花いろは fromワンダーウィード[ライブレポート]グループの進化を魅せたSTUDIO COASTワンマン「今までのライブで、間違いなく1番になりました!」

花いろは fromワンダーウィード[ライブレポート]グループの進化を魅せたSTUDIO COASTワンマン「今までのライブで、間違いなく1番になりました!」

Pop'n'Roll 編集部

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2021.09.24
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花いろは fromワンダーウィードが、9月23日(木・祝)に新木場・USEN STUDIO COASTにてワンマンライブ<満開宣言>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

ワンマンライブ<満開宣言>(新木場・USEN STUDIO COAST/2021年9月23日)

ステージは白いカーテンが張られており、開演時間になると、そのカーテンにオープニングムービーが映し出された。オープニングムービーは、プロデューサーになるという夢を持つメンバーの春澤しおんが監督を務めている。映像は、各メンバーがスマホを見て、メンバーが集い、未来に向けて歩き出す、という内容。

その後、超王道アイドルにふさわしい、綺麗で可愛いキラキラとしたサウンドに加え、ドラム音が鳴り響き期待感を増すオープニングSEが会場に鳴り響くと、会場の白いカーテンが開き、グループのコンセプトである花と超王道アイドルを象徴するような城が建つ、豪華なセットが登場。このステージセットが、よりパフォーマンスを彩る。

メンバーは、ステージ中央から登場。花いろは from ワンダーウィードの新木場 USEN STUDIO COASTでのワンマンライブは、乙女心を存分に表現するナンバー「シュプレヒコール」で幕開けた。同曲は、リズミカルなステップや5人の楽しげで掛け合う姿が非常に愛らしく、”恋愛の好き”という気持ちを、綺麗なサウンドに乗せて、歌とダンスで表現するメンバー。早速、超王道アイドルらしいドキドキするパフォーマンスを魅せた。

”片思いを形にしたい”と綴る、情景描写のしやすい楽曲「初恋バスストップ」では、華麗なステップと指を振るダンスで輝かしい姿を魅せると、続く「花いろファイト!!」では、笑顔でオーディエンスを優しく包み込み、拳を振ってエールを送るようなパフォーマンスを展開。会場は温かい空気に包まれた。

ここでMCを挟み、自己紹介へ。

その後は、クラップ全開の中、眩しい夏を開放的なパフォーマンスを用いて存分に表現したサマーチューン「夏恋バケーション!」、綺麗なピアノサウンドに合わせて軽快にステップしたりターンしたりと軽やかかつキュートな振り付けが特徴で、女子の恋心を描き体現したナンバー「恋のDIVA」、ピースをするなど明るいステージングを魅せて、グループとしても個人としても個性を輝かせつつ会場のボルテージをさらに上げた「#恋アカ」、スタートで暗転して白いライトが点灯する中しっとりと艶やかなパフォーマンスを見せて自身の世界観に引き込んだ「流星ストリングス」と続いた。

どの曲でもファンは大きな盛り上がりを見せ、クラップをしたり、振りコピをしたりと、花いろは from ワンダーウィードの魅力に存分に触れ、味わいながら浸っていった。

会場のスクリーンにインタビュー映像が流れると、映像内でメンバーは“この1年間の活動を振り返って、感謝したい人物は誰か?”という質問に回答。

映像が終わると、メンバーは以前から告知されていた新衣装に着替えて再登場。メンバーカラーが基調となったチェックの制服衣装で、メンバーの可愛さをより際立たせていた。

そして新曲「君想い桜」を披露することに。リーダーである佐倉ちひろが作詞・作曲した同曲は、繊細で情景が浮かびやすい歌詞に合わせた美しいサウンドが特徴。そのサウンドに合わせてメンバーは緩急を用いたパフォーマンスで、楽曲を思う存分に表現していく。気持ちが入り込んだ歌唱もまた非常に魅力的であった。

新曲の後は、青春ソング「群青色ラプソディー」を披露。リズミカルなサウンドに合わせて、生き生きと元気に躍動するステージングや、フォーメーションを変更しながら流動的に動くパフォーマンスを見せ、可憐さと青春感が見事に表現した。

ワンマンライブは後半に差し掛かったが、まだまだ勢いが止めることはない。

10曲目の「キュンなんです。」のイントロでは、メンバーが花が付いたハート型のフレームをステージ上に持ち込み、写メタイムを実施。この曲では、指で”きゅん”ポーズを作る振り付けで、女の子の恋愛の多幸感を存分に表現した。また、可愛らしい表情を浮かべながら、ファンとのアイコンタクトを楽しむ姿も見られた。そんなメンバーに反応するように、クラップがどんどんと大きくなり、会場の熱量は、さらに上がっていった。

ラブリーなナンバー「ね?」で、グループの可愛らしさをさらに引き出すと、疾走感溢れるナンバー「ラビニュー!」ではさらに勢いをつけていく。

MCでは重大発表を行なった。

①『花いろは from ワンダーウィード』というグループ名から、“from ワンダーウィード” を外して『花いろは』として活動開始(グループ表記は10月からの変更となる)。
②新メンバー候補オーディション開催決定(新メンバーの候補生を募集し、メンバー、スタッフともに意見が一致したメンバーに関しては、新メンバーとして迎え入れる。新体制お披露目ライブは2022年1月を予定)。
③来春にCDリリース。

ライブはラストスパートへ。

シンクロ率の高いパフォーマンスとポップなサウンドが特徴の曲「キミラボラトリー」、ポップに恋心を描いた「トキメキの鍵」でさらに勢いを加速させ、「LOVEバケーション!!!」では堂々としたパフォーマンスを披露。

本編最後には、心の中にある“愛”を説くピアノの旋律が美しいナンバー「究極LOVE」を投下。最後まで5人が全身全霊の熱気溢れるパフォーマンスを見せると、会場は熱気を帯びた空間へと変貌した。惜しまれつつ5人がステージをあとにすると、観客からアンコールとしてクラップが巻き起こった。

メンバーがTシャツ姿に着替え、再登場すると、ライブの記念撮影を行なった。

ここで、メンバー1人ひとりが感想を述べていく。

リーダーの佐倉ちひろは、“今までのライブで、間違いなく1番のライブになりました! 気持ち、想いとか見えた景色とか全部含めて今までで1番だったなと、本当にそう思います!”と感謝とともに、率直な感想を述べて、改めて喜びを表した。

そしてファンのアンコールに応え、「君想い桜」と「ラビニュー!」を再度披露。ラストまでボルテージは上がり続け、最高潮に達した。こうして、『花いろは』の新木場USEN STUDIO COASTでのワンマンライブは大盛況で幕を閉じた。

自身の未来のため、そしてアイドルとして花を咲かすと臨んだ同公演は、間違いなく彼女たちの未来に繋がるライブだったと言える。これからも、さらに大きな花を咲かすため“超王道”アイドルとして邁進していく『花いろは』の今後の動向から目が離せない。

ワンマンライブ<満開宣言>

日程:2021年9月23日(木・祝)
会場:新木場・USEN STUDIO COAST

セットリスト

M1 シュプレヒコール
M2 初恋バスストップ
M3 花いろファイト!!
M4 夏恋バケーション!
M5 恋のDIVA
M6 #恋アカ
M7 流星ストリングス
M8 君想い桜(新曲)
M9 群青色ラプソディ
M10 キュンなんです。
M11 ね?
M12 ラビニュー!
M13 キミラボラトリー
M14 トキメキの鍵
M15 LOVEバケーション!!!
M16 究極LOVE

ーアンコールー
M17 君想い桜(新曲)
M18 ラビニュー!