たこ虹[ライブレポート]晴れやかな笑顔で彩ったラストステージ「みなさんが支えてくださった9年間でした」
Pop'n'Roll 編集部
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たこやきレインボーが、本日7月31日(土)に大阪・南港ATC海辺のステージにてフリーライブ<オーバー・ザ・たこやきレインボー>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
フリーライブ<オーバー・ザ・たこやきレインボー>大阪・南港ATC海辺のステージ(2021年7月31日)
当初5月9日に開催予定だったもののコロナ禍で延期になっていた同公演。5月9日をもって『たこやきレインボー』を卒業し、新たなプロジェクトを準備している彼女たちにとって、このステージは『たこやきレインボー』としての真のラストライブとなった。
その名のとおり海に面した屋外ステージの周りには、たこやきレインボーの最後の雄姿を観るために、感染症対策の上限約1,000名の観客が午前中から集結。午後1時の開演を待っていた。
時計の針が午後1時を回ると、SEとともに5人が登場。彼女たちの名前が歌詞にフィーチャーされたグループのテーマソングとも言える「絶唱!なにわで生まれた少女たち」でラストライブは幕を開けた。
2曲目の「もっともっともっと話そうよ-Digital Native Generation-」のあとの最初のMCでは、いつものように春名真依の“もうかりまっかー!?”のコールに、声出しのできないファンはお決まりの“ぼちぼちでんなー”のレスポンスの代わりに“タン・タン・タン・タン”の手拍子で応える。MCのあとは、立て続けに新旧のシングル曲を中心に5曲を披露。
2回目のMCでは、メンバー1人ずつ、たこやきレインボーのメンバーとしての最後の挨拶を行なった。
春名真依:
たこやきレインボー本当に楽しかったです。これからもゆっくりでいいので、私たちの新たなスタートを私たちと一緒に歩んでくださったら嬉しいです。
彩木咲良:
たこやきレインボーが今日で終了だと思うとめちゃくちゃ淋しいですけど、新たなスタートだと思っています。また私たちが集まった時に、みなさんに恩返しができるように頑張ります。
清井咲希:
今日みたいに暑い日になると、ここ南港でのライブを思い出します。いろんな季節ごとにみなさんとの想い出を思い出すんです。たこやきレインボーは今日で終わってしまいますけど、またみなさんと楽しい思い出を作れたらなと思っています。
根岸可蓮:
メンバーとスタッフさんと、たくさんの虹家族(たこやきレインボーのファンの総称)のみなさんが支えてくださった9年間でした。本当にすごく感謝しています。これからも私たち、頑張って走りますので、みなさんも応援よろしくお願いします。
堀くるみ:
たこやきレインボーとしてやってきた9年間、あっという間だったんですけど、それだけ内容が詰まっていて、楽しくて充実していたからだと思います。まだまだ終わりじゃないので、みなさんの心の支えになれるように、そしてみなさんからパワーをいただいて私たちも大きくなるつもりですので、これからもよろしくお願いします!
最後の曲は、今回のイベントタイトルにもなっている「オーバー・ザ・たこやきレインボー」。
たこやきレインボーとしての最後のパフォーマンスを終えたあと、締めの挨拶でATCがメンバー5人で最初にパフォーマンスを行なった想い出の地でもあることを明かし、観客をバックに写真撮影。観客にも撮影タイムを設けるなど、名残惜しみながらも約1時間のラストステージを晴れやかな笑顔で終えた。
たこやきレインボーとしての活動はフィナーレを迎えたが、彼女たちの青春のアーカイブとして10月13日(水)にベストアルバム『OVER the TACOYAKI RAINBOW』をリリース予定。CD6枚とBlu-ray1枚に彼女たちの9年間を凝縮し、さらにメンバー全員の直筆サイン入りブックレットや生写真が付く。完全受注生産で、予約は8月9日(月)まで。
また9月17日(金)には、<オーバー・ザ・たこやきレインボー>のライブ写真、秘蔵写真、撮り下ろし写真、メンバーの言葉や手書きメッセージでグループの活動を総括したメモリアルブック『History & Departures ~5人の軌跡と5人のこれから~』も発売となる。