劇場版ゴキゲン帝国Ω［ライブレポート］グループ創始者・白幡いちほ＆初期メンバー先斗ぺろ卒業！ そして、新章へ「君が私のことをアイドルと思ってくれたから、アイドルでいられました」
Pop'n'Roll 編集部
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劇場版ゴキゲン帝国Ωが、4月18日（日）にSHIBUYA CYCLONEにて＜劇場版ゴキゲン帝国Ω ワンマンライブ 白幡いちほ 先斗ぺろ 卒業スペシャル＞を開催した。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
＜劇場版ゴキゲン帝国Ω ワンマンライブ 白幡いちほ 先斗ぺろ 卒業スペシャル＞SHIBUYA CYCLONE（2021年4月18日）
2020年1月にグループ名を“劇場版ゴキゲン帝国Ω”に改名。リーダーの白幡いちほ、先斗ぺろ、星紫穂、ちんたくの4名で活動していたが、この日の公演をもってグループの創始者である白幡いちほとグループの初期メンバーである先斗ぺろが卒業に。
公演日の約1週間前に“まん延防止等重点措置”の適用が東京都に発表され、開催時間の変更やコロナ対策も厳重に取られる中、ライブを実施。
チケットは即完売し、激戦の中、来場したファンは、開演前にさまざまな想いでステージを見守っていた。
DJちんたくの“劇場版ゴキゲン帝国Ω！ 白幡いちほ、先斗ぺろのラストライブ！ お前ら盛り上がる準備はできてるか～？”という掛け声でライブはスタート。
1曲目から卒業ライブという寂しさを感じさせないゴキ帝の大人気曲「人の金で焼肉食べたい」で、一気に会場のボルテージも上がり、会場全体がゴキ帝ワールドに包まれていった。
3曲目には、2020年から続くコロナ時代を受けて制作された新曲「スパチャ♡センチュー‼」を披露。配信での活動が多くなったアイドルたちの心理を表した歌詞と、メンバーの星紫穂が振り付けしたフォーメーションダンスが印象的であった。卒業組の先斗が、歌詞のセリフを忘れそうになったところも、約5年間一緒に隣で活動してきた白幡が、すかさず顔芸でカバー。ゴキ帝らしいパフォーマンスでファンを魅了した。
続いて、シングル曲「行けたら行く」やショートアニメ『ケッケロケー』のエンディング曲「Summer☆panty」などの人気曲を歌唱。いつもと変わらない“ゴキゲンなライブ”に会場のファンもペンライトを突き上げて盛り上がっていった。
終盤の「I NEET YOU」では、“君が私のことをアイドルと思ってくれたから、アイドルでいられました！ ありがとう！”という白幡の言葉に配信を観ているファンも“ゴキ帝Ωありがとう”や“涙なしでは聴けない”などのコメントを残し、現場では涙するファンも。
先斗は、“ゴキ帝が始まって4年半、いろんな人が入ったり出ていったりしたけど、白幡いちほと一緒に駆け抜けてこれて、楽しかったです。いえーい！”と最後のMCで明るく気丈に振舞いながら、アンコール前のラストの曲「大切なお知らせ」では、“いつも応援してくれるみんなへ。今日で私は普通の女の子に戻ります”と歌うその目には、薄っすらと涙が浮かんでいた。
また、アンコール中の映像では重大発表も。グループ名が、劇場版ゴキゲン帝国Ωから劇場版ゴキゲン帝国∞（インフィニティ）に改名することに。
メンバーの星紫穂、ちんたくに加え、今年1月に研修生として加入していた2人も“果糖あや（かとうあや）”と“音鳴さなり（おとなりさなり）”という名前に変更。4人で新しいゴキ帝として活動することが発表された。
加えて、新曲「向こう風 bet mind」も初披露。歌詞には、“始まったばっかだけど いきなり大ピンチなの 研修終わってないよ 引き出し空っぽですが？”や“夢を見たあの日の私が 今度は誰かに与える番 躓いたって誰にも 見られないよりマシ”という今のゴキ帝∞の想いが詰められており、”新生ゴキ帝”として走り始める覚悟の感じられるパフォーマンスとなった。
劇場版ゴキゲン帝国∞のリーダーとなる星紫穂は、“私たち劇場版ゴキゲン帝国∞（インフィニティ）！ よろしくお願いします！ 卒業ライブを終えたばかりで、新しいこの新体制を受け入れる気持ちには、すぐになれないと思いますが、私たちはこのメンバーでゴキ帝をこれからもずっと続けて、みなさんにゴキゲンを与えられるように頑張ります。この先もずっと一生ゴキゲンしてください”と涙ながらに想いを語った。
最初からの最後まで“ファンを楽しませよう”という気持ちが溢れたゴキ帝らしい、白幡いちほと先斗ぺろの卒業ライブは幕を閉じた。
YouTube:劇場版ゴキゲン帝国Ωは終わります。そしてこれから∞
＜劇場版ゴキゲン帝国Ω ワンマンライブ 白幡いちほ 先斗ぺろ 卒業スペシャル＞＠SHIBUYA CYCLONE
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