[ライブレポート]Zeppツアー完走+山内鈴蘭の卒業発表「前向きな卒業をみなさんどうか温かく見守ってください」

Pop'n'Roll 編集部

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2021.10.07
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SKE48が、本日10月7日(木)にZepp Nagoyaにて<SKE48 Summer Zepp TOUR 2021>ファイナル公演を開催。アンコールでは山内鈴蘭が、SKE48からの卒業を発表した。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けしよう。

<SKE48 Summer Zepp TOUR 2021>Zepp Nagoya(2021年10月7日)

SKE48は夏のZeppツアーとして、札幌、東京、大阪、福岡、名古屋の5都市にて、チームS、チームKⅡ、チームE、各チームによる全11公演を開催。8月11日に予定していたチームS公演が新型コロナウイルス感染の影響により延期となり、本日、ついにファイナルを迎えた。

ツアーはチームEからスタート。“ニュース”が“ヌース”と聞こえてしまう活舌の悪いアナウンサーに扮した熊崎晴香による「くまちゃんニュース」で会場を和ませ、SKE48の代表曲を中心に、ユニット曲ではメンバーのさまざまな魅力をアピール。メンバーを代表して3名のうち誰かが激辛カレーに挑戦という企画では、それぞれ名演技を見せ、会場を沸かせた。

今回のツアーは夏に開催ということで、SKE48の夏らしい曲を集めた“夏曲メドレー”を全チーム共通で披露。同じ楽曲ながら、チームごとに編成人数が違うなど、それぞれが魅力を発揮した。

チームKⅡは全員登場の「15人姉妹の歌」でのメンバー紹介で幕開け後、ユニット曲を4曲パフォーマンス。次の「会いたかった」からは全メンバーでハードなパフォーマンスを立て続けにくり広げ、最もSKE48らしいと言えるような全力セットリストで魅了した。アンコールでは、真っ暗な会場に蛍光塗料のグローブの手だけが浮かび上がる演出で「誰かの耳」をアクト。緊迫感のあるクールなダンスに対して、ファンから大きな称賛が送られた。

チームSは、劇場公演でしばらく披露できていなかったユニット曲に力を注ぎ、“あざとかわいい選抜”“スタイル抜群選抜”“コンビ選抜”など、それぞれテーマ性を持たせたユニット組みに。

7月25日の大阪公演では、大阪出身の松本慈子、北川愛乃、仲村和泉、竹内ななみの4人を中心に全員でDREAMS COME TRUEの「大阪LOVER」をカバーしたり、本日の公演では荒野姫楓、石黒友月、野村実代が長い脚を存分に活かした「ミニスカートの妖精」で魅了。坂本真凛、竹内ななみ、中坂美祐が“あかぬけた選抜”と名乗り、加入当初の写真と現在を見比べる自虐ネタで笑いを誘った。また、全員でシングル曲のほか、「凍える前に」、「猫の尻尾」といった、なかなか披露しない曲もパフォーマンス。さまざまな表情で魅せた。

アンコールでは、チームSリーダーの松本慈子がツアーを無事開催できたことの感謝の気持ちを述べると、山内鈴蘭が卒業を発表。

山内は、“SKE48を卒業します”と言った途端に涙。“久しぶりのライブなのに、最後の最後にこんな発表になってしまってホントに申し訳ないと思っています。AKB48グループに入って、SKE48に入って、約12年間、本当に想像できないくらいの貴重な経験をいっぱいさせていただきました”と話し、SKE48に移籍して不安がたくさんあったが、“自由で猪突猛進な私をファンのみなさんと、チームSのみんながいっぱい支えてくれました。本当にSKE48が大好きです! みんな、本当にありがとう”と挨拶。“こんな私でしたが、SKE48にいてよかったですか?”と問いかけると、客席より温かな拍手が送られた。“卒業後はソロとして芸能活動に邁進しながら、小さい頃の夢であるゴルフのティーチングプロの資格を目指し、今よりもっと芸能活動とゴルフの両立に挑戦していきたいと思っています。キラキラしたアイドルの山内鈴蘭を最後まで笑顔で楽しんで、精一杯みなさんに恩返しができるような活動をしていきたいと思っていますので、前向きな卒業をみなさんどうか温かく見守ってください”と今後の飛躍を誓った。

松本からは山内に“名古屋に来てくれて、こうしてチームSとして一緒に活動してくれて本当にありがとうございます。らんさん(山内)が卒業する時には心配させないように私たちも頑張りますので、あと1ヶ月ちょっとなんですが、これからも私たちとチーム一緒に頑張っていただけたら嬉しいです”と呼びかけ、“らんさんの卒業はさみしいんですけど、チームS、春から新公演もありがたいことに始まります。これからもっと頑張りますので、応援をよろしくお願いします”と気持ちを新たに、「僕は知っている」でツアーファイナルを締めくくった。

山内鈴蘭 コメント(概要)
私、山内鈴蘭はSKE48を卒業します。

久しぶりのライブなのに、最後の最後にこんな発表になってしまってホントに申し訳ないと思っています。

AKB48グループに入って、SKE48に入って、約12年間、本当に想像できないくらいの貴重な経験をいっぱいさせていただきました。私、本当にアイドルが大好きです。SKE48が大好きです。キラキラ輝く時間、みなさんの歓声、スポットライトを浴びる自分、ペンライト。ホントにキラキラしたアイドルが大好きです。でもSKE48に入って、ホントに不安な時期がいっぱいありました。馴染めるかなぁとか。それでも自由で猪突猛進な私をファンのみなさんと、チームSのみんながいっぱい支えてくれました。本当にSKE48が大好きです! みんな、本当にありがとう。

卒業後はソロとして芸能活動に邁進しながら、小さい頃の夢であるゴルフのティーチングプロの資格を目指し、今よりもっと芸能活動とゴルフの両立に挑戦していきたいと思っています。ホントに急な発表になってしまって、みなさんには驚かせてしまったかと思うんですが、卒業時期は11月末を予定しています。ホントにあっという間で、応援してくださるみなさんになかなか会えないことも多いと思うのですが、キラキラしたアイドルの山内鈴蘭を最後まで笑顔で楽しんで、精一杯みなさんに恩返しができるような活動をしていきたいと思っていますので、前向きな卒業をみなさんどうか温かく見守ってください。

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