アプガ(2)[ライブレポート]夢のZepp Tokyoに向けた熱き想い「私たちは無限にどこまでも高いところに行けると思うんですよ!」
Pop'n'Roll 編集部
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アップアップガールズ(2)が、5月15日(土)に恵比寿LIQUIDROOMにてワンマンライブ<アップアップガールズ(2)みんなで踏み出すでっかい8歩〜2021に絶対立ちたいZepp Tokyo〜>を開催した。アプガ(2)は、年内にZepp Tokyoでのワンマンライブを目標に掲げ、現在奮闘中。その意気込みを見せるべく挑んだ今回のライブは、アプガ(2)の可愛い面にフィーチャーした<A side>、カッコいい面を見せる<B side>という1日2公演の構成で実施。鍛治島彩が作曲した「にきちゃんわんだーらんど」、ボカロPのルワンが手がけた「ハイライト」という2曲の新曲を初披露。また、高萩千夏と森永新菜がプロデュースの2着の新衣装を初お披露目するなど、初ものづくしのライブがくり広げられた。本記事では、<B side>公演のオフィシャルレポートをお届けする。
<アップアップガールズ(2)みんなで踏み出すでっかい8歩〜2021に絶対立ちたいZepp Tokyo〜B side>恵比寿LIQUIDROOM(2021年5月15日)
第2部の<B side。は、黒ベースの衣装のメンバー8人がステージに登場。ソリッドなダンスチューン「っていう初恋のお約束」でライブの幕を開ける。
情熱感のこもった「ガラスの純情」を歌唱し、つんく♂プロデュース楽曲「Be lonely together」をパフォーマンス。強烈なライティングでダイナミックなステージを見せていくアプガ(2)。<A side>とはガラッと雰囲気が異なる世界観で観客を圧倒していった。
新曲の「にきちゃんわんだーらんど」を披露すると、作曲した鍛治島が楽曲解説をしていく。“作詞はNOBEさんにしていただいたんですけど、歌詞の中にズッキュンとかお姫様とかオモチャ箱とか入っていてアプガ(2)っぽい内容になってるんです。いつもアプガ(2)は楽屋でわーってうるさいんですよ。それをそのまま曲にできたらなって思いで作らせていただきました。でも今日披露して、アプガ(2)と同じくみなさんもオモチャ箱だなって思いました。それくらいわーって盛り上がってくれたのがすごく嬉しかったです!”と感想を述べた。
すでにフルスロットル状態のアプガ(2)だが、クールな「かかって来なさい」、ハードなダンスチューン「エンジェル演じて20年」、サクライケンタが楽曲提供した「強がりライライライ」とカッコいよさを全開に出し、攻め立てる。
ユニットコーナーは、高萩、吉川茉優、鍛治島、森永の年上組が登場。吉川をフィーチャーした切ないラブソング「どしゃぶりのテラス席」をしっとり聴かせたかと思えば、からっぽペペロンチーノが手がけたエモーショナルなナンバー「雨に唄えば」では力強いパフォーマンスを展開した。
再びメンバー8人がステージに揃うと、「セメテセメテ」で感情を爆発させ、ドヤ顔で「ラッタンプイコ」をブチかます。大森靖子作の「し・て・る・も・ん」で笑顔を振りまくと、つんく♂プロデュース楽曲「全部⻘春!」を元気いっぱいに披露。会場はますますヒートアップしていった。
ここでのMCコーナーで、メンバーがライブの感想を述べていく。
新倉は、“私は17年間過ごしてきて、すごく夢中になったりハマるものが見つけられなくてちょっと迷っていた時期もあるんです。だけど、アプガ(2)に入ってこうしてみなさんの前に立つたびに、私はアイドルに夢中でアイドルにハマっていたんだっていつも気づかされます。今回、私たち全員で目標を掲げて今日のライブやってきましたが、私たちの全力のパワー、本気の想い、みなさんに受けとっていただけてたらいいなと思ってます。そして、私たちはここからも走ることをやめずに、さらに大きなステージに立ち続けられるように頑張ります。どうかみなさん、私たちを信じて、これからも一緒についてきてくれると嬉しいです!”と語った。
森永は、“私たちアプガ(2)は、夢のZepp Tokyoというステージに向けて全力で走ってます。今回タイトルに「でっかい8歩」とあるんですけど、今日一緒に楽しんでくれたみなさんの歩数を合わせたら、何十歩何百歩も前進できました。ホントにありがとうございます。そして、“8”を横にすると“∞”無限大になるんです。ということは、私たちは無限にどこまでも高いところに行けると思うんですよ! Zepp Tokyoというステージは、どんな状況であろうとも絶対変わらない夢です。一緒にみなさんがペンライトを振ってくれたり身体動かして楽しんでくれたこの幸せな空間を、私たちは絶対にZepp Tokyoに持っていきます! みなさんついてきてください!”と宣言し、観客はメンバーの熱い想いに大きな拍手で応えた。
ライブもラストスパートに入ると、新曲「ハイライト」を披露。そして、デビュー曲「二の足Dancing」で締めくくる。メンバー8人は燃えたぎる感情をマイクにぶつけ、ファンもペンライトや拳を突き上げる。会場は強烈な一体感に包まれ、大団円でライブは幕を降ろした。
<A side>、<B side>でまったく違ったライブを見せてくれたアプガ(2)。この2公演のライブで可愛さもカッコよさもしっかりと表現できるグループであることを証明した。この勢いのまま彼女たちは目標のZepp Tokyo実現に向けて走っていく。熱い想いのたぎるアプガ(2)の動向に注目したい。
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