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SKE48[ライブレポート]卒業の竹内彩姫を中心に多幸感溢れるシーンを描いた6期生単独ライブ「これからもSKE48で人生を彩りましょう!」

2021.05.19
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SKE48の6期生が、5月18日(火)にZepp Nagoyaにて2回目となる単独ライブ<SKE48 6期生Zepp Nagoya 単独ライブ2nd ~6期が好きだ~Supported by ゼロポジ>を開催。ライブの模様は、TBSチャンネルで生中継された。6期生は2012年11月に加入し、2019年9月に初の単独ライブを実施。現在は、チームKⅡ所属の青木詩織、北野瑠華、竹内彩姫、日高優月、チームE所属の井田玲音名、鎌田菜月、熊崎晴香の全7名が在籍している。竹内彩姫が今月末でSKE48を卒業し、所属事務所へ社員として入社することが決定していることもあって、同公演は6期生全員で立てる最後の大きなステージとなった。本記事では、そのオフィシャルレポートをお届けする。

<SKE48 6期生Zepp Nagoya 単独ライブ2nd ~6期が好きだ~Supported by ゼロポジ>Zepp Nagoya(2021年5月18日)

2年ぶり2回目となる6期生単独ライブは、竹内彩姫と熊崎晴香をセンターに「神々の領域」で幕開け。1期生が大切にしてきたこの曲は、6期生初単独ライブで“これからのSKE48を引っ張っていく存在になる”という決意表明として披露した1曲。セットリストを耳にした1期生の松井珠理奈からの提案により、今回はオリジナル衣装で披露することになった。

「片想いFinally」、最新シングル「恋落ちフラグ」とSKE48の代表曲のあとは、(チーム別での活動がメインとなっているため)普段パフォーマンスをしない別チームの曲をそれぞれ歌唱。全員でチームSのクールな「Parting shot」、チームEの井田、鎌田、熊崎がチームKⅡの「キスポジション」、チームKⅡの青木、北野、竹内、日高がチームEの「オレトク」、さらに全員で若手ユニットのカミングフレーバーの「せ~ので言おうぜ!」をパフォーマンスして、新鮮な魅力をアピールした。

続いて卒業する竹内の希望で、竹内と日高が初めてSKE48のシングル表題曲選抜に入った「金の愛、銀の愛」をしっとりと魅せる。竹内が、“総選挙3回のランクイン、ありがとうございました”と感謝を伝え、2016年の<AKB48 45thシングル 選抜総選挙>で自身が初めてランクインした時の曲「伝説の魚」、2017年発売のAKB48のアルバム収録曲「青くさいロック」では、息の合ったダンスを見せた。

さらに竹内と、ドラフト1期生から9期生までのメンバーから各1名ずつがステージに登場し、7名で「チャンスの順番」をアクト。竹内は、“仲がいいというのはもちろん、将来を期待しているメンバーに各期を代表して来てもらいました。同期で何かを目指す大切さを知ってもらえたらと思って選びました”と話し、“ゼストに就職するからオタ卒されちゃったら困るのよ!”と茶目っ気たっぷりに、これからもSKE48を応援してほしい気持ちを伝えた。

6期の想い出を語る映像に続いて、ライブタイトルの“6期が好きだ”をテーマに、「オネストマン」、「君のことが好きだから」、「夕立の前」を表情豊かに披露して「無意識の色」で本編を締めた。

アンコールでは「夏よ、急げ!」、「パレオはエメラルド」とSKE48らしさ全開の曲のあとに、竹内はまだ卒業する実感がわいてこないとしながらも、“私はここでやり残したこと以上に、次に進んでから自分がどうなっていくかっていう未来がすごく楽しみで、卒業っていう決断をしました。これからの6期生の活躍は私もすごく楽しみだし、後輩のみんなの成長も見たいし、今日だって夢がかなった1つなので、1人でも多くのメンバーの夢がかなう瞬間を、今度はスタッフとして支えられる人になれたらいいなと思っています”と挨拶。

6期でよかったとしみじみ語り、メンバーには“応援してくれるみんなを信じて、これからも活躍していってほしいなと思います。8年半弱くらい、ありがとうございました”とエールを送り、客席に向けて“みなさんもありがとうございました”と感謝の言葉を口にした。

北野からサプライズで竹内へ“6期生からプレゼントです”と、メンバーみんなからのメッセージの入った、手作りアルバムをプレゼント。竹内は、“これからの未来がすごく楽しみです”と「未来が目にしみる」で6期生単独ライブを締めくくった。

しかし、ここで「オキドキ」のイントロが流れてきて、前回の6期生ライブでもあった、“エンドレス「オキドキ」”で名残を惜しむことに。最後は“オタ卒せずにこれからもSKE48を盛り上げてくれますかー? これからもSKE48で人生を彩りましょう!”と竹内が呼びかけ、全員笑顔で6期生単独ライブは幕を閉じた。

なお、SKE48は、7月から8月にかけて5都市6会場にてチームS、チームKⅡ、チームEとチーム別でのZeppツアー、9月には日本ガイシホールで13周年コンサートを開催する。また、5月29日(土)のSKE48劇場でのチームKⅡ<最終ベルが鳴る>公演を女性無料招待公演として実施するなど、新たな企画も続々計画中だ。

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SKE48 6期生Zepp Nagoya 単独ライブ2nd ~6期が好きだ~Supported by ゼロポジ

