透色ドロップ［ライブレポート］7人が一体となり魅せたバースデーライブツアー大阪公演「7人の透色をいっぱい好きになってもらえるように頑張ります」
Pop'n'Roll 編集部
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透色ドロップが、本日5月30日（日）にOSAKA MUSEにて1stバースデーライブツアー＜限りなく透明に近い東阪ツアー 阪＞を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
今年4月に新メンバー5名が加入し第2章が始動、6月で結成1周年を迎える透色ドロップ。
今回のバースデーライブは、新メンバーが短期間でグループの持ち曲すべてを披露することや、初期メンバー・橘花みなみの復帰後初ステージというトピックがあって、開催発表時から高い注目を集めていた。そのため、都市部への緊急事態宣言延長で外出が厳しい人に向けてYouTubeでの無料ライブ配信も実施した。
「Overture」に乗せて7人が登場すると、4月27日（火）にリリースした新曲「きみは六等星」からライブはスタート。その後「ぐるぐるカタツムリ」、「キュンと。」と可愛い曲が続き、メンバーはこの日を待ち望んでいたかのように弾ける笑顔でパフォーマンスを見せた。
最初のMCでは、これまでの想いを1人ずつ発表。見並里穂は“正直、去年のデビューライブの時にこういった体制になっているなんて思ってはいなかったんですけど、このメンバーで有名になって夢を叶えていきたい”と話す。
新メンバーの成海千尋は、“加入してから3ヵ月、ひたすらがむしゃらに走ってきました”、橘花は“1回卒業を決めた3月は本当に人の目につくのが怖くて、もうステージに立てないかもしれないって思っていたので、また6人と一緒のステージに立てることが本当に本当に嬉しいです”と、それぞれの気持ちを伝えた。
その後、歌詞の世界が今の心境を表しているような「君が描く未来予想図に僕が居なくても」を披露。また、真剣な眼差しに思わず見入ってしまう「孤独とタイヨウ」、4月27日（火）にリリースしたもう1つの新曲「≒（ニアリーイコール）」、迷いに揺れ動く気持ちを歌った「アンサー」とメッセージ性の強い楽曲が続く。
2回目のMCでは、初期メンバーの見並、橘花が新メンバーに“透色ドロップにきてくれてありがとう”、“受け入れてくれてありがとう”と感謝のメッセージを伝え、新メンバーが目に涙を浮かべるシーンが。
今後の意気込みを1人ずつ語ったのち、瀬川奏音が“今日は12曲披露させていただくんですけど、やっとこれでスタート地点に立てたのかなと思っています。お披露目ライブから1ヵ月ちょっと。ここからツアーファイナルまでの1ヵ月弱は今までと比べ物にならないくらい考える手段が増えたのかなと思っています。6月20日のライブでは必ず成長した姿をお見せするので来てください”と決意を語り、ライブは後半へ。
定番曲「ユラリソラ」、「やさしさのバトン」、「君色クラゲ」ではメンバーが丁寧なパフォーマンスを見せ、この7人が誰よりも透色ドロップのことが好きだという気持ちが伝わってくる。新メンバーは本当に短期間で覚えたのかと思うほど堂々とした姿であった。観客と一緒に振りをするのが楽しい「桃郷事変」、そして「ネバーランドじゃない」を歌唱し、本編が終了。
アンコールでは、1曲目に披露した7人の始まりの曲、「きみは六等星」を再び披露。最後に橘花が“これからの7人の透色をいっぱい好きになってもらえるように一同頑張りますので、これからも見守っててください、よろしくお願いします！”と締めくくりライブは終了。感謝とリスペクトが込められながらも、1周年を迎えて7人の新しい透色ドロップが誕生した記念ライブとなった。
ツアーファイナルとなる6月20日（日）の東京公演のチケットは現在発売中。また大阪公演の模様は、透色ドロップのYouTubeチャンネルにてアーカイブ配信されている。