©️2021「シノノメ色の週末」製作委員会

元乃木坂46 桜井玲香、映画『シノノメ色の週末』主演に決定!「撮影期間は短くも、とても濃い時間でした」

Pop'n'Roll 編集部

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2021.05.19
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元乃木坂46の桜井玲香が、今秋公開予定の映画『シノノメ色の週末』の主演に決定した。

取り壊されることが決まった母校・篠の目女子高校の校舎で、在りし日の想い出を辿るために、数年ぶりに集まったシノノメ女子元放送クラブの3人の姿を描いている同作。

3人は昔の女子校生活を思い出しながら、互いに現在の不満をぶつけあい、週末のたびに何度も校舎を訪れるようになる。取り壊される校舎と、色あせていなかった青春の日々。大人になりきれない20代女子たちの、等身大の物語となっている。

同作で初めて映画の主演を務める桜井が演じるのは、大月美玲。美玲は、高校時代は読者モデルをしていてイケてるグループの中におり、今もモデル事務所に所属しているが、仕事は順調とは言えない人物。また性格的に媚びるのが苦手で、黙っていれば可愛いとよく言われるキャラクターだ。

共演は、今泉力哉監督作品『mellow』ほか数々の映画やドラマに出演し、ナチュラルで飾らない明るさや、大人可愛い雰囲気で人気を集める岡崎紗絵。

岡崎は、高校時代は放送クラブの部長を務め、真面目であまり目立たない生徒だったが、大学時代から垢抜け、現在は大手広告代理店の子会社で働く“まりりん”こと一ノ宮まりを演じる。

さらに、モデルやタレント、アーティストとして、無邪気な明るいキャラクターで幅広く活躍し、NHK連続テレビ小説『おちょやん』では、主人公おちょやんの亡くなった母・サエを演じ、その存在感や魅力が評判を集めた三戸なつめが出演。

三戸は、写真家を目指していたが挫折し、実家暮らしで教育関連のお堅い事務職をしている廃虚オタクで、篠の目女子の取り壊しを聞きつけ2人を誘い出す“アンディ”こと安東雅美役に。

そのほか、まりの仕事仲間であり、美玲がオーディションを受けたこともある広告代理店のプランナー・上川龍之介役を工藤阿須加が熱演。シノノメ女子週末クラブの自分たちだけの世界に、まりが男を踏み入れさせたことで波紋が起きる。

加えて、オーディション<ミスiD 2019>でグランプリを獲得した中井友望が、篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか役として登場し、これまで数々の映画やドラマなどに出て日本映画に欠かせない存在となっている山田キヌヲが、パタンナー・酒井役を演じる。

監督は、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が国内外で高い評価を受けた新鋭・穐山茉由。同作は、穐山にとって初の長編商業映画作品となり、自身の持つ会社員と映画監督というダブルワークの経験をもとに、社会で働く女性たちの心理を独自の目線で鋭く柔らかくオリジナル脚本で描いている。

コメント

桜井玲香:
撮影期間は短くも、とても濃い時間でした。岡崎紗絵ちゃん、三戸なつめちゃんのお2人がとても素敵な方々でずっと笑っていた気がします。映像にもその様子が表れていて、観てくださった方にも伝わるんじゃないかと思います。映画初主演、ということでどうなることかと不安もありましたが、やはり周りの方々にたくさん支えていただき、みんなで一緒に作品を作れたことが不安より、楽しい記憶となりました。クラブのメンバーで夜中にスタンバイして東雲を見に行くシーンがあったのですが、とっても力強い光景で感動したことを今も鮮明に覚えています。この映画を観終えた時、フッと肩の力が抜けて楽になった……。みなさんにとってそんな作品になれば嬉しいです。

岡崎紗絵:
女子高生時代に戻ったかのような気持ちで、とても楽しく撮影していました。桜井玲香さん、三戸なつめさんとは、すぐに仲良くなれて、お2人ともとてもお話ししやすく、終始和やかな雰囲気の現場でした。過去の関係性から大人になった今の関係へ。変わったところもあれば、変わらずにいるところもあって、三者三様のキャラクターでみんな違うけれど、放送クラブでの繋がりが強くあったからこそ大人になっても一緒に関係を続けられるのだと思います。大人になった3人の関係性の変化は見どころです! 学生時代に心を巻き戻して青春に浸って観ていただければと思います。

三戸なつめ:
私は、カメラが好きでオタク気質な“アンディ”こと安東雅美を演じさせていただきました。アンディは常にワクワクすることを考えている子で、演じていてすごく楽しかったです! 3人での撮影期間はとても居心地がよくて、本当に学生に戻ったような懐かしい気持ちでした。見どころは3人が誰もいない学校で好き放題するところ(笑)。いけないことをしている時ってなんであんなにニヤニヤしちゃうんだろうってくらいみんな楽しそうなので、表情にも注目してみてほしいなと思います!

穐山茉由監督:
私自身、女子校出身なのですが、平和で力が抜けていて、世間知らずな女子校の独特な雰囲気を今になって愛しく思うことがあります。世間でイメージされがちな女同士のドロドロした戦いからはちょっと距離を置いて、大人になって漠然とした悩みの中にいる元放送クラブ3人の空気感を大切に描きました。主演の桜井さんの持つ真っ直ぐさと器用でいて不器用な人間らしさが、美玲というキャラクターに命を吹き込んでくれました。観てくれた方へ彼女たちの魅力が届きますように。

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