2021年5月18日(火)
Zepp Nagoya
出演メンバー:6期生(青木詩織、北野瑠華、竹内彩姫、日高優月、井田玲音名、鎌田菜月、熊崎晴香)
シークレット:松本慈子、相川暖花、上村亜柚香、倉島杏実、大谷悠妃、赤堀君江

セットリスト

-overture-
1.神々の領域 6期生全員
2.片想いFinally 6期生全員
3.恋落ちフラグ 6期生全員
4. Parting shot 6期生全員
5.キスポジション 井田、鎌田、熊崎
6.オレトク 青木、北野、竹内、日高
7.せ~ので言おうぜ! 6期生全員
8.金の愛、銀の愛 竹内、日高
9.伝説の魚 6期生全員
10.青くさいロック 6期生全員
11.チャンスの順番 竹内/松本慈子(ドラフト1期)、相川暖花(7期)、上村亜柚香(ドラフト2期)、倉島杏実(8期)、大谷悠妃(ドラフト3期)、赤堀君江(9期)
12.オネストマン 6期生全員
13.君のことが好きだから 6期生全員
14.夕立の前 6期生全員
15.無意識の色 6期生全員
~ENCOLE~
16.夏よ、急げ! 6期生全員
17.パレオはエメラルド 6期生全員
18.未来が目にしみる 6期生全員
19.オキドキ 6期生全員

6期生メンバー終演後コメント

北野瑠華:
2回目ということで、メンバーもまた違った気合いの入れ方で今回ステージに立ちました。1回目のステージでこれからSKE48の先頭に立って引っ張っていくという覚悟を決めてステージに立ったので、それから2年、それぞれのチームで後輩に想いを伝えたりとか、姿勢が変わったかなと思います。改めてステージに立ち6期を客観的に見たらそれぞれ成長した部分もあり、みんな堂々とステージに立って1つひとつ出る言葉も迷いがなく、やっぱりあのステージがあってここまで成長できたんだなと、その成長を今日は観てもらえたのかなと思います。

日高優月:
今日は限られた人数でしたが、無事お客さんに入場いただいてのライブと、タブレットやテレビなど、いろんなところから観られるように工夫してくださり、楽しみにしてくださる方がたくさんいる中で無事終えることができて良かったと思います。今回のライブを通して改めて同期っていいなということとか、夢を叶えることっていいなとか、それを叶えたのが同期でよかったなとか、9年目ですけど、そういう新たな絆ができたのがいいなと思いましたし、自分以外のメンバーの存在の大きさを改めて感じたライブでした。

井田玲音名:
2回目となる6期生だけのライブで、今日はさきぽん(竹内彩姫)のお願いもあって後輩の子たちも観に来てくれました。私は後輩に強く、厳しいことを言ったりとか、自分の気持ちを伝えることが苦手なんですけど、今日のライブを後輩も観てくれたと思うので、その子たちに背中で見せるとまでカッコいいことは言えないかもしれないけど、私たちのパフォーマンスを観て、同期でライブしたいなとか、SKE48ってこういう場所なんだなと改めて思ってもらえる、そんなライブになったらいいなと思いながらステージに立ったので伝わってたらいいなと思います。これからも6期生は、それぞれのチームで活動していきますが、今日観られなかったメンバーにも伝えていけたらいいなって改めて思いました。

熊崎晴香:
今日を通して改めて6期って最高だな、好きだなって思いましたし、みんなのパフォーマンスにSKE48らしさが出ていて、昔のSKE48を大事にしつつ、今のSKE48に新しい風を入れてる感じがして、すごく幸せな時間でした。今年、日本ガイシホールでのライブに続いてZepp Nagoyaが劇場外での2回目のライブとなりましたが、SKE48の新たな風、ウエイブとして、またこのメンバーで引っ張って、SKE48のよさをたくさんの方に知ってもらえたらいいなと思います。

鎌田菜月:
当たり前だと思っていたことが、このコロナ禍でしばらくできず、6期生でのZeppライブが決まってから、セットリストを作って、みんなでレッスンをしてという当たり前だった一瞬一瞬がすごく愛しいな、同期って愛しいなというのを、レッスンからずっと感じていました。みんな楽屋からずっと賑やかで楽しくて、今日を迎えられてよかったなと思います。SKE48としてはこの後、夏のZeppツアーが控えていて、このZepp NagoyaではチームEとしてまたステージに立たせてもらいます。その時に先輩としての背中を見せられたらいいなと思いますし、今日のライブに続くぞというガツガツした後輩もいると思うので、そういう1つの起爆剤として今日がSKE48にとってプラスになる1日になれば嬉しいなと思います。

青木詩織:
6期生単独のZeppライブが2回目でしたが、SKE48としては珠理奈さん(松井珠理奈)とちゅりさん(高柳明音)が卒業されてからの初めてのライブで、それを任せてもらえたのが嬉しかったです。ここから6期生がおふたりの穴を埋めて引っ張っていける存在になれたらいいなと思いますし、6期生は今年が9年目で来年が10周年イヤーになるので、さらにここから成長して10周年にまた何かしらできるよう頑張りたいと思います。

竹内彩姫:
たくさんの方の支えがあって今日のライブができました。今まで当たり前だと思っていた部分が、多くのスタッフで支えている大変さを次は私が知る番だと思うので、スタッフとしてみんなの夢が叶う瞬間の近くにいられたら嬉しいなと思います。SKE48の応援をこれからもよろしくお願いします。

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