predia、大人アイドルとしての進化の証明【新体制初ワンマンライブ<predia>レポート】
Pop'n'Roll 編集部
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prediaが、3月9日に新体制初のワンマンライブ<predia>を東京・ヒューリックホール東京にて開催した。
新体制お披露目となった本公演は、チケットが早期にソールドアウトし、会場は新生prediaのお披露目に期待を膨らませる観客で埋め尽くされた。
新SEが響き渡り、新ライブ衣装をまとったprediaが登場すると、満員の会場は総立ちに。最新シングル「カーテンコール」で記念すべき6人体制でのライブがスタートする。
ライブ序盤から、体制変化の影響を見せず、堂々としたパフォーマンスで観客を魅了していく。続く「Going to Ride」では、“ヒューリックホールのみなさん、声出す準備できてますか?”と、メインボーカルの湊あかねの煽りに会場の熱気は急上昇した。
卒業メンバーの青山玲子による“可愛いだけじゃ物足りない。大人の遊び場にようこそ! prediaです”の恒例の挨拶は、沢口けいこが担当。新時代の幕開けを感じた観客からは大歓声が起こり、その流れで新体制初の自己紹介へ。
その後も、圧倒的な歌唱力と、さらに磨きのかかったセクシーさで会場を魅了し続け、湊/水野まい/桜子の3人による「SHADOW PLAY」では、クールな大人のカッコよさを表現し、村上瑠美奈/まえだゆう/沢口の3人による「Secret of Light」では、笑顔溢れる無邪気な一面を見せ、大人アイドルから大人ダンスボーカルグループへの変貌を印象づけるようなクオリティの高いライブを展開していく。
途中のMCでは、先日発表した“30歳以上の元アイドル限定”の新メンバーオーディションの応募状況が、高いハードルにもかかわらず現在150名以上殺到していることに触れ、水野の“私たち、綺麗系・カッコいい系が残ったから可愛い系がほしい”という発言に会場は笑いに包まれ、アットホームな雰囲気が広がった。
ここから、prediaが支えてくれるファンへの思いを作詞した「You're my Hero」からアッパーな楽曲で一気に走り抜け、本編は終了。
アンコールでは、インディーズ時代からライブソングとして人気の「Mid9 Luv」のイントロが流れると、突然prediaメンバーが会場の中央部分に設置されたお立
ち台に現れ、会場内を縦横無尽に駆け回りながら熱唱。このサプライズに観客の興奮は頂点に達し、大熱狂のアンコールが進行していく。
アンコールのMC中には、6月12日に新シングルと10人体制ラストライブとなったTOKYO DOME HALL CITY公演を収録したライブBlu-ray / DVDを同時発売することを発表。また、まえだが“あと、prediaのロゴ、変わったやんか”という解禁前の情報を明かしてしまうハプニングが起こるも、和やかな雰囲気の中、ラストの「ギリラブ」でハッピーに新体制の門出を締めくくった。
撮影:山本ヤスノリ