=LOVE[ライブレポート]希望あふれるシーンを見せつけた横浜アリーナ公演「みなさんをもっと大きなステージへ連れていきます!」
Pop'n'Roll 編集部
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=LOVEが、7月7日(水)に横浜アリーナにて全国ツアー<=LOVE 全国ツアー2021 「全部、内緒。」>のツアーファイナル公演を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
<=LOVE 全国ツアー2021 「全部、内緒。」>横浜アリーナ(2021年7月7日)
この日の公演は、新型コロナウィルス感染予防対策として、来場者の検温&アルコール消毒、マスク着用を義務化し、会場キャパシティの半分以下となる約5,000人の観客を収容して実施された。
幻想的なシチュエーションの中メンバーがステージに登場し、アルバムリード曲の「桜の咲く⾳がした」を披露して開幕。季節感あふれるラブソングの曲中で、衣装が淡い桜色に変化する“ぶっかえり”演出で、会場を大いに盛り上げた。
続いて、音嶋莉沙が初センターを務める新曲「cinema」では、キュートに歌い上げる姿に会場は大きな拍手に包まれた。大人なロックナンバーをセクシーに歌い上げる野口衣織のソロ曲「拝啓 貴方様」、現在タレントパワーランキングにて人気急上昇中の齊藤なぎさのソロ曲「現役アイドルちゅ〜」では、ピンクのフリフリ衣装でアイドルのリアルな心情を歌い上げ、彼女の個性が光る圧巻のパフォーマンスを見せつけた。
ライブも中盤に差し掛かると、ビートの利いた激しいダンスチューンでアーティスティックなダンスを披露した野口衣織・諸橋沙夏Wセンター曲の「24/7」、ちょっぴりレトロな可愛らしいメロディをポジティヴに歌い上げる大谷映美里・佐々木舞香Wセンター曲「お姉さんじゃダメですか?」を畳みかけ、ユニット曲ならでは息の合った独特の世界観を演出した。
ライブ後半では、ヒットチャートを賑わせた「CAMEO」、「ズルいよ ズルいね」、TikTokでもお馴染みの人気曲「しゅきぴ」などを続々とアクト。声を出しての応援ができない中、サイリウムライトを振りかざし、ステージと客席とが一体となった瞬間が非常に印象的だった。
神奈川出身の齊藤なぎさは“昨日は、私の誕生日だったんですけと、メンバーも祝ってくれて、ファンのみんなも「おめでとう!」っ言ってくれて、そして今日はツアーファイナルということで、本当に本当に嬉しいです! みなさんをもっと大きなステージへ連れていきます!”とダブルでの喜びを笑顔で語り、また同じく神奈川出身の瀧脇笙古は“イコラブ単独で、このような大きなステージ立つことができて嬉しいです。ペンライトも綺麗で感動しました。ずっとずっとイコラブを好きでいてください!”とファンへの熱い感謝の想いを口にした。
その後、齋藤樹愛羅センター曲「セノビーインラブ」、最新シングル曲「青春”サブリミナル”」、髙松瞳センター曲「Oh!Darling」を見せて、本編は終了した。
メンバーの再登場を待ちわびるアンコールの拍手の中、来場者にサプライズが届けられる。8月25日(水)に発売が決定している新曲「ウィークエンドシトロン」のMVが初上映された。イエローをテーマにしたMVは、「しゅきぴ」に続き2作目となる峯岸みなみが監督を務めること、さらに指原莉乃との共作で、フワちゃんがFUWACHAN名義でラップの作詞を担当していることを発表。“ひまわり畑で初の夏曲を撮影したことはすごく新鮮でした。私たちの9枚目のシングルをみなさん楽しみにしてください!”というメンバー野口衣織のMCに、会場は新曲リリースを待ちきれないファンの拍手と黄色いペンライトで大盛り上がりを見せた。
MV上映の興奮が冷めやらぬ中、夏を感じる黄色が象徴的な衣装も初お披露目し、新曲「ウィークエンドシトロン」も初パフォーマンス。音の響きが癖になる高速ラップがさらに新曲を際立たせ、=LOVEの新たな一面をアピールし、ツアーファイナルは終幕。来場したファンにとっては忘れられない記念すべきスペシャルな1日となった。
今回、FUWACHAN名義で自身初の歌詞提供を行なうフワちゃんは“さっしーから、「フワちゃんラップ書いて〜」となんのこっちゃわからないLINEが来て、ノリで「いいよ〜ん」って返事をしたら、その後怒涛の勢いでラップビジネスが展開されていって、未だに夢みたいです。ラップ歌詞は完全語感重視! リズムや韻の響き、聴き心地を重視して作ったからノリノリだよ! さっしーとフワちゃんの親友ラップ曲、みんなも歌って踊って盛り上がってねー!”とコメント。
8月25日発売の9thシングル「ウィークエンドシトロン」のアートワークもこの日解禁され、新曲発売に向けて、さらに勢いを増す=LOVEから今後も目が離せない。