AKB48 佐々木優佳里、出演舞台<WORLD ~Change The Sky~>開幕!「1人ひとりの熱量や気持ちを舞台で受け取っていただけたら」

AKB48 佐々木優佳里、出演舞台<WORLD ~Change The Sky~>開幕!「1人ひとりの熱量や気持ちを舞台で受け取っていただけたら」

Pop'n'Roll 編集部

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2021.06.28
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AKB48の佐々木優佳里が出演する舞台<WORLD ~Change The Sky~>が、6月27日(日)より東京・なかのZERO 大ホールにて上演をスタートした。

2013年の初演、 2016年の再演を経て3度目の上演となる今回。

生温かい雨が降る深夜の東京で警察官が殺害された事件と、18年前に奥多摩で起こった保育士殺人事件。どちらにも共通する“レインコートの男”が、2つの事件をつなぎ合わせていくというストーリーに。

三上龍司として初の連続殺人犯役に挑む校條拳太朗と、龍司と同じ奥多摩の施設で過ごし、殺人を犯す龍司を止めるために会いに行く相沢顕示を演じる杉江大志の掛け合い、奥多摩孤児院殺人事件の被害者=飯島楓の妹で龍司と出会い行動をともにする飯島久瑠美に扮する佐々木優佳里(AKB48)との関係性など、“ジェットコースターサスペンス”にふさわしいスリリングな展開と、本物の水を使って雨を降らせるダイナミックな演出も見どころとなる。

公演は、7月4日(日)まで。当日券の販売などは、オフィシャルサイトにて。

公演前日の囲み取材時の出演者コメント

前列(左→右):金山一彦、佐々木優佳里(AKB48)、校條拳太朗、杉江大志、渡辺裕之、後列(左→右):柏木佑介、田中稔彦、坂元健児、小笠原健、山木透

校條拳太朗(三上龍司役):
この作品を観るには、観る方もものすごいエネルギーがいると思うんですけど、人間って生きている時にそういうことが常にあると思うんです。そういうところに目を向けていただきたいなと。話がわからなくてもいいです。一部だけでも共感できる、でもいいんですけど、刺激になってお客さまの目が変わったら嬉しいなと思います。僕らはそれぞれみんなキャラクターの向いている方向も違うし、1つの作品の中のキャラクターとはいえ、それぞれが考える想いを持って、突き進んでぶつかったりもしています。まさに人間の生きる様を描いているので、生き様を熱く感じていただけたらなと思います。

杉江大志(相沢顕示役):
正義がどうとか正しいのがなんだとか、難しいこともたくさん言いましたけど、そんなことよりも僕は初めて台本を読んだ時に、この作品自体、この物語がすごく面白いなとシンプルに思って、サスペンスとして僕はドキドキしながら最後までバーッと一気に読み切った感じでした。まずはそれを楽しみに劇場に足を運んでいただいて、その中からちょっとだけ、観た後にこんな風にも考えられるなとか、ということを考えてもらえたら嬉しいなと思います。

佐々木優佳里(AKB48/飯島久留美役):
本当にスピード感のあるお話で、1人ひとりの熱量や気持ちを舞台で受け取っていただけたらなと思っております。頑張ります。

田中稔彦(浅沼達樹役):
僕は前作にも出演していまして、演出の菅野さんから今回は音楽を前作の半分にしました、と聞かされました。音楽は作品を盛り上げるためにとても重要なものなんですけれども……。一般の生活でみなさんが生きていて、自分の周りに素敵な音楽が流れることはないと思います。ドラマティックな瞬間であっても、ドラマティックな音楽が流れないと思います。それはどういうことかというと、そこで生きている人間の息遣いだったり、反応だったりっていうのを、より密に感じてほしいと願った演出の菅野さんの想いだと思いますので、そういう瞬間をキャッチしてもらえると嬉しいです。

柏木佑介(葛城要人役):
僕も菅野さんが稽古中におっしゃられたことで印象に残っていることがあって。“世界を変えるのはすごく難しいけど、自分が変われば見える世界は変わるんじゃないか”と。この作品を見た時に、いまの世の中もすごくそうで、コロナだったりいろんなことに対していろんな人たちが頑張っていて、それに文句を言っている人たちがいて、じゃあその人たちが選挙に行ってるかっていったら“?”だったりして。知るチャンスというものが世の中にはたくさんあると思いまして、この作品を通してこういう世界もあるんだなということを知っていただいた上で、取り入れる取り入れないはお客さまの自由だと思いますし、これからの人生を生きていく上での1つの自分のエッセンスではないですけど、そういうきっかけみたいなものになったら素敵だなと思います。ぜひ観に来てください。

