浜辺美波[イベントレポート]公約を宣言!「6月1日に無事公開されたらジャンプ10回する動画をアップします」『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』舞台挨拶より

浜辺美波[イベントレポート]公約を宣言!「6月1日に無事公開されたらジャンプ10回する動画をアップします」『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』舞台挨拶より

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2021.05.27
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』の特別先行上映&舞台挨拶が、本日5月27日(木)に開催され、全国の映画館にて生中継された。舞台挨拶には、主演の浜辺美波をはじめ、高杉真宙、藤井流星(ジャニーズWEST)、池田エライザ、森川葵、主題歌「checkmate」を歌うmiletが登壇。本記事では、そのオフィシャルレポートをお届けする。

<『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』舞台挨拶>(2021年5月27日)

4月に開催された完成披露イベントで行なわれたゲームの罰ゲームとして、この日は藤井が司会に挑戦した。

藤井は司会に指名されると、“名司会ぶりを見せちゃっていいですか?”とノリノリ。挨拶でも、目の前にはいない全国の映画館で中継を観ているファンに向かって“盛り上がってますか?”“もっともっと!”と呼びかけ、浜辺ら共演陣からは“さすが!”“ライブ慣れしてる”と称賛の声が上がっていた。

藤井から、ドラマ、劇場版第1弾、さらにはコロナ禍による2度の公開延期を経て、劇場版第2弾が公開された現在の心境を尋ねられた浜辺は“第2弾ができると思ってなかったので、続きができる喜びは常に感じています。『賭ケグルイ』は本当に人に恵まれていて、こうしたイベントやプロモーションが楽しく、元気をもらえるので、今も私自身、とっても楽しんでます!”と満面の笑みで語った。

高杉は自身が演じる“モブキャラ”鈴井が本作では“モブ卒業か?”と思わせるような活躍を見せていることについて、“鈴井くんも頑張ったところはありますが、「プロモブ」であることには変わりありません。そこに責任を感じて、プロモブとしてしっかりと演じていきたいと思っているので、「卒業」という言葉は(頭の中に)あんまりなかったです。夢子の斜め後ろでこれからも演技を続けていきたいと思います!”と、力強く永遠の“モブ”宣言を放った。

森川は今回、本シリーズ初となるミュージカルシーンで歌唱を披露しているが、苦労した点について“全部です”と苦笑。“台本を読んで、みんな「え?  何これ?」と思ったと思う。(撮影中に)「あれ?」「おやおや……?」みたいなことがたくさんありました(苦笑)”と振り返った。この楽曲を藤井、浜辺はダウンロードして聴いているそうで、それを知った森川は“(日常の)どのタイミングで聴いてるんですか?”と驚愕。“ドライヤー中とか……(笑)?”という浜辺の答えに“それ、聴いてないでしょ!”と思わずツッコんだ。

今回の劇場版第2弾では、池田演じる生徒会長・桃喰綺羅莉がついに賭場に降臨。池田自身、感慨深いものがあったようで“『賭ケグルイ』キタなー! って感じました”としみじみ。完成した映画を観て“現場のまんまの熱量が映っていて、感動しました”と喜びを口にした。

ちなみに藤井は、池田演じる会長との対峙を‘怖かった!”と述懐。クライマックスでは浜辺、池田に挟まれる形での演技となったが、“男ひとりで挟まれたら怖いよ! (撮影の)間もずっと(浜辺さんと池田さんの)女子トークで会話には入れない怖さがありました”と苦笑を浮かべていた。

藤井は、原作にないオリジナルキャラクターの視鬼神真玄(しきがみ・まくろ)の役作りについて“痩せていた方が怖いと思って、初めてファスティング(断食)をしたんです。きつかった(苦笑)”と回復食の期間も含め、12日間ほどのファスティングで約3キロ痩せて本作に挑んだことを明かした。

完成した映画を観て“「たぎった」シーンは?”という質問に、浜辺は“会長が引き金を引くところがカッコよかった!”と興奮気味に語る。

高杉は森川演じる芽亜里の見せ場である“デュエル・ダイス・スタッキングを目の前で見れてよかったです”と語り、森川が自らこなしたというダイス・スタッキング(=カップの中の複数のダイスを積み上げる)の腕前を絶賛。

その森川は“たぎったシーン”として、中川大志演じる討嶋との共演シーンに触れ“全然、台本にないことを急に大志さんがし始めたんですよ。「これ(本編で)使うの?」と思ったら、メチャメチャ長く使われてた(笑)。英(勉)監督は、中川大志さまが大好きなんですよ。おいしいところ、全部持っていくんですよ、中川さんは……”とボヤキ気味に語った。

池田は、さらなる続編を暗示するように登場人物たちのシルエットがずらりと並んだシーンを挙げ、“いろんな意味で戦慄しました”と振り返った。続編の可能性について、英監督は“10年続ける”と常々言っているそうで、池田は“そろそろ30代のキャストもいますけど……(笑)”と言いつつ、先述のシーンを観て“心の準備をしました”と明かした。

司会の藤井は“夢子が広大な土地で、転ぶところ! (カメラが)ずっと引きで、寄らないところがいい!”と、自身とはまったく関係ない夢子のシーンがいたく気に入ったそう。

浜辺は“わざわざ栃木まで行って、1~2カット撮って……。ギリギリまで監督に「夢子の体操着、本当にいりますか?」って聞いてましたもん(笑)”と首を傾げていたが、森川から“最近は気に入ってるようで、自分でSNSに上げてましたよね”と振られ、“悪くないかな……って(笑)”とまんざらではない表情を浮かべていた。

主題歌を担当したmiletは、もともと『賭ケグルイ』の大ファンだったそう。今回の楽曲について“キャラクターが両極端で、賭けながらクレイジーになる人たちと、クールに最後まで戦う人たちがいるので、その両方をこの1曲に閉じ込めたいと「冷静にクレイジーになる」「華麗にクレイジーになる」ということを意識しました”と込めた想いを明かした。

舞台挨拶の最後に、この日の藤井の司会について登壇陣が採点。最初の森川が“75点”、続いて高杉が“80点”をつけると、浜辺は“すごい高得点をつけて、次もやらせるって手もありますよね(笑)?”と腹黒さをのぞかせつつ、満面の笑みで“100点でお願いします! 名司会だったなと思います。大御所かな? と思いました!”と満点の採点。

続く池田、miletもつられて“100点”。途中でトークが盛り上がり過ぎて、スタッフから“巻きでお願いします”というカンペも出た藤井の司会だったが、高得点を叩き出す結果となった。

最後に、浜辺は、コロナ禍による2度にわたる延期を経て、ようやく6月1日(金)に公開を迎えることに触れ“6月1日に無事公開されたらジャンプ10回する動画をアップします”と公約し、舞台挨拶は幕を閉じた。

なお、6月11日からは浜辺、高杉、森川、池田、藤井、英勉監督が参加したネタバレありの副音声上映が行なわれることが決定している。

<『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』舞台挨拶>(2021年5月27日)

次ページ