HKT48[ライブレポート]強い絆のもと涙と笑いが溢れた1期生・森保まどか卒業式「たくさんの巡り合わせと、出会いに感謝したい」
Pop'n'Roll 編集部
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HKT48が、本日5月29日(土)に福岡・北九州ソレイユホールにて約1年4ヵ月ぶりとなるコンサート<HKT48コンサート みんな 元気にしとった?>を開催した。本記事では、1期生・森保まどかの卒業式となった夜公演のオフィシャルレポートをお届けする。
<HKT48コンサート みんな 元気にしとった?〜森保まどか 卒業式〜>夜公演|福岡・北九州ソレイユホール(2021年5月29日)
セットリストや演出など、森保自身が考案した<卒業式>は、森保が演奏する美しいピアノの音色で開幕。
森保は“まずは無事に開催できたことに感謝したいです”と話し、“なつまど”としてコンビで活動することが多かった松岡菜摘は、開演直前に森保に呼ばれ、手を握って“頑張ろうね”と声をかけられたエピソードを明かし、さっそく涙ぐむ一幕も。その話を聞いていた田中美久がなぜか号泣する展開に笑いも起こり、松岡は“最後まで涙もありつつ、笑いもありつつ、楽しく見送っていけたら”と話した。
7曲目からのユニット楽曲では、森保が全曲出演。所属するビジュアルユニット・Chou(シュー)の「キスの花びら」や、松岡とこれまで何度も一緒に歌い上げてきた「てもでもの涙」などを披露した。
後半には、後輩メンバーとの共演が続き、最後は1期生でデビュー公演楽曲「手をつなぎながら」をパフォーマンス。ステージ後のMCも10年の絆を感じさせる息の合ったMCがくり広げられ、笑いの絶えない時間となった。
終盤では、「早送りカレンダー」や「メロンジュース」などHKT48のシングル曲をパフォーマンス。
本編のラストは、森保がAKB48のシングルに初選抜された想い出の楽曲「希望的リフレイン」を歌唱し、会場中のペンライトが大きく揺れた。
オーディションから総選挙ランクイン、大舞台でのピアノ演奏など10年間の軌跡を追う映像が流れ、アンコールへ。
ドレスに身を包んだ森保が登場し、初のソロ曲「この道」をしっとりと歌い上げた。
1人ステージに立った森保は、家族をはじめ、スタッフやメンバー、そしてファンへの感謝を丁寧に伝え、最後は「あなたがいてくれたから」を全員で披露。
“今日は本当にありがとうございました!”と改めて挨拶し、約10年に渡って駆け抜けたアイドル活動に幕を閉じた。
なお、HKT48は、6月19日(土)には、同じ1期生・宮脇咲良の卒業コンサートをマリンメッセ福岡にて開催する。
森保まどかコメント
(※アンコール明けの挨拶一部抜粋)
今日で10年続けたアイドル生活が終わるなんて自分でも信じられないし、今後のことが想像つきません。
まずメンバー、ここま で一緒にHKT48を作ってくれてありがとう。みんなは本当に明るくて可愛くて家族みたいで一緒にいると笑顔が絶えません。今までもこれからも、きっとHKT48が1番可愛くて、1番輝いているグループだよ。
そして何より、ファンのみなさん、見つけて好きになって応援してくれてありがとうございます。ファンのみなさんがいたからこそ続けられました。
このメンバーで、スタッフさんで、この家族で、ファンのみなさんだったからこそ10年続けられました。たくさんの巡り合わせと、出会いに感謝したいなと思います。
今日は完全燃焼できました。本当に来てくださったみなさん、配信で見届けてくだ さったみなさん、ありがとうございました。