小笠原健(犬飼猛役):
僕はこの作品を完全に客観的に観ることはできないんですけど、観ていると、胸が苦しくなるというか、いたたまれなくなるというか。正直、観ていてハッピーになる作品の対極にある作品だと思うんですけど、なんで苦しくなるんだろうと考えると、人間って幸せになりたいから生まれてきたみたいなものがあると思うんですよ。その中で、もがいて生きていたり、柏木くんが言ったみたいに生きづらいとか苦しいとかっていう時代なんですけど、その中でこれって全員に当てはまることだと思うんですよ、どなたにも。そういう中でみんなもがいている、フィクションだけどノンフィクションであるような瞬間がいろいろあるので、どなたに共感されるのか、感情移入するのかはわかりませんが、必ず観に来ていただいて、損にはならないと思います。みんなで命を懸けて作った作品ですので、こんな時代ではありますが、ぜひ劇場に来て、この演劇を体感していただければと思います。

山木透(柳原太三役):
僕、この作品をやっていてすごく思ったんですけど、1人ひとりの登場人物がすごく“生(せい)”に対して全力で生きているというか。それは正義でも悪でもどっちでもなく、そこに対して全力で生きているということをすごく感じて。これを観て、それが悪だろうが正義だろうが、生きるってことってとても大変だけど、素晴らしいことだって僕は感じたんで、そういう部分でも楽しく人生を生きたいって思っていただけたら嬉しいなと。あと、柳原太三はこの作品の中でたくさん成長をしていくので、その成長も観ていただけたら嬉しいなと思います。

坂元健児(影浦志郎役):
僕は20年ぐらい前になるんですけれど、“生”とは“正義”とは“悪”とは、そして“生きる”とは何かという、サバンナの動物しか出てこないキングを3年ぐらいやっていて(笑)、その時3年間じっくり考えたんですけれども、正義とは、悪とは何なんだろうと、ライオンがガゼルを食べるから悪なのか、殺すから悪なのか。そうではないと。悪とは正義とは何が作り出すものか、それは人間が作り出すものだと、悟ってしまいました。なので(笑)、いろいろ考えました。今回の作品も人それぞれに正義があって、悪があります。お客さんに観ていただいて、正義とは悪とは、生きるとは何かということを、ちらっとでも考えていただけたらいいなと思います。

渡辺裕之(柳原正輝役):
(僕の役柄は)詳しくは言えないんですけれども、サブタイトルにもなっている“Change the Sky”、今このコロナ禍にあって止まない雨はないとか、明けない夜はないとかっていうことをみんな信じようとしているわけです。でも、果たしてこの日本が、夜が明けた時に、もしくは雨が止んだ時に、晴れるかというと、そうでもないような気がして。でも、どこかに望みを求めて明るくみんな穏やかにいきたいわけなんですけど、それを変わるのを待っていては何も起きないということに気づく、それから変え方に気づくというか。ここに出てくる登場人物というのは、各ストーリーの中に必ず特殊ではあるように見えますけれども、警察だったり雑誌の記者だったり、でも誰にでもどこか生活の中で当てはまるような場面がくり返しくり返し出てくるので、テンポがあって決して楽しいストーリーではないですけれども、が、故に、幸せとか信じるものを求めるというか、信じ方に気づくということ、だと思うんですね。観て終わったあとに何かしら残ると思います。演じていて気づくこともたくさんあります。ぜひ気づいていただければと思います。

金山一彦(国立周蔵役):
生きていくということは苦しいことで、楽しいことは苦しいことが10のうち1つあるぐらいのものだと思っています。苦しい想いをたくさんされてる方はぜひ劇場に来てください。舞台上で国立がきっとみなさんよりも苦しんでいると思います(笑)。それを観てどこか救われるような、私の方がマシだ、僕の方がマシだって思ってちょっと救われていただければと思います。お芝居は生で観ていただくのが1番です。劇場でお待ちしています。

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